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 大内山川大会にエントリーしていたが、今年の大内山川は遡上も遅れていて超厳しいらしい。釣れない大会ほど辛いことはないので、少なからず釣れるだろう根尾川大会に変更した。大会開催は大変な努力と準備が必要だと思います。申し込んでおいて不参加は申し訳ない。大内山大会関係者の皆さま、すみません。
 さて根尾川へ出向き、当日受付を済ます。予選は2ブロックでAが谷汲山大橋下流エリア、Bが岐礼というポイントで、自分はBの24番。後ろに3名ほどの番号。岐礼は久しぶりです。ほぼ釣行無しのポイント。おとり配布場所が瀬で、下流は瀬落ちからの開き、上流は広いトロから二つに分かれたザラ瀬がある。配布場所前はいい瀬だが石は白い。上流二つの流れの右岸側が人気で、そこへは入れない。川を切って右岸側を見てポイントを決めよう。
 あと5mで向こう岸、というところまで来たら鮎が走るのが見えた!岸際5mは石色良くはないが、コケはある。後ずさりして狙いをそこに絞る。7:30開始。反応は薄いが、おとりはたまに動くのでやはり鮎は居るようだが、追う感じではない。馴染ませて掛かるのをひたすら待つ。おとりが底に張り付かないよう常にテンションを与える感じで待つ。30分経過頃、ビビビッと掛かり流される。慎重に取り込む。小型だが綺麗な鮎。これで遊び鮎に馴染みやすくなるぞ!期待して送り出す。さすがに良く動く。が、一向に掛からない。予選時間半分以上経過し1匹のみ。ただ全体にかなり厳しく、1匹でも予選通過の可能性が高い。あと1匹を求めて動く。
 良さそうに見えた上流右岸側の流れは全滅だった様子。上流トロからの変化を見に行く。石色はまあまあ。鮎は廻っているようだが、今居るかは不明。一流しするが無反応。少し下流の瀬を探っている選手が1匹掛けるのを見たので見に行くと、手前の浅い流れで鮎が走る。石色も良い。ここに居たのか!他の選手が歩き回っていたところ。温存していた2匹目の養殖をここで使う。手前から送りだすとギャギャン!と掛かった。掛かりどころは良くない!抜きにかかり空中で落ちた!あちゃ〜!これは痛い!針を変えてもう一度。またすぐ掛かった!今度は背掛かり!抜きにかかったらまた落ちた!あちゃちゃ〜!焦って針を変えたせいかハリス止めからすっぽ抜けていた!三度目の正直でようやく取り込めた。その後そこで2匹追加で検量。込み6でトップでした。込み3で通過。釣果があったのが6名だけと厳しい予選でした。

 さて決勝です。この大会はもう一度入川順抽選です。21名中の11番目。狙いは瀬!中州左岸から瀬を狙いたかったが、先行者が多かったので右岸へ渡る。瀬尻で開始してみる。決勝前に見た左岸より色が悪い。瀬の中で待つ。15分ほどで掛かった。16pほどのまっ黄色の鮎。これは掛かるぞ!アドレナリンが出てくる。前のめりになり瀬を攻めていく!ここでズッコ−ン!とイメージするが応答がない。一度だけ底バレがあっただけ。移動。
 上の棚を釣っていた選手は3匹掛けたそうだ。その方の上にもう1人、その上、瀬落ちは空いている。根掛かりアウトの白泡渦巻く流れ。引きたおした天然おとりを白泡下にねじ込む。落ち着かないが竿先に全神経を集中して留めて待つ。ドッカ〜ン!よっしゃ!掛かった!竿を絞る!3,2,1ロケット発射!んがぁ〜!しかし居ることは分かった。針を一角7.5号3本から全7号4本に変えて白泡下に横から滑り込ませると手前で掛かった!17pほどのいい鮎。白泡下攻めのアイテムを手に入れた!気配ムンムンのポイントを前にビンビンの天然おとり!テッテレー!パワーアップ!おとりが流れの下に入り、楽に留まるところで待てば追われ感、前アタリからのド〜ン!で掛かる。おもしれぇ!
 50pずつポイントをずらすようなイメージで丁寧に攻めるとそのポイントは応えてくれた。追い鮎ではない鮎も掛かり、「勝てる」パターンかと感じた。しかし下の選手(結構高齢の方)が良く掛ける。漁協の色あせた帽子、首には手ぬぐい。オールドファッション、かなりの玄人か?掛かると10mほど下って取り込み、対岸のギャラリーやこっちを見てニッと白い歯を見せる。竿とタモを掲げ、立ち位置まで軽快に戻ってくる。捲くれるか?しかし残り10分が掛けられなかった。玄人は掛けた!その1匹が明暗を分けることになった。結果、自分は込み15匹、その方が16匹で優勝でした。同数なら早掛けに持ち込めただけに悔しい。お昼にいただいたおにぎりが2個だったので最後10分失速した。3個だったらイケタかも?
 この大会、参加費4千円で、入川券代、おにぎり付、抽選会も全員に何かしら当たります。来年は高額鮎竿3本も出すとか。第1回から3回まで出場し、久しぶりの参加でしたが験のいい大会です。また来年頑張るぞ!

