※ポイントはリンク先Google Mapのマイマップで確認できます。見たい日付のチェックボックスにチェックを入れてください。
 夜は武芸川道の駅で師匠たちと反省会。今回は一人も祝勝会になりませんでした。良く寝てジャパンカップ板取川予選会場へ。今回から上下ブロックに分かれたようです。入選順抽選は90番。上流は1〜90まで。そうです。昨日に引き続きまた最後尾!ある意味すごい引きです。入選順はあまり気にならないほうですが、2日連続最後尾はちょっとつらい。必然的に遠くのポイントへ行くことになります。JCは時間内帰着なのでさらにつらい。ポイントは解禁日に入った通称「プリモ前」を目指します。上限のすぐ下辺りです。行くのに30分掛かりました。当然帰りも30分残して上がらねば。
 ここまで来たのに選手は多い!入りたかったところにも当然選手が。昨日の反省で今日は瀬のみの勝負です。小さいスポットですがおとりを変えられそうなポイントを選んでみた。が、40分おとり変わらず。しかし昨日と違って精神力は充実しています。上に移動。川を良く見る。上のザラ瀬は石色が白っぽく良くないですが、その落ち込み開きは良い色をしている。下にはやや水深があるたるみも多くここでダメなら見る目がないと思ってやってみた。しかし青い養殖おとりにはなかなか反応してくれない。こんなときは丁寧に操作するよりも積極的におとりを動かすほうが良いと思っている(弱った養殖おとりで丁寧にやってるつもりのときはほとんど動いていない)ので鼻先を上げたり、引き下げたりしているとやっと掛かった。が、なんやらでかくて赤い魚、と思ったらグリングリンと巻かれてプッツン。多分ウグイです。マイナス1!ですがこの日は精神安定、そして充実。1時間経過していますが諦めモード一切なし。どちらかと言えば更にやる気が出てきた。弱った養殖を動かしまくると今度は鮎です。小さいですが。おとりが変わったら極めて丁寧に。チビおとりの泳ぎをサポートしてあげるイメージで。すぐに掛かる。やっと掴んだリズムを大切に探っていく。なんとか6匹掛けてこれで込み8匹?昨日のボーダーに届いた。もう1匹欲しいところですが掛けられず9時に仕舞って本部へ戻る。ほぼぎりぎりで帰着。検量すると込み7匹?マイナス1匹を忘れていました。これはダメかと思ったら、同匹数5名で2名が決勝へ。じゃんけん勝負!くじ運悪かった分をここで引き戻して決勝へ。

 さて決勝も予選釣果順なので最後尾から3番目。決勝も瀬で勝負です。おとり配布場所前を考えましたが、ちょっと狭い。決勝下流エリアには瀬が思い浮かばないので上流へ。上限睦橋下流の瀬を下から見て行きます。予選の帰りに遠めに見ると石色が良く見えたので気になっていました。トロへの落ち込み上は石色ピカピカですが、当然選手が居ます。その上の棚も良さそうですが、名手Iさんがいます。その上のザラ瀬は空いていますが石色が白い。さらに上の早瀬は石色がよい。ここにしてみます。
 早瀬とザラ瀬の境目におとりを入れて待つが、反応がなかなか出ない。下流の瀬では頻繁に竿が曲がっています。(優勝、準優勝の方たちでした。)下の瀬で掛かるならここも掛かるはずだ!白泡へ入れてみるとギュン!良いのが掛かりましたが落ちてしまった。追い鮎が居ることがわかったので積極的に攻めて行きます。瀬の中で待つと今度は明快な当たりで掛かった。3連発するが3匹目がバレて波に乗り切れませんでしたが、周辺を探って込み9匹として終了です。
 さて検量の結果、ボーダーライン2名の早掛けになってしまいました。4時間半集中して釣って、90分歩いてクタクタなのに更に30分サドンデスマッチ!30分で両者釣果無しの場合は予選釣果で決着なので、その場合は私の負け。なので先に掛けるしか勝ち目が無い。お相手は私がバリバスカップ全国大会へ出場したときの優勝者Sさん。もう早く釣って!と言う感じでした。エリアはおとり配布前から上流へ30mほどの狭いエリア。そして波がない!競技委員長は榎本師匠です。私がトロが苦手で嫌いなことは良く知っています。橋の下の瀬も入れて!とお願いしますが、「昨日も10分で決着ついたから大丈夫」となんの愛想もありません。目配せで狙いどころを教えてくれれば。顔を見てもニヤニヤしているだけ!あ〜そうですか。泳がせで釣ってやる!
 場所選び順くじびきも負けて、やや波気がある下流を取られて完全な泳がせポイントに立つ。これが終わらないと表彰式、抽選会が始まらないのでギャラリーも多い。その前で立て竿の釣り。まさに地獄です。最初は泳いでくれましたが、すぐに止まってしまったので、ソリッド穂先を効かせてテンションを掛けながら引っかかるのを待つ!待つ!待って20分ほどか?おっと引っかかった!逆針も切れない弱弱しい掛かり方。慎重に抜きに掛かりましたがバレました。そしてあえなく時間切れ。早朝からの努力がこれで終了。

