鮎の殿堂 釣行記 ←夏の思い出はこちら
鮎は10月6日の長良川中央が結局最終釣行となり、その後は海へ行っています。
今年の伊勢湾は青物が多く、影響があるのか筏アオリもイマイチです。三吉丸さんでも筏の周りをツバスサイズからワラササイズまでがウロウロ。アオリは4回行って7杯。
そして今回は、前々から興味があったサーフでのルアー釣りに初挑戦です。
バレは減りました。
初めての釣りは、道具を揃えるところからワクワクしますね。しか~し!ここで言いたい。なぜルアー系の釣りは横文字が多いのか?
これがおっさんには馴染み難い。まず訳すところから始まるのでややこしい。
竿は分かりやすい。尺表示だから。硬さも鮎竿でも一昔前の「硬調」から「H」が多くなってきたので馴染める。リールもまあまあ最近分かるようになった。(未だに両軸リールとベイトリールの違いは分からんけど)
一番分かり難いのはルアーの種類。ミノー?プラグ?ペンシル?何が違うの?「シンキングミノーのナチュラル系、フリップ付きで1ozでシャローをリフト&フォールでバイトを誘えばヒットするよ」と言われても????ですわ。
鮎だったら「元気な天然おとりで、早瀬を引いいてみて。浮くようならオモリ付けてみて。」になる。分かりやすい!これを踏まえれば「小魚型の沈む地味系色でツバ付き、28グラムで浅場を浮かせたり沈めたりで喰わせてみて」・・・分かりやすい!
まあ理屈より実践だ!と言うことでフッシング遊で道具やおススメのルアーを適当に揃えて初サーフ。
11月10日日曜日、禁断の朝ビッグマックセット買って鈴鹿市内の磯山辺りへ。到着が6時半。釣り人たくさん居ますね。眺めながら朝食。もう少し早く来ていれば日の出が拝めた。皆さん暗いうちからやっているのかな?
さて初めての竿に糸を通します。エギングの竿と比べると随分ハードな感じ。胴長を持っていないので長靴で入れるところまで。30gの金属疑似餌を朝日に向かって投げてみる。ビューン!えらい飛んで行きますね!気分がいい。沖の段差(ブレイクラインと言うらしい)は軽々超えられる。浅いようでズルズル底を引きずってしまう感じ。浮かせようと思うと結構早く巻く事になる。こんなんでええのかいな?
一投ごとにポイントをずらして投げまくる。ごつい竿の割には感度は良くて、引っかかるミノムシやゴミでも抵抗を感じる。1時間ちょっとのころ、ゴミと違う感触が!生命反応だ!ゴミっぽく上がってきたのは舌ヒラメの稚魚でした。一応ヒラメ狙いなので幸先はイイ!と前向きに捉える。
しかしその後の反応は無く干潮近くの10:30、最後の一投げ!で根掛かり?動かないので仕方なく竿を真っ直ぐにしてローター掴んで引っ張ると動いた。ゴミかな?ドワーンと寄ってきた。ん?バルタン星人みたいにハサミを広げたワタリカニでした。がっちり口辺りに掛かっています。砂に潜られていたようですね。これは美味しくいただけるので持ち帰りです。
初サーフは予想通り本命出ませんでしたが、結構気持ちがいい釣りですね。次はもう少し軽い疑似餌を用意して挑んでみます。
さて、帰り道の白子漁港には鈴鹿漁協直営の「ととりん」が待ち構えています。釣り師にはありがたい?お店です。新鮮な前浜物をお値打ちで買えるので人気です。11時だと結構売り切れていますが、残っていた小さいヤリイカが盛られた260円のザルを2つ購入して帰りました。
お昼は早速ワタリカニをパスタにして美味しく頂きました!
竿:SHIMANO NESSA CI4+ S1102MMH
リール:SHIMANO ストラディック 4000XG
ライン:SHIMANO PE ピットブル8 1.0号
リーダー:シーガーエース 5号
ルアー:megabass MAKIPPA 30g 赤金 他
天気:晴れ 潮:大潮 (満潮04:35 干潮10:40)
※近所の方が、同じ日の日中三重県内で、ヒラメ2匹、80㎝級サワラ1本釣っていました!