 大会終えて反省点など
(予選)良く我慢して1匹目を掛けた。冷静に野鮎が居る場所を見つけられた。ハリスは二重止めにすること。
(決勝)始めに入った瀬尻で、いい天然おとりが手に入ったことで攻め方が雑になり待てなかった。あと2匹は拾えたはずだ。(後に入った選手は掛けていた)上の選手(優勝者)との間に微妙なサラ場を残してしまい、そこで終盤数匹掛けられた。あと3m攻めておけ!
 最後10分、おとりがややイメージ通りに馴染まなかったが、おとり交換を怠った。中スポ行ける可能性は十二分にあっただけにクヤシイ〜!予選と決勝では違う川のような攻め方をメリハリ付けてできたことは良かったと思う。

 今シーズン新調したシマノ競FW2.6(9m)2019年モデルは自分の手には良く合ってる。今までの競FWでは少し頭が固く(シビアな感じ)てテンションゼロ部分をキープしにくい(引きすぎの場合が多かった)と感じていてソリッド穂先を使用していた。新しい競FWは穂先が少し軟らかくなり、穂先を支える2番が少し硬くなったようで、自分好みのやや先調子で柔軟な穂先となり、ついつい引き過ぎだったおとり操作が、ゼロをキープ出来る時間が長く出来るようになったと感じている。今回の決勝では瀬の縦波の下にある緩流帯におとりを留めることが竿のおかげか容易だったのでそれがハマッた結果です。あとは北山川みたいな底流れも速い川でも同じように使えるかが気になる。この竿はおススメです。
 
予選ポイント 川通しして岸を歩きながらポイントを探そうと思ったら、岸手前で走る鮎を見た。後ずさりしてそこで粘り、1匹掛けた。 予選開始時下流側。いい棚があり、先行者がなければおそらくそこに入っただろう。
予選開始時立ち位置反対側がおとり配布場所。いい瀬が走っているが白かった。 上流トロからの変化を少し探るが掛けられない。鮎は居るようだ。
瀬頭の選手が掛けたのでどんなところか見に行ったら、手前の浅いところで鮎が走ったので、おとりを入れると一発!2匹連続でバラシた後、3匹取り込めた。 決勝開始時立ち位置。石色イマイチだったが、1匹目がまっ黄色でこれはイケル!と色めき立ったが、それっきり。
決勝開始時正面。良い流れです。 決勝後半はここ。一番大きな白泡の下を狙った。ドーンと掛かったが、痛恨の身切れ。針を変えてから調子が出た。この辺りで12匹掛かる。
試合後のアイス振る舞い。美味しかった。 少しふてくされています。名人に撮影してもらいました。

   6月 23日 第12回根尾川あゆ釣り大会参戦 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
岐礼・漁協前 4+13匹 シマノ競FW H2.6 9.0
2019モデル 標準穂先
エステル0.8−4m
タックルインジャパン
無し メタコンポ0.04号-5m ナイロン0.3-15p
東レ将鱗
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-22cm 15cm 一角7.5-3本
全7.0--4本
フロロ1.0、1.2
オーナー
2号
ガマカツクッキリ
6.0mm
オーナーチタンチューブ
無し