※ポイントはリンク先Google Mapのマイマップで確認できます。見たい日付のチェックボックスにチェックを入れてください。
 今週のお休みは水曜日と土曜日、土曜はJC白川大会です。下見も考えていましたが、前回の中央釣行で心が折れて行く気なし。郡上へ行ってみることにします。雨模様なので人は少ないでしょう。郡上の吉野家さんは24時間営業、暖かい朝飯は元気が出ます。お店の方もいつも元気で気持ちがいいですね。
 さて、ポイント選びですが、斉藤師匠が「五町の瀬」で土曜日に混雑の中46匹、月曜日午後に25匹、しかも良型が多いということでしたので、まず報徳橋の上から見てみます。大和から吉田川出会いまでは水の色が暗いですが、石色は良い感じ。早い動きの鮎も多く見えます。斉藤師匠に電話して、五町の瀬の傾向(大きな岩の前後がよい)と対策(ふわふわと引く)を聞いていざ出陣。 橋のたもとにある小池おとりさんに駐車します。八幡町内は昨年駐車違反取締りが厳しかったので、道路駐車は避けたほうが無難。楽しんで車に戻って駐禁シール貼ってあったらがっかりですもんね。小池おとりさんには近場の移動用に貸し自転車が置いてありました。常連さんはこれで出撃するようです。
 おやじさんと常連さんに「混雑してきますかね?」・・・「ハハッ!釣れとらんで大丈夫、良くて20匹、混雑なし」とのこと。かなりテンション下がりましたが、カッパを着込んで無人の五町の瀬へ。水路から水が落ちる少し下の変化があるところに立ちました。大きい石が点在する流れなので、うまく上飛ばし出来ません。竿下で「ふわふわ」させます。
 具体的にはソリッド穂先でおとりを感じるぎりぎりを保つイメージです。糸ふけでうまくテンション掛かっているなと思っていても自分の場合はほとんど動いていない場合が多いのです。程なく掛かりました。おとり頃のいい鮎です。上飛ばしすれば必ず掛かる雰囲気を感じます。ギューン!イメージ通りに掛かる快感。
 ただ自分が登らせたいルートに導くことは難しい。手前をまっすぐ上らせたいが、どうしても沖へ出て行ってしまう。オバセを真後ろにしているつもりでもうまくいかない。それでも上るときは上らせ、泳がなくなったら竿下でふわふわ。それが効いて回転が途切れなく2時間ほど良い感じで掛かりました。
 天気予報どおり9時頃雨が止むと下流にやっと一人釣り人が。少し後にもう一人。それでもこの日は結局この範囲で最大でも自分を入れて3名の貸しきり状態でした。
 雨が止むと当たりが遠のいてきたので下流へ下がってみますが、やや反応が落ちて一気にペースダウン。後半3時間は数匹しか掛けられず。結果論ですが動かず粘ったほうが良かったでしょう。午前中20匹。
 一旦お昼休憩に戻り、移動も考えましたが、探っていないところも多いので1日頑張ってみることに。朝やっていたところには他の方がいたので、大石の上を探ってみます。午前中少し触りましたが掛けられなかった所。日が差してくると石色輝いて見えます。答えはすぐに出ました。ギューン!バキューン!と入れ掛かりになりました。黄色い良型ばかり。朝のように上飛ばしせず、新しいおとりでも竿下に送り込んでふわふわキープ、でズキューン!です。
 そのポイントからどんどん引き上げて行きます。左岸際で掛かりますが、上に行くほど小型になる。大岩の下が空いたので朝とは違う竿下おとりキープで探るとボツボツ掛かる。左岸側へは空中輸送を積極的に使っておとりを通していきました。
 3時半以降はまた空白時間が長くなりもう一押しできませんでしたが34匹と十分な釣果でした。
 泳がせが効きそうなポイントでは、おとりが泳がなくなると攻め手を欠きます。今回午前中はなるべく上飛ばしで探ろうとして間が空き、午後は竿下でふわふわさせるイメージで間を小さく釣ることができた気がします。この感触を忘れずにしておきたい。
 「五町の瀬」は、川相が良く、いかにも良い感じに見えるポイントですが、イメージとしては大和のウインドパーク前と同じでシビアな釣り場で苦手意識が強かったところです。今回も師匠のアドバイスがなければ入っていません。先入観は大会でも普段の釣りでも仕事でも色々じゃまをしますね。頭を軟らかく、良く見て判断せねば。
 
ここに立って開始です。青い橋は郡上八幡ICへの橋です。その下流が吉田川合流点です。雨の朝は貸切です。 朝一立ち位置上流向き。斉藤師匠の教えから選んだポイントです。
周辺で一番水深があるエリアみたいです。 1匹目がこれ。やる気が出てきました。
雨が止むまで黄色い鮎が続く。 この一帯で朝は掛かった。特に向こう側がよかった。
9時頃雨が止むとやっと釣り人がやってきた。 しかし上流側は無人!結構釣れるのに?
午後は日も差して来て追い活発!ここで入れかかりになった。 めちゃくちゃ肥えた鮎です。掛かる鮎全てが体長の割に重量があるメタボ鮎でした。中央の鮎と比べると引きは弱いです。
徐々に探って上がっていくとだんだんと小さくなってくる。 結局この周辺がボツボツと掛かる。鮎がたくさん見えます。
掛かればこれ。ほとんどが16〜18cm、最大20cmでした。 この辺りまで掛かる。下がっていくとだんだんと反応が薄くなる感じでした。鮎は見えています。
重量感有る釣果で大満足でした。

   6月 28日 長良川郡上釣行 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
五町の瀬 54匹 シマノ競FW H2.6 9.0
ソリッド穂先
フロロ0.8-4m 無し メタコンポ0.05-5m ナイロン0.4-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-25cm 0cm 全6.5、7.0号-4本 フロロ1.0、1.2 2号 6.0mm なし