延期になっていた馬瀬川下流漁協鮎釣り大会に参戦です。土曜日は会社のお客様イベントでした。鈴鹿の白子漁港で魚のつかみ取りを行うのですが、子供も大人も逃げる魚を捕まえるのに必死です。人間の狩猟本能は間違いなく残っていますね。これを如何に釣りに向けるか？難しい課題ですね。 　さて3時起床で向かいます。下道で5時半にはR41号の馬瀬川入口コンビニ到着できます。郡上とほぼ同じ距離です。 今回はシードを頂いているので予選見学、決勝エリアを見ておけばOK。これは楽チンです。予選Aエリアのおとり配布をお手伝いしてから決勝エリアの確認です。14日の下見の感触から瀬は釣れないイメージしかない。考えていたのは深瀬かチャラ瀬。ポイントへのアクセスも確認、ヤブ道を行くと、うっ！とぐろ巻いてる銭形模様！マムシでした。ヤブに入るときは必ずタイツとタビに着替えてからにしていますが、それでも踏まなくて良かった。各ポイントを見て廻ると下見時には多くの鮎が見えたチャラに鮎が見えない。下見をしていない淵への流れ込みが良い色に見える。3日ほど前に一度増水し、それ以降竿も入っていない感じ。ここに決定。 　予選Aブロック検量のお手伝いに行きます。まだ1時間半も有るのに前日益田川の大会で優勝し、中スポ切符を手に入れたNさんが上がってきました。余裕です。ブロックトップは小寺名人でした。斉藤師匠もCブロックで予選通過。Cブロックの東橋から見ると、鮎がいっぱい！決勝広瀬橋とはえらい違いでした。そこでのトップがダイワの山本名人で21匹！Bブロックでもトップ18匹と良く釣れていました。 　シードは弁当付き。カップヌードルまで付けてもらって腹いっぱい、やる気十分。12時45分1番スタートで決勝開始です。目指す上流の堰堤下の瀬が落ち込むポイントへ。ポイントが見えた！が〜ん！一般釣り客の方が！それはプランになかった。ここが運命の分かれ道、すぐ上には好きな瀬があるのですが、そそられず。 　更に上流の吊り橋上チャラ瀬に勝負をかけるかすれば良かったものの、その方の下流に声をかけて入らせてもらったのです。深瀬で掛かるなら数が出るかも、と期待したのです。おとりを深みに入れてみると明らかに反応がある。追われている感じではないが気配はある。15分ほど粘るが掛からない。するとその先行者のおじいさんが、「もう止めるで、ここでやってみ」と場所を空けてくれました。「こんだけ釣れたよ」と釣果まで見せてくれます。良い鮎が７〜８匹。それを見て抜かれたな、と判断すればいいものを、掛かるんだ！と考えて粘ってしまう。1時間以上費やして1匹だけ。 　そそられなかった上の瀬では小寺名人が瀬の小さいポイントで確実に掛けていました。後でお聞きするとそこで4匹掛けて移動され、移動先で1匹追加し、また戻って3匹追加したそうです。自分がそこを狙っても同じように掛けられたとは思いませんが、すぐ近くにチャンスはあった、と言うことですね。 　残り45分、さすがに移動を決意し上流へ。チャラ周辺には何人かの選手が。掛かっているのでしょう。しまった。最後はなんとか瀬で掛けようと探りました。やっと掛かった！タモを抜いて構えた！ギラギラ？エビか。吊り橋にギャラリーが居たので、ああ、恥ずかしいとタモを引っ込め、エビを直そうと上げると、掛かってるやん！ダンゴになっていたのでした。そこでポチャン。なんとも情けない。まったく試合を作れない情けない結果でした。 　優勝は一番近くに居た小寺名人。郡上杯に続く勝利です。同数2位は山本名人。おとり配布前の開いた流れを管理泳がせで釣っての準優勝。他の選手では掛けられない鮎を掛けての結果は高い技術の証明でしかありませんね。 反省点は多いですが、一番の反省は中途半端な下見ですね。するならしっかり、しないなら全くなし！ 反省会を行うため、斉藤師匠と郡上大和へ移動します。

座っている方は一般釣り客の方。そこへ入ろうと上がってきたのですが、広瀬橋から上流ただ1人の釣り人がまさかのピンポイントでいました！ 仕方ないのでその方の下のこんなところ。底見えませんが雰囲気はある。 一般の方が帰られたのでそこへ！でも結果は・・・