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 9日休みの予定でしたが、また台風の影響が出そうです。急遽休みを変更して北山川日帰り釣行です。
前回の台風12号による増水後、中流部の室谷から玉置口辺りが釣れているとのことで、ウズウズしていましたが、大会等で7月はなかなか行く機会がない北山川です。
 浪花おとりさんで5千円の年券とピチピチおとり購入。本流の様子を伺うと、十津川との合流点以降も今年は濁りが比較的少なく、石も見えているとのこと。「おとり1匹あげるから本流でやってみて!」、よし、調査です。
 入りやすい和気の赤木川合流点上です。以前は定番の人気ポイントでしたが、ダム濁りが酷くなって以降は鮎が付かなくなってしまいました。良石もしっかり入っている最高のポイントなんですが、もったいないですね。
さて、垢は付いていますが、跳ね鮎がいない。石も曇っています。30分探りますが、全く反応が無い。気配も無い。ボウズハゼも少ない感じ。やっぱりまだダメですね。このまま濁りが薄い状態が続けば期待できそうですが、さてどうなるでしょうか。
 北山川へ上がります。まずは九重ポイントから。
好きなトロ瀬は減水で底石がスッポンポン!見えすぎて釣り難そう。一流しして反応がないので、上の瀬まで行って流してきますが、石が小さく鮎が付いていないようで反応無し。トロ瀬まで戻ると鮎が少し見えたので、その辺りでなんとか3匹掛けてここは終了。もう9時前です。3時間費やしてまだ3匹!こりゃいかん。やっぱり掛かっていると噂のエリアへ行くべきか。向かう道中、竹筒ポイントにはお1人しか居ません。一応チェックしよう。
 瀬肩ががら空き。車を置いた前でおとりを出してみると意外に簡単に掛かった!予想外。しかし続きません。マグレだったの?左岸へ渡る。ここは右岸側がだんだんと深く早くなる流れですが、左岸に立って、水の色が青緑っぽく変わる筋でのみ掛かりました。筋を変えて3往復してみましたが、他は掛からない。12時まで頑張って10匹。
 お昼休みにビールを飲みたいので、次のポイント選択が重要です。夕方まで動けなくなりますからね。で、定番の瀞流荘前へ。釣れないのか瀬肩に3名で瀬はがら空き。夏は川漁師さんに状況報告。「瀬を1歩前へ立ち込んで流芯を探りなさい。すれば掛かりますよ!」とのアドバイス。12時を廻るときっちり名物の爆風です。昼飯食べて2時まで昼寝。爆風は止みませんがアドバイスどおりにやってみましょう。
おもり2号が欲しいですが、1.5号までした持っていなかったので1.5号で流心へねじ込みます。風で竿が大きく曲がっていますが、おとりは底に入ってなんとか留まっている気配。それを維持できればギュギュギューン!って掛かります。吸盤野郎、ボウズハゼもアタックしてくるのがうっとうしいですが、おとりが底に入りさえすれば待つ。すると掛かる。車を水際に停めていたので分かったのですが、3時頃にはここへ到着時より10p増水していました。するとスイッチオンで、黄色い鮎猛追です。入れ掛かりもあって楽しめました。爆風は12時〜3時がピークで、それ以降徐々に間が空いてきます。夕方でも風は強いですが、間が長くなるので釣り易くなって来ます。ここで16匹釣れました。合計29匹。連日多くの釣り人が入っているポイントですが、鮎が多いのでしょうね。
 さて今シーズンの北山川ですが、中流エリアは鮎が多いようですが、下流はどうかな?という段階です。瀞流荘前でもきつい流れの中に鮎が多く居ました。竹筒ではやや緩いところで掛かったので、瀞流荘前と同じような攻め方をしていればもっと掛かったのかもしれません。
 今回のタックルですが、竿はラシュラン。これはほんと、風に強いです。そしてパワーがある。北山川鮎の強い引きでも竿がしっかり受け止めてくれて負けません。今回、掛かって溜めているときの身切れなし、どんぶりなし、根掛かり放流なしでした。ピンピンの剛竿より軟らかい竿が北山に合っている。「柔よく剛を制す」ですね。仕掛けはメタマグナムに付け糸なしの鼻管仕掛け糸フロロ1号80pの熊野バージョンです。常時おもりでもトラブル少ない。
 そして竿を曲げまくっていてもおとりは意外に付いて来るのだな、と気が付きました。強い瀬の攻め方が少しだけ分かったような気がします。
 
熊野川本流調査です。和気の赤木川合流点上です。垢は付いていますが、あまり食んでいませんでした。濁りは薄いのでこの状態が続けばお盆以降釣れる様になるかな?期待したいですね。 三和大橋を望む。ダム濁りがひどくなる前はいい釣り場で、楽しませてもらいましたが。その後はずっと良くなりません。
九重の瀬です。良石少なく今の時期はまだ早い感じがしました。 九重の岸壁前トロ。鮎は見えますが多くは無い。多く見えたところで3匹のみ。18p1匹と15p2匹。
ダム放水が少ないとこんなにキレイな北山川。このような渇水だと正面の岸壁前まで行けますが、ここは随時落石があるので、絶対に近寄ったらダメです。この日も一抱えあるような岩が跳ねて15m先に落ちてきました。 鮎が多く見えたので写してみましたが、なかなか鮎は写りませんね。石が小さいですが、こんなところでも良く掛かるときがあります。
竹筒ポイント左岸へ渡る。ここは石がしっかり入っていて好ポイントです。どこでも掛かりそうでしたが、甘くは無い。 上流向き。瀬落ち、開きよりも、平瀬〜瀬肩にかけてが釣れる場所です。
キレイな鮎です。そしてパワフル。この日のレギュラーサイズですね。18〜20pが多かった。 前日は多くの釣り人だったらしい。そのせいもあるのか一部の筋だけ掛かった。
竹筒貸切。気持ちイイ! ジェット船が通ればいい鮎掛かる!
午後から銀座ポイント、瀞流荘前右岸へ来ました。12時を廻るときっちり北山名物の山せ爆風です。川面にうさぎ(白波)が飛ぶ!
ラシュラン威力発揮です。
爆風でもそれ以上の当たりで竿を曲げてくれる北山の鮎。最高です。
ここは連日釣り人が入っていますが、それでも釣れますね。確かに良い石がしっかり入っていて、最高の流れです。潜って見た方が、鮎だらけ!と言っていたそうです。 爆風で、これくらい竿が曲がっていてもおとりはしっかり泳いでいます。掛かるとここからグイーンと更に曲げこんでくれます。

   8月 5日 北山川釣行 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
和気・九重・竹筒
瀞流荘前
29匹 シマノラシュラン H2.6 8.8 フロロ0.8−4m 無し メタマグナム0.06号-5m 無し
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-80cm 20cm 全6.5、7.0号-4本 フロロ1.2 タックルインJ2号 オーナー7.5mm おもり1〜1.5号常用