※ポイントはリンク先Google Mapのマイマップで確認できます。見たい日付のチェックボックスにチェックを入れてください。
 郡上で釣る、白鳥温泉に浸かる、キッチントットで旨い魚を食らうの郡上満喫コースへ行きたかったのですが増水が落ち着いておらず、断念。Facebookでは今年好調な日置川は、台風の影響が出ておらず釣果も出ている。北山川もダム放水が減って出来そうでしたが、前々から行ってみたかった日置川へ走ることにしました。
 3時の目覚ましでしたが2時半に目が覚めたので出発。西名阪で天理から無料の京奈和道路を利用して和歌山で阪和道に入り、上富田で降りたら日置川まではすぐです。京奈和道路が、未開通は橿原の一部だけになって早朝なら渋滞無く快適でした。高速代も松原経由より随分お徳です。おとり店まで260kmほど、3時間半でした。
 森のお宿でおとりと券を購入、えびね温泉前、高瀬を勧められます。どうも初めての人にはこの辺りが入りやすく釣果も安定しているので勧めるようです。「勧める」「釣り人多い」「誰かが釣る」「釣れた情報」「勧める」というサイクルですね。アオリイカで「ピンクエギが良い」「皆が使う」「使う人が多いから釣果も増える」「ピンクエギは釣れる!」と同じ理屈ですね。情報化社会、その情報を如何に分析判断するかが大漁に結びつきます。が、失敗もありますが。(どちらかといえばそっちが多いかも)
 ぞくぞくとやってくる釣り人、おなじみさんが多いようです。亀山から毎週通う方も!そして日置川の主、楠本名人も登場です。情報を聞いて素直に?高瀬、ワルゴケエリアへ。車で河原へアプローチできるので楽、ポイントが広い。人気なのは分かります。上下見に行って、降り口前は意外に人が入っていないことも多いのでそこへ。そこがワルゴケというポイントでした。楠本名人もやってきて高瀬方面へ消えていきました。
 川相や水色は南紀の川らしく古座川などに似た感じです。上流にダムがあり、薄っすら濁りがあります。河原はとても広いですが水量は古座川と同じくらい。勾配が緩くやさしい川相です。
 掛かる鮎は小さいと聞いていたので、複合0.04に針は残っていた楔6号、3本錨をチョイスして静かに送り出す。鮎は見えるので掛かりそうな雰囲気です。ギュイン!掛かった!意外に良いサイズだぞ?いきなり身切れです。海産天然、ベタ流れで引きは強い。針を刻7号に変えて仕切りなおし。雰囲気ではもっと掛かりそうでしたが苦労しておとりを変える。天然おとりに期待しますが爆発なくポロポロです。竿が入っていないポイントでは5匹前後続きますが、範囲は狭い。11時頃まで18匹でした。戻ってきた名人は28匹、小さいといいながらサイズも良いですやん!
 午後、状況が変わるかと同じ場所を攻めてみますが、その気配なし。1時間ほどで2匹しか掛けられず移動します。少し下流の水マクリというポイントです。道路から杉木立を降りるのでしんどい。瀬肩に1人、上のほうに1人、かなり下流のトロに3名ほど。瀬肩の方に声を掛けて瀬に入らせてもらいます。入れ掛かりとまではいきませんが良い感じで掛かります。
 今回は今シーズン調子が良かったFW+ソリッドで反応を大切にする釣り方をおさらいする感じ。ザラ瀬でとどまるポイントを探して少し待つような釣りをしていました。泳がせポイントが多い日置川ですが、基本は引き釣りで通しました。そして初日は加藤名人の釣りを真似て4Bのチビオモリを常用して早く動かすことを意識して。いい瀬でしたが、サラ場感は無く、拾っていく釣り。夕方、瀬肩の釣り人が立っていた辺りを反対から攻めると少し入れ掛かりもあって楽しめました。ここでは20匹、合計40匹で初の日置川を終えました。動き方、釣り方次第ではもっと釣れた感触があり、北山川への移動をやめて明日もここでやってみることにして、温泉と食事に河口へ下りました。道中下流にも良いポイントが有りますね。下流はどうなんだろうか。
 42号まで出て少し走ればスーパーや温泉、道の駅があります。リヴァージュという温泉は良いお湯でした。夜は真っ暗なワルゴケの河原で!良く寝られました。

