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 16日は中スポ杯をじっくり観戦。なにかレベルアップした気になって後半戦です。中スポ観戦後一旦帰宅して17日は奥様の僕です。熊野三山へ御朱印集めの旅です。道中の熊野川では濁りもあり釣り人の姿を見ることが有りませんでした。

 休暇8日目、18日再び郡上へ。朝から強い雨です。雨宿りできる和合橋上流の高速橋下に駐車して開始するが、早々に雷です。川の中でも高速橋下に移動して暫く様子見。雷が収まってから左岸の流れを探っていくが、相当竿が入っているらしくかなり渋い。際どい流れもきっちりさらえられている感じで、意外に岸際で良型が掛かったりした。お昼になると人気のトロ場に並んでいた釣り人が一斉に上がったので入ってみた。朝からの雨で薄っすら濁りも入り少しずつ水位も上がってきていた状況で、その方たちより一歩前へ出て探ってみるとまっ黄色の良型が好反応を示す。この日は24匹。数の割には楽しかったイメージです。3時過ぎには水位も結構上がり早めに上がった。
 9日目、19日は夜半にも結構降っていたので無理かな、と諦めていたが、長良川は少しの濁りと川幅が広いところでは15~20㎝高程度。寒さも感じずやるしかない!安全に広く探れそうなウインドパーク前に右岸から入ってみる。以前にもここでは高水で良い反応を得られたことがある。右岸からだとポイントが足元からなので立ちこまなくても探りやすいのです。平水なら泳がせで探るような平瀬でいきなり連発スタート!しかし出水で鮎が動いたと言うよりも単なる竿抜けだった、と言う感じでどこでも掛かるわけではなかった。9時から13時まで19匹。水位もぐんぐん下がってきたので午後は西河橋へ。橋上流のトロ瀬は水高く良い感じだったが追いは少ない。下流でポツポツ程度。午後は期待に程遠い8匹で終る。この日は計27匹
 10日目、20日はピンチヒッターで初参加予定だったダイワチームバトルが中止となり、翌日の郡上杯下見選手の混雑を避けてエリア外、和合橋下流へ。左岸に停めて探ってみる。水位は平水近く最高に見えたが朝は渋く1時間ほどおとり変わらずで移動しようかな、と思った頃にやっと掛かる。右岸に渡って沈床ブロック際を攻めたりしてやっと午前中8匹。しかし徐々に良くなってきた感じがしたので午後にやり直しをしてみる。午前中トロ瀬を右岸から見て分かったが、平らに見える流れにも馬の背、掛け上がりがあって石色が良いところも有った。そのポイントを攻めていくと活性が上がったのか黄色い鮎がバンバン追うようになってきた。待って掛かる感じではなく、居るところに行けば掛かる感じ。北山川でやるオモリ1号を付けて立ち位置から真下におとりを送り込み、ベタ竿で扇状に引き上げて自分の正面まで来たら少し下がって同じ操作を繰り返す釣り方をやってみた。この釣り方だと広く探れる。トロ瀬のように石が分かり難いポイントでは有効です。これが効いて良く掛かり午後は25匹。FWでこの釣り方がし易かったのは意外でした。
 11日目、いよいよ最終日!21日は郡上杯に参加、予選敗退で前日と同じ場所へ。もう一度、扇状に探る釣りを試してみたかったので行ってみた。前日よりかなりシビアになっていて、釣り人も多く、思うようには動けなかったが、全然丁寧ではないこの釣り方でポツポツ拾うことはできた。3時までやって10匹。最終日はちょっと早めに切り上げて帰りました。
 さて、長いと思っていた休暇も始まってみればあっという間!連休中ほぼお日様が出ることがなく、雨も多かったですが、竿が出せない日が1日も無かったのは長良川のおかげです。普段なら2日間の釣りでもクタクタで、10日間もあれば早仕舞いや休漁もあるかな、と思っていたのですが、体調体力はすこぶる良く、連日しっかり楽しめました。夜は余った時間で何しよう?と考えていたのに、洗濯(人生で初めてコインランドリーを使った!)や買い物、料理でまったく時間の余裕なし。夜も9時頃には疲れてダウン。健康的な?生活を送りました。
