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 今シーズンは長良川の釣行が多いです。郡上へは平日高速利用だと片道3000円以上掛かるのでもったいない。前夜出て下道で。R23が激混みで4時間掛かって白鳥に到着。めだか釣具さん横の道の駅でビール1本飲んで就寝です。郡上で迎える朝はすがすがしい。めだかさんでおとり調達。ちょうど知り合いのU村さんとPさんも出撃準備中でした。さてどこへ行こうか。
 白鳥エリアにしようと決めていましたが場所未定。とりあえずしもから見て廻ります。中津屋橋から川を見る。トロでは網入れしています。橋直下は鮎は見えるが石色はイマイチ。大島橋はどうか。ここも鮎は多く見えるが、石色はイマイチ。旧大島吊り橋には先行者が。やな場はやな工事中で重機が入っている。奥美濃大橋下流はどうか。瀬の石色が最高!ここだな。あ、U村さんとPさんが入川準備中。先を越されました。違う場所を探そうと思いましたが、U村さんたちが一緒にやろうよ!と言ってくれたのでお邪魔することに。
 お二人が瀬の中間に入られたので、奥美濃大橋直下から始めることに。最近のセオリー、手前から丁寧に。速攻で掛かった。ビリですが。2匹目もすぐ。ビリですが。3匹目やっとおとりサイズ。これを使って攻めて行く。ヘチでも浅いところはダメ、水深があれば掛かる。足元も水深があれば掛かる。比較的石が大きいので、石の横を通すようにすると反応がいい感じ。流れに良く馴染んで横に動くときも高反応。
 9時頃になってパターンが分かってきて良く掛かるようになる。自分の範囲を釣り下ってもう一度攻めなおしてもまた掛かる。11時まで37匹。8割方天然遡上鮎って感じの16〜18cmでまっ黄色の鮎ばかり。たまにいつもの郡上鮎20cmくらいが掛かります。U村さんもほぼ同数。
 午後は場所を入れ替わって瀬の中間から下流をやってみます。瀬の中で引き過ぎないように注意して探っていく。まあよく掛かる。それもまっ黄色ばかり。石の横からおとりが出てくると飛びついてくる感じなのでおとりをどんどん動かしていくと高反応をキープできました。瀬が落ちた平瀬はU村さんがさらった後で反応が悪い。石こすりでポロポロ。その下流、右岸護岸に寄った深瀬は石色が悪い。やはり当たりも遠い。
 U村さんたちが3時過ぎに上がられたので瀬をおとりの通し方を変えながら再度攻めてみる。この日は釣り返しが効く!午後は50匹、計87匹も釣れました。泳がせ上飛ばしで釣ったのは2匹だけ。あとは全部引き釣り。
 こんな条件のいい日、いい場所に当たることはめったに無いので、後から考えれば、朝、もっと早いピッチで攻めてパターンを掴み、昼飯抜きくらいの根性出して釣っていれば夢の「長良で束釣り」も叶ったかも。
 しかし贅沢を言ってはいけませんね。郡上でこんな良い釣りができるのは自身初めてです。天然遡上の力強さを実感した1日でした。沢山釣れたのでメダカさんに報告。活かしておくのがヤバそうだったので卸しました。
 夜は「しろとり美人の湯」でさっぱりして、白鳥町内の「大和屋」で名代カツ丼750円で満腹、めだかさんのお隣「道の駅 清流の里しろとり」で車中泊です。郡上で車中泊といえば大和の道の駅が定番ですが、ここには魚がめっちゃ旨い居酒屋「キッチントット」もあるし、〆のラーメン屋さんまであります。トイレも今年は新しくなって快適です。スーパー、コンビニも近いし、鮎を買い取ってくれる「だるまや」さんも近いし結構便利ですね。めだかさんでおとり買う、たくさん釣る、だるまやさんへ卸す、温泉に浸かる、トットで呑む、〆のラーメンを喰う、太るのフルコースが可能です。夕べは国道を走るトラックの音が気になったので奥のほうに駐車したら良く寝られました。
 翌日。放射冷却で寒いくらいの朝です。この日は三重から好条件戦隊ご一行様がやってきます。2名は郡上初体験。場所は車横付けの白鳥橋上流へ。カラッとした上天気です。皆期待でパンパンになって川へ。自分は入ったことが無い赤瀬橋の上流まで行って釣り下ってみることに。
 昨日のポイントを思い出して復習してみる。上下に堰堤がある瀬で、石色がきれいなところで掛かった。同じようなところは無いかな?赤瀬橋上流の瀬肩に立ってみた。朝日で石色が分かり難いが、ヘチは綺麗。しかしなんとなく昨日とは違う。案の定掛からず。パラダイスを探さねば。
 上に見える鉄橋近くまで行ってみた。少し上には堰堤みたいなのがあり、遡上鮎はここで一旦ストップ?その下の瀬となれば期待値アップ!しかし石色悪い。なぜ昨日の瀬には一杯いて、この瀬には居ないのか。分かりません。ここなら絶対、という瀬尻の落ち口肩へおとりを入れても無反応。こりゃダメだ。