 さて日置川の朝です。とりあえず朝練。ワルゴケで昨日反応が多いのに掛けられなかった瀬肩をおさらい。丁寧に釣ればポツポツ掛かる。おさらいは5匹。
 さて今日は日置川探索です。地元のI名人にポイントのアドバイスをいただき、つり人社の「和歌山鮎釣り大明解MAP 」を片手にポイント移動。ますは久木橋下流の瀬へ。昨日午後見に来たときは一人居ましたが、瀬をやっている感じではなかったので狙ってみました。駐車場所からアプローチは少し遠い。好物のザラ瀬。反応を見ながら攻め手行く。左岸ヘチのなんでもないようなヨレで連発、本命ザラ瀬では底の掘れた筋で反応が多い。掛かるポイントではパラパラッと掛かり止る、次を探す、の繰り返しです。11時までの2時間ほどで21匹と良い感じで釣れました。
 やはり竿があまり入っていないところは釣れる!次は下りながら探しますが、どこの瀬も人だらけ。最下流部に近い田野井のプール前ポイントへ降ります。小場所で竿抜け感が漂っていましたが、流芯は砂利が動いたようで白っぽい。左岸ヘチの垢がしっかりあるところを探ると黄色い鮎が追って来る。石が細かいので小さいかと思ったら良いのも混じる。しかし小場所なのですぐに終わる。ここで8匹。
 再び上流へ戻り口ヶ谷橋へ。さっきより人が減っていました。橋下流のタナ、トロ瀬に入ります。上に電線が有ります。高圧線の下はどこでも良いポイント!という自分の都市伝説があるのでそこにしました。さっきまで釣り人が居たのに居なくなっているということはそれほど掛からなかったのでしょう。当たり前のところは攻められているはずなので、最初から真ん中に立って左岸際狙いです。テトラやヤナギから50cmを狙うイメージです。筋を外さないようにまっすぐ引き上げるとギューンを目印を消しこむ鋭い当たりでまっ黄色の鮎が掛かります。快感!そんな鮎なので同じ場所では掛かりません。縦に探るポイントはすぐに終わり。橋上を見に行くと瀬肩にいっぱい鮎が見えます。黄色い鮎もグリグリやっています。ここも石が小さいですが、鮎は大きい。2日間最大もここで掛かった。3時半までここで11匹、名残惜しいですが帰り道中長いので終わりにします。2日目は4箇所廻って45匹でした。夕方ゴールデンタイムを釣っていれば・・・楽しみは次回に残しておきます。また来るぞ!日置川でした。
 
やってきました日置川!和歌山らしい川相です。景色は素晴らしい! この日は連休明けにもかかわらず大賑わいでした。上流が人気の「高瀬」ポイントです。
ここの石はこんな感じ。少しダム濁りがありますが、水質は良いですね。 朝一、ここを狙う。掛かったが、想定以上のサイズで身切れ。小さいと聞いていたので針を楔6号3本錨にしたのが間違い。その後は刻7号で釣った。
このサイズが多かった。午前中は楠本名人が高瀬周辺で28匹、自分はワルゴケで18匹、さずがは日置川の主!泳がせが有利だそうです。 昼一2匹しか追加できずワルゴケの下流に位置する「水マクリ」に移動。
この瀬でいい感じで掛かった。 良型も掛かります。
夕方、さっきまで他の方が左岸から釣っていたポイントを右岸から探ると入れ掛かりに! 水マクリ上流を望む左岸側の杉木立から降りるので面倒です。
夕方入れ掛かりの鮎。いかにも海産天然。きれいですね。この鮎もそうですが、2日間とも口掛かりがとても多かった。理由は何でしょう? 日置川の主、楠本名人、大漁です。混雑する高瀬で71匹!
2日目はI名人に教えてもらったポイントを転戦した。朝一ワルゴケで5匹釣った後、久木橋下流へ。ここもアプローチが悪いので釣り荒れていないだろうという判断です。 いい瀬ですね。掛かる場所では数匹続きます。終わったらまたポイントを探していく感じです。
石はびっしりです。浅いところ、深いところ、石が小さいところ、大きいところ、掛かる場所は様々です。先入観を捨てて探る。 よく引く鮎です。
全面ポイントに見えます。底の変化がポイントになっている場合が多いですね。平坦に見えて結構複雑な流れです。 最下流部に位置する田野井のプール前ポイントです。巨大な倒木の前で釣った。ここはやや垢が飛んでいて、左岸際でのみ掛かった。予想外に良いサイズです。
4箇所目は口ヶ谷橋下流へ。さっき通ったときは満員御礼でしたが、空いていたので入ってみた。人がやった後なので左岸際を最初から狙うと、まっ黄色が掛かった。 当たり強烈!目印を消しこんでくれました。
口ヶ谷橋です。 柳の下から飛びついてくる鮎。
やめられませんな〜! 橋上流は石が細かいが縄張り鮎がしっかり居ます。泳がせ派なら面白いかも!
石が細かいポイントでも鮎のサイズには関係なし。この日最大もここで掛かった。 2日間の釣果です。聞いていたよりサイズが良くて十分楽しめました。ちょっと遠いですが、来てよかった!

   9月 19日、20日 日置川 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
各所 40匹
45匹
シマノ競FW H2.6 9.0
ソリッド穂先
フロロ0.8−4m 無し メタコンポ0.04号-5m ナイロン0.4-20cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-23cm 0cm 刻7.0号-4本 フロロ1.2 2号 6.0mm 無し