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 昨年の今頃は岐阜も被害が出るほどの豪雨でしたね。大増水、大渇水、極端になっていくばかり。便利快適の代償は大きいですね。さて釣果は大爆釣にはなりませんが、それを夢見ての長良川郡上引き水釣行です。K藤名人との釣行時はワクワクして夜中1時半に目覚めましたが、この日は3時、それでも早いですね(笑)。岐阜羽島ICに割引きが効く4時前に乗れそうでしたが経費節減下道走行で向かいます。郡上の吉野家で朝食をがっつり・・・あ、24時間営業やってない!24時間開いていて当たり前が崩れていく。そりゃ昔は夜は閉まっていて当たり前でしたからね。価値観の変化って大きいですね。
 さて長良川の水加減はどうでしょう。五町の瀬から見て行きます。汚い藻みたいなのは流されて綺麗な川です。浅場はコケもない。大きな石はしっかり残っています。入った場所は和合橋下流の通称ハンバーグ屋前です。先週斉藤師匠が高水の中、50匹以上掛けたポイント。師匠にレクチャーを受けていざ出陣!
 先行の方が下流へ入られたので、上から探ってみることにします。以前は中州がありましたが無くなっています。面影は少しあるのでその辺りを遡上し橋からの浅トロが変化しだす辺りに立ち位置を決める。結構水深があって遡上だけで汗だく!小石はアカ飛び。大きな石は茶色い。とりあえず茶色い石でできたヨレに入れてみる。底に入った、スパ〜ン!といい当たりで掛かった。開始5秒です。まだ黄色くないですが完全な追い鮎で背掛かりばっちりでした。同じようなポイントは周辺に無数にある。自分が立っているところも。期待しますよね〜。ピンピンおとりをまずは同じ場所へ。スカ。縦に探る。スカ。ん?おかしいな。最初の1匹は何だったんだ?「同じような」ポイントを探るも追加なし。最初のポイント選びが神がかっていただけ?謎です。
 仕方なく沖へ出る。おもりを打って我慢しているとやっと掛かった。おとりが良くなるとまた簡単に掛かった!プチッ!高切れ。Mステージが切れた。たぶん傷があったのでしょう。高いドンブリを喰った。おとりが弱くなると攻めにくい。おしりくらいの水深で結構流れも速いので落ち着かない。下りながら探っていく。今シーズン初めての立ち込み釣り。時に胸まで水が来る。朝の汗が冷えて寒い。縦波が出ている瀬に来てやっとドカ〜ン!寒い中立ち込んで頑張った甲斐があった。そのあたりでパラパラ掛かるが、師匠が先週よく掛かったと言う平瀬は反応薄い。
 なんとなく傾向が掴めてきたのでもう一度今のコースを洗いなおす。スタート位置を少し上流にして再チャレンジ。さっきより一歩前でがんばると掛かりました。左岸側も良い流れなのですがこっちが掛からん。今までは左岸側本命筋でしたが。
 くたくたになって昼休憩。体が暖かいラーメンを欲していましたが、健康診断前の無駄なダイエット食を選んでしまい、よく冷えたサラダとぶっかけもずくとノンアルビールで頭と体を冷やす。アイスマンになって午後は冷静な判断が出来るでしょう。
 移動を考えていましたが、下流の方が帰り支度。瀬落ちはやっていなかったので入ってみました。こっちの方が石色が良いな。流れが太いので白くなっているかと思いましたが意外です。これは良いかも。冷静な判断です。いました。まっ黄色の郡上鮎が!おとりが入れば一発です。目印がフワッと一瞬軽くなり次の瞬間下流へまっすぐに消える!スパーンッ!て感じの痛快な当たり!かと思えば、トンッ!と小さな当たり。ケラレたか?と竿に聞くとビューンっと沖へ突っ走る獰猛鮎!たまらんわ。しかしここでもドンブリ。デカおとりにデカ掛かり鮎。千円は飛んだな。ツケ糸チチワ結び目で切れていました。根掛かりで引っ張ると切れる部分で、仕掛け全体で一番弱い部分です。バランス的にベストの位置です。自分の悪い癖ですが、抜く前に表層でためてしまう。竿を起こすのが早いのは良いと思いますが、流れが強い瀬では表層まできたら一気に抜かないとダメですよね。表層は流れが速いのだから、そこで堪えていたらトラブル発生しますよね。掛かったら底でしっかり溜めてから竿を起こす、浮かすから抜くは速攻で。根尾川大会でも貴重な1匹を失敗した原因です。体に覚え込まさないと。
 その後深瀬では飛びつきを拾って終わり、先行者がやっていた辺りを立ち込んで探るが飛びつきは居らず、小型。また戻って残り鮎を丁寧に探り追加。夕方は午前中ダメだった上の瀬肩付近を納得いかないのでもう一度。白い鮎1匹だけ。ドンブリ2回、ツルッと1匹逃がして残りは30匹でした。大もおるな、と思っていましたが、中が9匹、小が17匹、残りはビリでした。
さて、今回の郡上の感触ですが、掛かった良い鮎は30日の増水前から残っていた感じがします。竿を入れやすい流れは釣られていて居なかった。大和エリアも先週から良くなっていましたが、1番鮎を獲ってしまうとまた少し厳しいかもしれませんね。廻りでは浅いポイントで小型が掛かっていたようです。シーズン初のセミの声も聞きましたので梅雨明け期待ですね!