 今回はマスターズ予選のような反省点はありません。あえて言うなら決勝残り20分を付き鮎狙いから、遊び鮎狙いも考えての釣りになってしまっていたことか。そのおかげでビリ1匹掛かったのですが、やりきれば良かったと少し思います。しかし予選決勝ではポイントを見て選び、早掛けまで集中力切らさず戦えたので良しとします。予選も決勝もあと1匹釣っておけば何の問題もなかった。その実力が足りていないという結果です。

 この大会二日間ですが、試したかったアイテムを使用していました。錨針のひげに小さいおもりを付けてみたものです。8号、6号、4号、2号の4種類用意していましたが、使ったのは釣具店で一番小さかった8号の「ジンタン」おもりを付けたものです。これを使った理由は、私が考えるには、友釣りの仕掛けは基本掛かるように出来ています。掛からない時は、おとりの姿勢や泳ぎが理由のときもありますが、仕掛けが理由のときもあります。例えば逆針が外れていたり、錨針がハリスに絡んでいたり、尾っぽに巻いていたりは良くありますよね。下手すると針が付いていないのに一生懸命釣っているときもあります。それと同じで、錨針は垂れていないと掛からないはずです。DVDの水中映像や古座川でサイトフィッシングをしていると追いまくっておとりの下を何度も通過しているのに掛からない鮎がとても多い。良く見てみると針が浮いているように思えました。逆針が外れている等のトラブルではないので気になり難いですが、一番大事な針が掛かる状態になっていないことが結構多いのではないか?と思えて仕方なかったので、錨針がしっかり垂れるには?→おもりを付けよう!となった訳です。根掛かりが多発するのでは?と思いましたが、意外に長良川水系では全く気になることがありませんでした。で、肝心な効果があったのか?結論、分かりませんでした!これで2戦とも上位で勝ちあがっていれば効果があったのかな?と考えてこっそり使っていこう!と考えていましたが、結果はご覧の通りなので秘密にする必要もなし。でも自分では少なからず効果があったと感じても居ます。鮎が多いのに掛からないときは有効に感じたのでもう少し使ってみたいと思っています。
 さて、JC白川予選は斉藤師匠が行けないのでキャンセル予定でしたが、出ることにします。書いているとだんだん悔しくなってきたので、勢いで板取川道場杯も申し込んで置きました。どっちも頑張るぞ!当然瀬狙いで!

 ※大会の地方予選は、次へのステップなので、勝ちあがることが重要と考えて釣りを組み立てる選手も多く、それも正解だと考えていますが、自分の場合は、普段のつり方で攻め切って勝ち上がることが重要だと考えて釣るようになってから少しだけ結果が出るようになりました。今回楽に次のステップへと考えたことが甘かった。次は全力で集中力切らさず挑戦だ!
 
針オモリです。ラジオペンチで取り付けました。効果あるのか?
大会中はカメラ忘れて写真ありません。

   6月 11日 シマノジャパンカップ板取川予選参戦 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
大会エリア 12匹 シマノ競FW H2.6 9.0
ソリッド穂先
フロロ0.6-5m 無し 感激0.03号-4m ナイロン0.25-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 0cm 一角7.0号-4本 フロロ1.0 2号 6.0mm 針おもり