 仕掛けや針はストックを使って、現場で作ることはありませんでした。今年の新製品Mステージも何度か使いましたが、増水して草なんかが一回絡むと、その後にあっけなく切れてしまうことがありました。良い鮎を掛けてドンブリ喰らうと漁師生活中は損失がデカイ!ドンブリ一杯千円くらいにつきますからね。漁師には向かない糸ですな。針は在庫で有った一角やイニシアブロンズを結構使いました。今回一角をメインに使用してみて、改めて良い針だな、と感じ、帰ってから早速巻いているところです。売値も安いですしね。

 期間中は雨模様で釣り人も少なかったので、もっと釣らないといけませんでしたね。郡上に逗留してみて分かったことですが、平日の釣行では場所移動の立ち回りが重要な気がします。人気河川の郡上では、誰かが触った後だな、と判断すればさっさと移動ですね。土日で混雑するときなら移動もままらならいので、ある程度粘って釣らないといけませんが、どこでもやり放題なのに粘る理由はない。1箇所で数を揃えようと考えることに無理がある。
 そして今回は水位も毎日変化し、パターンを掴むのが難しかった。傾向としては、竿が入っていない高水からの引き水サラ場よりも水が増えた時に活性が上がる場面が多かった。北山川でも毎日の発電ダム放水で水位が上がってくると活性が上がる。引き水の方がチャンスだと考えていたが、夜雨が降って少し増えたようなときがチャンスだと考え直したほうが良いのかも。危険が及ばない程度の増水途中は狙い目です。あと大和エリアでの印象ですが、ある程度数が見込めるのがタンクになるトロから始まる瀬肩ですね。瀬肩でもなるべく水深があるほうが良いですね。次が瀬尻かなぁ。長い瀬の中間なんかはかなりシビアだなと感じました。
 今回釣れた鮎は全て漁協へ卸しました。郡上漁協では今シーズンから活きが良い鮎は「生」として買い取ってくれます。翌日まで大きな水槽で活かしておいて、お昼頃に〆て豊洲へ出荷するそうです。出荷すると伝票をもらい、2営業日以降に現金を頂けます。買取り金額は相場で変動します。郡上漁協の場合のサイズは特大が100g以上大が80~100g未満、中が60~80g小が40~60gビリが20~40g、20g以下や腹掛かりなどが格外となっています。おとりがだいたい50g程度なので、おとりサイズだと小になりますね。今回の釣行では活魚出荷で高値で中が500円、小が300円、安値が同400円と240円でした。ビリは〆扱いとなりキロ当たり2,600~3,600円でした。高値が付いたのは1日雨降りで釣り人が少なかった11日です。出荷が少ないときにいい鮎を沢山釣れば稼げる!という単純明快な世界です。郡上では他にも漁協指定の買取り場や、なじみの料理屋さんへ持ち込む釣り人も多くいます。この仕組みが機能するからこそ、郡上周辺の釣り師はレベルが高くなるのでしょう。鮎の値打ちが他の河川とは少し違いますね。
 さて収支ですが、休暇中に卸した伝票が7枚で収入が48,565円(後半の分はまだ現金化していないので、安値をベースに換算)
支出が
 おとり代     6,000円
 入川券      3,000円(馬瀬川の分・郡上は年券)
 大会参加費    5,500円(馬瀬川と郡上杯)
 温泉代      4,800円
 コインランドリー 1,600円
 ガソリン代    15,952円(高速代含まず)
 食費       18,471円
 支出合計   55,323円!(これ以外にも経費としては仕掛けや針などの消耗品費が掛かっています。)
 収支はマイナス6,758円!
 収支を見れば何が赤字の元かは一目瞭然!エンゲル係数が高すぎるっ!釣っても釣ってもビールカロリーで消える!今回の休暇前は、食事は納豆と豆腐とサラダ、晩酌は家から持ち出した黒霧島でストイックな生活を送り、毎日川の中を動き回り、休暇終わりには見違えるほどげっそりとダイエットにも成功!・・・とイメージしていたのですよ。で、外食も今回は封印して基本はスーパーで食材調達。でも大和のPia、白鳥や郡上のバローへ行くとなぜか買い物籠にはビールにおつまみ、揚げ物に炭水化物、インスタントラーメンにデザートまで!会計のたびに3,000円超えで自分でビックリしているのだからダメですね。それで飲んで喰ったら眠くてすぐに爆睡。新弟子検査受けるなら理想的過ぎる生活です。
 10日間漁師生活の結論!・・・・・・・・漁師には不向き!