 
ハンバーグ屋前全景 上流向き 前は中州がありましたが、今は有りません。浅くはなっています。 同左下流向き いい瀬が有ります。
朝一、瞬殺で掛かった。これはえらいことになるのか!冷たい水でしぼんだ○○ことは裏腹に期待に膨らむ。 1匹目が掛かった立ち位置。右よりのちょっとした石ヨレで掛かった。大きな石だけコケがある感じ。
1匹目で期待するが後が続かず沖へ出る。右岸際で掛かった。 左岸向きも探るが何か違う感じ。気配が薄い。
右岸筋を探りながら下る。大きめの石が多い流れになるとええのが掛かりだした。 こんな感じの縦波に良型が居た。腰まで立ち込んでいるのでかなりツライ!
右岸に届きそうなところまで頑張って立ちこむと反応が良かった。 おぉ〜!エエ鮎です。ドッカ〜ン!ときます。
右岸より瀬が平瀬になる辺りは反応が薄かった。 午前中、右岸寄り2往復目。さらにもう一歩前へ出て探る。掛かるが単発。入れ掛かりにはならない。
ズドド〜ン!と楽しませてくれた鮎。この日の鮎は香りが素晴らしかった。さぞかしウマイだろう! 掛かるのはこんな流れだけ。寒くてしんどい釣り。
左岸筋の棚尻。ここは絶対だろう?と思うポイントで反応なし。居ません。 ガチャガチャした瀬も反応なし。この立ち位置で1匹だけ。
午後は下流に居た方が帰られたので入ってみた。流芯狙いが奏功して楽しい時間が訪れた。 竿抜けポイントの鮎は簡単に掛かる。おとりが入れば一発!目印が縦に一旦上流側へ!次の瞬間下流へ消える!強烈な当たり!
水深1mほどの深瀬です。大きな石が点在して大好物の流れです。流れが強くおとりを入れにくそうに感じますが、石が大きいので養殖おとりでも小型おとりでも底に簡単に落ち着きます。ぜひ試してみてください。 郡上鮎!最高です。
郡上鮎!うまそうです! 左上の瀬落ちから開いてくるところ。水深がある流れではいい感じで掛かった。時に胸まで立ちこみました。
トンッ!小さい当たりで、ん?掛かったの?と竿に聞くとギュィーン!と向こう側へ突っ走る獰猛な鮎。好きです。肩の盛り上がりがスゴイ!かなり鍛えているな。 シュパーン!と追って来る理想的な鮎!

   7月 3日 長良川郡上釣行 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
ハンバーグ屋前 30匹 シマノ競FW H2.6 9.0
2019モデル 標準穂先
エステル0.8−4m
タックルンジャパン
無し
PE編込チチワ接続
Mステージ0.05号-5m
メタコンポ0.05号-5m
ナイロン0.4-20p
東レ将鱗ツケ糸
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-23cm
シーガー筏チヌ
15cm イニシア7.25号-4本
全6.5、7.0号-4本
フロロ1.0、1.2
オーナーザイト
2号
ガマカツくっきり
6.0mm
オーナーチタンチューブ
おもり0.8、1号