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 2017年、最初の大会はマスターズ郡上大和予選です。下見の感触から今回の予選での狙い目は、流れが速く白泡とその横にやや緩い流れがあって、水深もそこそこあるようなポイント。
 くじ引きは343番、下流の最後尾スタートでした。川を見ながら空いている場所で上記狙い目条件に当てはまるところを探します。栗巣川出会いにも条件に合うポイントがありますが当然選手がいます。次は杉が瀬やな下流です。郡上杯で良い想いをしたポイントもこの渇水では流れが死んでいます。そこから下流でポイントを探すことにして川へ下りました。しかし微妙に入るスペースがなく、どんどん下っていくと、大トロに落ちる白泡段々瀬の肩だけ空いています。竿を出したことがないポイントですが、意外に狙っていた条件に近いところ。迷わずここに決めます。
 手前の緩い流れも石はきれいなので鮎はいるのでしょうが、養殖おとりでこれを狙うと私の場合は間違いなく失敗します。そこに立って白泡の肩にある畳2帖弱の坪へおとりを入れました。すぐにギャギャンと掛かりましたが、おばせ出しすぎていて針立ち悪くバレた。こんどはおばせを出さないように、流されないように堪えて待つとほどなく強烈な当たり。白泡と逆光で目印を見失ってしまい、坪から流れ出て白泡洗濯機の中へ落としてしまいました。無理に抜きに掛かったらポロリ。付いて下がるべきでした。坪は勝負が早いですが、付き鮎が数少ないのが難点。他は小さい遊び鮎のパターンです。それを狙いますが掛からない。でっかいおとりでは狙い難い。その坪を捨てれば左岸側の坪も探れますが、そこはまだ残しておきたい。
 対面にいた選手外の方が少し上流へ動いたので自分も少し上のザラ瀬へ。ここは居そうな感じ。流れに入れて待つ。小さいがやっとおとりを替えられた。すでに1時間経過のころでした。その周辺を徹底的に探りぽつりぽつり追加。7〜8匹掛けたかな?というところで残りは40分ほど。最初の坪と残しておいた左岸側の坪を探ると今度は良い感じで黄色い鮎が掛かる。残り5分、良いおとりを持って散々探った上の流れに戻って引いてみた。ギュン!黄色い鮎!残り3分でおとり交換して放つと最後にもう1匹掛かり、タモに受けたところで終了。残り30分の釣り方は重要ですね。結果は込み16匹で第一関門突破。

 決勝戦です。ブロックへは10匹釣れば大丈夫だろうと考えました。下流エリア10番目だったので、シード6名の後、20番目くらいのスタートです。好きな本部前のガチャガチャも入ることができましたが、少し上の本部前支流が合流する辺りに立ちました。鮎は間違いなく多く居ることと、お昼頃になって追いも出てくると読んで、10匹くらいならここで楽に釣れる「だろう」と安易に考えていました。
 スルスル〜っと出て行くおとりに反応が出るかと期待しますが、ケラレてしまう。黄色い鮎にめぐり合わない。やっと掛かってもバレる。周りはボツボツ掛かっています。40分ほど粘るが掛けられず。この時点ですでに諦めモードが入ってしまっていました。やはり精神的にも実釣的にも早い時点での1匹目は重要です。読みが外れると、その後はさてどこへ動こうか全然ひらめきません。下って瀬が落ちた荒いところへ。ひらめかないので、昨年ここで拾えたという過去のよい時をイメージしての場所選択。これは間違いの元ですね。本当はその時点で周りと川を良く見て入る場所を選択するべきだと散々勉強しているのに、また同じ過ちを繰り返す。ここが弱さです。そんな弱さを見せれば鮎も微笑んでくれません。残り50分ほど。この時点では完全にやる気なし。早く終わってくれと考えているだけ。予選時は残り40分で集中力がピークで鮎も掛かったのですが。ブロックボーダーは終わってみれば予想より低い9匹だったのでチャンスはまだまだあったのにそれを自ら放棄していました。好きな岩盤瀬で3匹掛けて今年のマスターズは終わりました。
 今回反省点は多いです。泳がせる技術がないのに自分より上で掛けようとしたこと。移動に根拠がもてなかったこと。そして早々に諦めてしまったこと。やっぱり流れがあるところで勝負せねば。この反省を翌日のJC予選に活かせるか。
 
自分の後ろには誰も居ない! 決勝の最初の立ち位置。楽勝かと考えてしまったのが間違いの元。常に優勝を目指す心構えがないとだめですね。
決勝立ち位置から上向き。良いと思ったのですが。。。 ここから下は下見のときの写真です。好きなポイントです。白泡の下で掛かります。意外におとりが留まる所があります。
栗巣川出合い下流のトロ。なぜか鮎が溜まる場所ですね。自分は苦手! 釜淵上流の桜並木前。鮎は一杯見えていましたが、難しいポイントです。
下見時には掛けられませんでした。 釜淵上流の段々。好きなポイントですが、ちょっと水が少なすぎる。下見時は良いのが掛かりましたが。
追って来る鮎はこんなので、下見は楽しかったのですが。 いい鮎ですね。
めずらしく釣れた下見でした。 常連さんが居るポイントですが、この日は雨模様で入れた。たしかに良いポイントです。
追い気の有る鮎、ない鮎、どちらも多い好ポイントですね。 石組み堰堤下流の瀬。好きなところです。

   6月 10日 ダイワマスターズ長良川大和予選参戦 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
大会エリア 17匹 シマノ競FW H2.6 9.0
ソリッド穂先
フロロ0.6-5m 無し 感激0.03号-4m ナイロン0.25-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 0cm 一角7.0号-4本 フロロ1.0 2号 6.0mm 針おもり