でもね、大会2試合の経費(8,500円)は別と考えればプラス収支です!というか、10日間も遊ばせてもらってほとんど出費が無い!という遊びはないですよね?毎日丸一日川に浸かって好きな鮎釣り三昧、夜は温泉、そして好きなものを飲んで喰って経費ゼロ!こんな遊びが成り立つのは長良川とごく一部の河川だけではないでしょうか。支出はほとんど郡上市内ですので、地域還元も少なからずできています。こんな楽しい遊びをもっと若い人たちにも知ってほしいですね。東北や北陸、九州への遠征も良いですが、この夏休みには郡上へどうぞ!(「生」での買取りは期間があるそうです。それが終ると買取り金額も下がると思われます。)
腕を上げて1日あと10匹多く釣れるようになればかなり稼げる!かも?
 
18日、後半戦のスタートは和合橋上流、高速橋下流から。左岸側の流れを探ったが、増水で鮎が入れ替わった感じは全く無く、たたかれた後のような感触でした。 朝方は雷がひどかったので、高速橋下でやっていました。雨もひどかった。
左岸側の筋を探っていくと小ぶりですがこんな鮎も!腹まで黄色い。今年の郡上鮎はこんなだから、すぐに釣られてしまいますね。 左の鮎が掛かった流れ。全体的には渋い。
雨がひどくて徐々に増水してゴミも流れてきたので、人気の橋上トロが無人に!やってみるしかない。少し立ち込んで探ると答えが出た。 ここのトロの鮎は楽してたらふく食べているのでこんなんですわ。
いつもは朝から夕方まで動かない常連さんが多いのでなかなか入れないポイントです。人良いがあるのもうなずけるなぁ。 橋下流のトロでもひんぱんに竿が曲がっていたのでどんなポイントなのか見に行った。川底の様子が分かり難い。後日再調査だな。
19日は前日の雨で20~30㎝高くなっていた。濁りはほとんど無くて釣りは可能。川幅が広い所は+20程度なので、ウインドパーク前に入ってみた。ここは増水時は右岸側が良いです。堰堤から少し下がったところで開始。いきなり連発した。 釣り上がって人気の堰堤下まできたが、結構水深があって狙いたいところに行けない。
普段ならヒザ下くらいの流れで良く掛かった。サイズは和合橋辺りと比べるとやや小さい。 この辺も良かった。右岸側は自分だけ!やり放題!この後徐々に下がって岩盤瀬も探ったが、高水で攻めきれず。脇ではチビしか掛からなかった。
ウインドパーク前から和合橋へ移動。水位がぐんぐん下がってきたのでいいかも?と思い来てみたが。橋上流トロは釣り荒れ感あり。橋下流でポツポツ程度だった。 もやがかかって幻想的な長良川。
ここから20日。西河橋下流を右岸から探ってみたが午前中は渋かった。沈床ブロック際際を探ったりしてポツポツの掛かり。 18日に見に来た和合橋すぐ下流のトロを中州から探ってみた。ポツポツ掛かったがあまり大きくは無かった。
この辺りの立ち位置で、おとりを真下に送り込み、掃うように探っていく。おもりは1~1.5号。あらゆるポイントにおとりを斜めに通す感じ。 少なからず残っている黄色い鮎が掛かる。
これは郡上杯予選の立ち位置です。お宮さん下の瀬落ち開きを右岸から。 郡上杯予選落ち後に和合橋下流で3時間、10匹だった。漁師生活最後に1匹特大が釣れた。
漁協で換金した伝票です。漁師生活中一番売上げが多かった12日のものです。値段は安値の日ですね。48匹持ち込んで生での買取が38匹、残り10匹はビリと弱った鮎で〆扱いです。10匹でも持ち込めばおとり代や飯代にはなりますね。60匹くらい釣って半分卸し半分お土産が理想かも!

   7月 18日~21日 郡上で漁師生活!後半 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
釣行ポイント 下記 シマノ競FW H2.6 9.0
2019モデル 標準穂先
エステル0.8-4m
タックルインジャパン
PE06チチワジョイント 色々0.04~7号-5m ナイロン0.4-20㎝
東レ将鱗
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-23cm 15cm 色々-4本 フロロ1.0
オーナー
2号
ガマカツクッキリ
6.0mm
オーナーチタンチューブ
おもり0.5~1.5