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馬瀬川下流漁協鮎釣り大会は2011年に出場して予選敗退、そのとき以来の参戦です。今回も斉藤師匠が出場するということと、前日白川の大会出場なので近いし、それになんと言っても中スポ杯出場権がありますからね!それで出てみることにしました。 ジャパンカップ白川大会がスライドして被ってしまい、出場者は例年より少ないようです。予選は4ブロックに分けて行われ、自分は最下流のDブロック。そしてここでもおとり配布最後尾!配布順に関してはもう何も感じなくなってきました。ここは温泉施設がある道の駅で、昨晩車中泊したところです。そのときに川は見ていませんが、斉藤師匠が昨年の予選はこの場所だった、流れがふたつに分かれていて、左岸側が良く見えるが、去年は右岸側の流れで掛かっていた、との情報をたまたま聞いていました。 しかしおとり配布が最後なので入れるかな?と思っていたらまさかの誰も入らない!石色は良いし、釣りやすそうなのになぜ?中州からやってみます。 予選は11時配布場所帰着です。3時間半の長丁場。昨日の反省でおとりが替わるまでは引きすぎ注意!でも狙ったポイントで反応が出ないと引いてしまいますね〜。1匹目を1時間使って掛けられず。ヤバイ感じです。昨日の決勝ボウズの悪夢がよみがえる。トロの方が3匹掛けるのを見ていたので、トロ尻瀬肩の波立ちを狙ってみることにします。虎の子の2匹目おとり。これが元気で動き回る。泳ぎすぎて何度か引き戻しているうちにまた動かなくなってきた。これはまずい。懲りもせず、また流れに入れてみる。ギャーン!と掛かった。慎重に取り込んでボウズは回避。昨日の11時半以降、やっと手に入れた元気な野鮎。どうやって攻めようか。ここは慎重に瀬のたるみを泳がせて・・・何をやっているのか。失うものなんか何も無いのに。攻めねば。 流芯狙いでいくと下馬瀬は答えてくれました。ズッコーン!目印が1mほど消しこまれる当たり!23cmくらいのデカ鮎です。もちろんおとりに使います。ドンッ!からのギューン!堪らんわ〜。いい鮎ばかり掛かりました。おとりが変わったら5連発。掛かるとポイントが見えてきます。下側の瀬を探って2匹、最初にやった平瀬で3匹追加して込み12匹で予選終了。予選終盤は熱中症気味で気持ち悪くなってきたので、帰着場所の前に座り込んでやっていましたが、それが良かったようです。Dブロックトップで決勝です。 決勝は12:45から2時間、各ブロック4位タイまでと昨年の上位3名シードの方たちです。おとり配布場所から下流の橋までは広がったザラ瀬。橋から下流は徐々に狭まる流れ。狙い目が絞り難い広がった流れは避けて、橋下流の流れに立ちました。橋直下のザラ瀬から少し平瀬があり、そこには昨晩一緒に夜宴をしたA藤さん。その平瀬から瀬に変わる辺りです。予選の感触から、鮎は多く、瀬で掛かる。青黒く見えるやや水深があって流れが通ったところが良い。平瀬の中のそんなポイントに狙いを定めました。 昨日の白川決勝、今日の予選開始時の反省から、おとりが変わるまでは絶対に引かない、と自分に言い聞かせて開始。狙いたい場所ではないが、おとりが留まったので待つ。ギュン!意外に早く掛かった。良型です。攻めに転じる。流れの通った樋を通していくととんでもない当たりで掛かってくる。開始早々に4連発した。興奮してくる。下流にはよだれが出る流れが待っている。しかし竿抜けだったのか同じような条件の流れでも追いがない。空白の時間が過ぎる。なんとかこの状況を打開せねば。 ガチャガチャの瀬に落ちる肩を探ってようやく掛かった。ここは小さめ。やはり釣られた後は厳しいようだ。上に戻りながら探るが自分が釣ったポイントでは追加できない。 いつの間にか上にいた斉藤師匠が、開始時A藤さんが狙っていた平瀬尻で右岸側から掛けるのを見た。A藤さんは場所移動していったが、おとりが変わっていれば掛かったのかも。そこへ入る。残りは20分ほど。そのポイントは予選時終盤に3匹掛けた流れと同じ。やや緩い流れで青黒い筋が通っている。そこを狙った。おとりと同じようなサイズが掛かった。やっぱり予選時と同じだ。このサイズが掛かるところは多く鮎が居る。斉藤師匠の教えで、郡上の五町の瀬で開眼した「ふわふわ」させるテンションをキープすると面白いように掛かった。ここで5連発。結果これが勝利を呼び込むこととなった。込み14匹で優勝です。また中スポ杯に出られます 。 今回良かったところ 予選決勝を通じてバラシが1回だけ。(ハリス止めにちゃんと掛かっていなかったミス)これは竿がシマノ競FW+ソリッドでデカイ鮎の引きに追従できたことと、使用したがまかつの針、「全」(7号4本錨・ハリスフロロ1.2号)が良かった。針傷も小さく結構伸された場面でも身切れなし、バレもなしだったことが大きい。 鮎が大きいとメガトルク等の剛竿を使用する方が多いですが、自分の場合は水量が多い(熊野・長良川中央・九頭竜)河川でデカイ鮎が掛かる場合には必要だと感じますが、今回のような河川水量なら竿は軟らかめの方がメリット多いように感じます。仕掛けは絶対に切れない自信が有るスタンダードな組み合わせです。 またポイント選びでは、ほとんど知らない河川なので、川に立ってよく見て狙ったことが良かった。自分の目を信じて、ここには絶対に居るぞ!と考えて釣りました。そう言えば、前日のJC決勝では、過去の記憶を頼りにポイントを選んでしまった感があります。敗因ですね。 さて、下馬瀬ですが、岐阜名古屋三重方面からだと途中にもいい河川が目白押しで立地が不利な河川ではありますが、湖産鮎放流河川で、まず混雑していません。そして鮎が大きい。人ごみを避けてゆったり広いエリアを探れば結構楽しめそうな穴場ですね。鈴鹿の自宅までR41〜関金山線〜富加関IC〜岐阜羽島IC〜長良川右岸〜長島IC経由で156km、2時間20分でした。遠い印象がありましたが郡上とほぼ同じでした。 |
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7月 9日 馬瀬川下流漁協鮎釣り大会参戦 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
大会エリア | 22匹 | シマノ競FW H2.6 9.0 ソリッド穂先 |
フロロ0.8-4m | 無し | メタゲーム0.06-5m | ナイロン0.4-20cm |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ1.0-25cm | 0cm | 全7.0号-4本 | フロロ1.2 | 2号 | オーナーチタン6.5mm | なし |