昨年調子が良かった阿曽浦の裕丸(ひろまる)さんの筏は、1月、2月はイセエビ漁場などの関係もあり休業。3月1日がスタートです。年末に予約して、3月まで長いなあと思っていましたが、あっという間の2か月でした。この日は低気圧が近づくためだんだん荒れてきそうですが、暖かい曇天の凪で絶好のイカ日和。満員のお客さんを乗せて出発。波はないもののうねりがあります。筏周辺にはベイトが沢山。それを狙う小さいアオリも見えます。ロープ際には40p近い良型のグレが多数!これはアオリも釣れそうです。1投目、テトラ方向へ。付いてくるが小さい。反対の深いほうへ。着底を確認して大きくしゃくるとガツン!大きいアオリ特有の最初は根掛かりかと感じさせる手ごたえ。重量感たっぷりで上がってきました!ロックフィッシュならぬ「ロック」です。アユでもアオリでも「岩」を釣り上げると恥ずかしいですね!岩は筏に飾ってもう一度。生命感がない感じ。数投目、2杯付いています。使っていたエギはシマノエギザイル 3.5DEEP パープル/ケイムラですが、手を出しそうで出さない。サイトでエギを変え反応を見ます。“トビツキ”はアオリーQのマーブルサクラダイでした。もう廃版のようですが大好きなエギの一つです。沈下姿勢が良いようで、フリーフォールで威力を発揮!使うのは4号です。この日は結局このエギが良く、14杯中12杯を取りました。また、今までの感覚だと良型は底でガツンとくる場合が多かったのですが、この日は底(水深20m〜25m)では反応薄い。10m辺りが良く当たりました。フォールの途中でステイさせて5〜10秒待つとラインが横に走ったり、チョンと触ったり、ラインがふけたりする当たりを取って掛かりました。午後からはだんだんとうねりが強くなってきてベイトも見えなくなり反応が落ちたのでカワハギを少し狙いましたが無反応。2時半上がりにしました。釣果はアオリが14杯、コウイカが2杯でした。もっと厳しいかな、と思っていたので上出来です。ほかの筏でもよく上がっていたので裕丸さんのHPでご確認ください。1投げで5杯付いてくるときもあってアオリは多いようですよ。

最近の釣行でよく思うのが、エギの特性です。今回のアオリーQやダイワのフォールはフリーフォール時に良く乗る。シマノのエギザイルはテンションフォール時に良く乗ります。エギの姿勢は重要なようですね。また、シマノ、ダイワは齧られるとすぐにボロボロになりますが、アオリーQはとても強いです。


裕丸さん(駐車場&船乗り場)
 
各筏にアジ用いけすがあるので、アオリもそこに入れておけます。 本日の釣果。キロアップ出ません。食べ頃サイズばかり。でも面白かったです。
もう廃版のアオリーQマーブルサクラダイ4.0号です。沈下姿勢が絶妙。

 南伊勢町 阿曽浦 03月01日

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
沖の筏F、G 14匹 エメラルダス -- -- PE0.6 フロロ1.0-100cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
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