 吊り下げては落とし込む感じで下がりながら探っていき、トロ入口付近でやっと掛かった。おとりが変わったら4連発したので、いいおとりを持ってもう一度瀬をチェックするが石色は正直で掛からない。トロのなかに石が出た変化の辺りは石色がいい。昨日のように石をこすると掛かった。ここで暫く楽しめた。所々チェックしながらお昼に戻る。途中はほとんど釣れなかった。
 午前中21匹。午後はコンビニウラから探ってみるが掛かる気配なし。石色はいい感じに見えるが。囲炉裏さくらの下の瀬もチェックするが無反応。広い瀬を探っていこう。昨日からよく効く石の横をこすり上げる(石裏ヨレにいるおとりを石の横から石頭に無理やり引き上げる感じ)で探っていくと掛かる。その釣りたてを流れに入れるとさっきまで掛からなかったのが掛かる。ちょっと調子付くがリズムを崩すと釣れなくなる。
 赤瀬橋下流のよさげな平瀬は1日組グループが張り付いていて触れない。橋直下からの少し荒い瀬が空いていた。さっきまでその辺りに居た釣り人は下がって平瀬を立て竿気味で釣っていたので、竿寝かさないとおとりが通らないようなところを狙うとビンゴ!で良いのが掛かる。流芯に立って左岸際にもおとりを入れると簡単に掛かる。居れば一発、分かりやすい鮎です。午後は29匹でした。
 計50匹なので十分な釣果ですが、前日が強烈過ぎて感覚がマヒ。モノ足りん!贅沢ですね。人の欲は留まることがない。
 さて2日間白鳥エリアでやってみて、1日目の感じからするとどこでも追いが激しいのかと考えましたが、やはり人が多い所ではそう簡単にはいきませんでした。初日のポイントはあまり竿が入っていなかったのでしょう。それでも同日、加藤名人は74匹、椿名人は62匹と釣っている。鮎はめちゃくちゃ多いので、どこで釣るか、よりもどうやって釣るかということですね。自分はおとりを動かしまくるのですが、まだまだ雑なのでしょう。今度二人の釣りをじっくり見せてとお願いしよう!
 
めだかさんがいつも川の状況をUPしてくれている写真を撮るのがこの橋です。その下流へ入った。石はピカピカ。ここから開始してみます。3秒で掛かった! 川幅はあまり広くありません。左岸側に分流があります。200mほど続く長い瀬です。
午前中はパターンを探りながらの釣り。9時頃には分かってきた。そうするとペースが上がる。 平均このサイズです。16〜18cmの天然遡上鮎らしききれいな鮎が掛かりました。放流鮎はこれほど黄色くありませんが大きかった。
石をこすって探るとほぼ良型が掛かった。 瀬の終盤、生コンの下あたり。この白泡は掛かったが、ここから下の堰堤トロまではイマイチでした。居るには居るが、石色も良くなかった。
ほれぼれ。郡上は最盛期突入! おとりの黄色がさめないうちにまた黄色い鮎が掛かる。しあわせ。
右岸から、左岸から丁寧に細かく探った。おとりは頻繁に動かす。 当たり、引き、泳ぎ、色すべて最高の天然鮎。これがバンバン掛かる至福の時間でした。
めだかさんで釣果報告。午前中、パターンを掴むまでの2時間が惜しかった。
2日目朝のポイント。白鳥橋上に車を置いてここまで歩いてきた。始めてはいるポイントで分からない。朝のうちは日差しで石色も見えにくく苦労した。ここで開始するも掛けられず。 鉄道ファンの鮎師なら喜ぶポイント。ここらへんは石色悪い。掛からん!絶対と思えるポイントで無反応だったので早々に見切る。
昨日とは感じが違う。石色悪い。 ここでやっとおとりが変わった。変わるとポロポロ掛かったが、昨日の掛かり方とは違う。ここではないな。
赤瀬橋上流で一番掛かったところ。トロの始まりあたり。ここは石色が良かった。上へ泳がせると良型が掛かった。 左岸ヘチはまっくろ。手前が良い。
午後探ってみた、いろりさくらの下の瀬。無反応!石色イマイチ! 開いた瀬を細かく攻めると掛かり出した。石横をこするように釣った。
赤瀬橋のすぐ下流ポイント。よさそうなトロ瀬は朝から動かないグループがいて探れず。上の瀬を探ったが、当たり前のところでは掛からず、きついところや左岸際でしか掛からなかった。 沈床ブロックの上でも掛かります。
左岸のほれた筋を探れば一発で良型でした。でも釣れば終わり。

   8月 1日、2日 長良川郡上釣行 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
奥美濃大橋下流
赤瀬橋〜白鳥橋
87匹
50匹
シマノ競FW H2.6 9.0
ソリッド穂先
フロロ0.8-4m 無し メタコンポ0.05-5m ナイロン0.4-20cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-25cm 0cm 全6.5、7.0号-4本 フロロ1.0、1.2 2号 オーナーチタン6.5mm なし