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 土日仕事で月、火お休み。天気も回復傾向で釣行河川選びに悩む幸せ。ですが今年はどこも良くありませんね。前回竿抜けを探せば楽しめた安曇川広瀬へ向かいます。高速を使わないので平日釣行では経費節減効果が大きい。
川へ着くと前回より水位は場所により10〜20p高、薄っすら濁りがあり、股下程度の流れになると川底の様子が不明。厳しい感じに見えます。
 前回一番魚影を感じた「チェーン」のポイントで傾向を確認する。流芯脇に入れて暫くするとブルブルッと掛かった。15p程の白い鮎。それを流芯へ入れてみるが追いなし。ポイントを戻すと群れているようで2匹目も同じように掛かる。またそれを白泡下に入れてみる。シュシュッと掛かった!ほれ居った!ビリビリ〜。13pです。流芯向こうの護岸沿いに入れる。ピリピリ〜!さらにサイズダウン。きっちり流芯は攻められませんでしたが、明らかに前回とは違う。少し下流も触ってみたが追いなし。2時間で4匹。移動します。
 水が増えて鮎も動いたかも。上流に堰堤がある「長尾」のポイントへ。餌釣りの方が居ますがこの日はイマイチの様子。餌からコケに変わったんちゃう?ポジティブに考えて挑む。堰堤下の瀬落ちを探る。下流より濁りがあって底の様子が分からない。大岩が流れを分けたところに入れるとこの日初めての追いを感じ、ギュン!黄色いエエのが掛かった。付近で4匹掛かったが、黄色いのは3匹目まで。4匹目は白い小型。同じような流れを探ってみるが追いなし。パターンが見えない。
 階段前の平瀬へ。石がびっしりと入ったいい流れです。跳ね鮎も確認。ですが全く追わない。瀬は白っぽくコケが無い感じ。ここも2時間4匹。
 午後は「運河」というポイントへ行ってみた。両台橋から続く広い浅いチャラから泥岩盤がらみの瀬、棚、短い瀬からトロと続きます。棚には先行者アリ。たまにしか掛からないけどサイズは良いとのこと。狙ったのは棚下の短い瀬。一番と思える流れをしつこく探るがスカスカ。向こう側の泥岩盤がらみの流れに入るとガツーン!前回釣行と同じ当たり。竿抜けだったのか周辺で良い感じで掛かったが、また4匹で終わり。上の瀬へ行ってみる。強い流れに入れてみるが期待する反応なし。
 シマノJC巴川、大会委員長の役目を終えて榎本師匠がやってきた。「誰が勝ちましたか?」・・・「知らんぞ。」・・・いつもこうです。レディースだけは詳しく教えてくれます。3時頃から掛からなかった瀬をもう一度探る。ここぞというポイントで待つ。待つ。ひたすら待つ。掛かった!おとりが変わると3連発。しかしそれで終わり。4時で終了。15匹と厳しい一日でした。
 朽木の温泉は秋空のように空気が澄んでいて山が綺麗でした。食料調達して師匠と安曇川広瀬ホテルへ。川と満月とホタルに癒されました。ところで鮎は月齢には無関係なのですかね?気圧は関係すると聞いたことがありますが。
 さて冷え込んだ翌朝。濁りも取れて天気も良さそう。毎度のことですが期待します。河原朝食をしっかり頂き、朽木まで日券とおとり、昼食調達へ。さてポイント探しです。上流から見ながら下る。いい瀬がありました。広いトロからの1本瀬。100mほどの瀬を上から下までじっくり観察。水深ケツ程度の速い流れは流芯は白く、ヘチだけコケあり。石は大きめ。色はイマイチ。瀬尻は駆け上がりになり石色よし。ここでやろうか。思案するが、ついさっき川見回り途中の鮎太郎さん(広瀬鮎塾ブログの)が言っていた「運河」がいいかも?の言葉が蘇る。前日の午後入ったところですが、上の瀬は触っていない。そっちにしよう。
 「運河」へ。広がった浅トロチャラが変化しだすところからやってみる。一番流れが速くなって吸い込まれていくところから。一等地で追い無し。一等地脇の入れにくい流れに。ゴン!居った!残って居るところは数匹居ます。4匹掛けて1匹ロケット、1匹バラシ。おとり確保で泥岩盤の複雑な瀬を探る。瀬脇でポロポロ、白泡でポツポツ。白泡下で掛かればでかい。しかし瀬は絶対数が少ない。昨日掛かったところまで下って探る。自分がしつこくやったポイントはスカスカ。当たり前か。少しずらして昨日掛けられなかった流れに入れてひたすら待つ!ギュゥーン!狙い通り。昨日他の方がしつこくやっていた棚尻をチェック。小型だが良い追いが連発した。やっと上向きか?期待するが叶わないのが今年の広瀬。
 お昼休憩後は朝やった周辺の浅い流れをチェックする。待たないと掛からない。同じ場所では数出ない。「待ち」と「動き」が必要な難しい釣り。でも2日目後半にしてやっとパターンが少し分かって拾っていけた。4時半まで頑張って29匹でした。前回と比べてケラレ、バレが多く苦労しました。針は結局細軸の刻が良かったようです。
 数は出ませんでしたが、厳しいなりに考えて釣ることができたので満足度はまあまあの釣行となりました。待つことで今までなら掛けられなかった鮎が釣れた気がしています。今年の新しいFWにしてからゼロオバセの状態が保ちやすくなりました。その状態をキープして待つイメージの精度が上がった気がします。どんどん使い込んで精度を上げたいです。
 釣りを終って榎本師匠に報告。師匠は11時までタコで、その後動いた先が、朝自分が入ろうか迷った瀬でした。そこで8割良型で20匹ほど掛けたそうです!やっぱり狙い目だったのか。石色があまり良い感じに見えなかった流芯ヘチで掛かったそうです。放流魚主体の場合は石色が当てにならないことが結構ありますね。怪しいと思ったらやってみる!が基本ですね。
 次回釣行は23日の大内山川名人杯にエントリーしてありますが、250名程度申込があるらしい。お楽しみ抽選会目当ての参加なので確率が下がると意欲も下がる。大会はいつも厳しいですが、今年の大内山は想像を超えた厳しさらしいです。群れを狙わない大内山メインの釣友が、最高釣果11匹が1回でそれ以外は一桁釣果らしい。天然遡上も居るらしいですが、まだまだ小さく対象外の様子です。予想では込み4匹で予選クリアか?とか。
 延期で参加可能になった根尾川の大会に鞍替えしようか迷っています。こっちも厳しそうですが。
 
朝一、前回一番魚影を感じたポイントで様子伺い。白い鮎4匹だけ。前回の責め方は通用しない。さて困った。 チェーンの瀬肩。石色は良いのでやってみたが、追いはない。
同じくチェーンの瀬肩。ここも良い感じに見えるが不発。ここは2時間で4匹 最上流部の「長尾」にきてみた。濁りが上流ほどきつい。堰堤下でやってみた。
長尾ではこの石の手前側でのみ4匹掛かった。 長尾の階段前。良い石がびっしり入っている一番好きな流れ。追いはなかった。
「運河」というポイントに来てみた。一番下の棚です。石色は良い感じ。 同左上流向き。水深がある流れ。
掛かる場所は限定的で、竿抜けだったようだ。白泡付近とその向こう側でのみ掛かった。 ここで掛かったのは居付きの良い鮎です。
棚上の瀬も少し触ったが翔られなかった。濁りでいまいち川の様子がつかめず。 瀬落ちも探るが、石があるのかないのか分からない。掛けられず。
2日目は濁りも取れてすっきり。「運河」の瀬肩からやってみる。ここで掛からなければ厳しいだろうと思う。やっぱり厳しく、竿抜け1箇所で4匹掛かり2匹バラシ。 瀬も探っていく。泥岩盤の際で少し掛かった。
黄色い岩盤は泥なので滑ります。軟らかいので注意。これに挟まった石には鮎が付く。 左画像ポイントで掛かった良型。たまにしか居ない。
こんな良いポイントでも散発。絶対数が少なく感じた。 昨日やった瀬の上、棚尻を静かに探ってみると良い感じで掛かりだしたが、長くは続かなかった。
午後は両台橋から続く長い浅いトロからの瀬にかかる変化を探ってみる。 丁寧に待って待ってやっと掛かる。せいぜい1箇所で2〜3匹。広く探らないと出会わないし、待たないと掛からない。難しい釣り。
朝は掛けられず納得できなかった瀬肩を夕方もう一度攻めなおす。この日のパターン「待つ」で我慢していると掛かった。納得して納竿。 2日目は29匹。前回釣行と違い、バラシやケラレが多かった。色々針を変えてみたが、細軸の刻が良かった感じだが、気付くのが遅かった。

   6月 17日、18日 安曇川広瀬釣行 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
チェーン・長尾・運河 15匹
29匹
シマノ競FW H2.6 9.0 フロロ0.8−4m 無し メタコンポ0.04号-5m ナイロン0.3-15p
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-22cm 0cm イニシア7.25号、6.75号-4本
全・刻6.5、7.0号-4本
フロロ1.0 2号 6.0mm 無し