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2015シーズンの振り返りをします。
 まずは久しぶりに「殿堂入り釣行」とした、印象的な釣行が2回も!1回目は6月初旬の古座川。郡上の解禁混雑を避けて行ったその二日目でした。そこでは上下100mほどに自分ひとり。静寂の中で感じる水中からのムンムンとした鮎の気配。それを裏切らない追いで掛かるおとり頃の黄色い鮎。それが終わらないのか?と思ってしまうほど続く、至福の快感を得られた忘れられない釣行となりました。
 2回目はシーズンも終盤、10月の北山川です。北山川でも最もメジャーなポイントの一つでしたが、大好きな強い平瀬での強烈な当たりと引きを堪能できました。その日、その時間でめまぐるしく変わる北山川で良い釣りができると満足度が高いのです。こちらも記憶に残る釣行でした。どちらも最高のタイミングに恵まれ、難しい釣りではなく、これぞ鮎釣り!という楽しい釣りができたことが印象的です。競技会も楽しいですが、やはり鮎釣りの醍醐味はまっ黄色の鮎がガンガン追ってくれて、追われる気配から来るぞ!来るぞ!からのガツーン!が続くときが最高ですね。今シーズンもそれに当たるといいですが。ちなみに郡上杯では優勝できましたが、最初から選んだポイントではなく、アクシデントから掴んだ幸運でしたので少し納得できない部分があり、殿堂入りにはしていません!

 技術的なところでは、ソリッドをとことん使い込んだことで色々分かったことです。自分が感じるソリッドの一番良い所は、マイナスの感度があること。常に少しテンションが掛かった状態なので追われた時の逃げ感度が分かる気がします。小さいおとりでも分かりやすい。野鮎が居るなと判断して待つことを明確な根拠を持って行うことができました。もう一つ、小さいおとりを速い流れの中で留まらせることもチューブラーより確実にやり易いです。初期の郡上ウインドパーク前の岩盤はこれで攻略できます。 また、RSでは替え穂先を使うと竿のキャラクターが大きく変わり、パワーとスピードで瀬に対峙できることにも驚きました。

 しかし!郡上杯ではRSを折るアクシデントで使ったバーサトルで結果が出ました。そして最終釣行の長良川中央でも昼からバーサトルに変えていい釣りができました。何が違ったのか。一番感じたのは針立ちの違いです。チューブラーの方がケラレが少ないのでは?悩まされ続けるケラレには針の選択が重要かと色々試しますがはっきりした答えが出ませんでしたが、チューブラーの方が良いのかも。大会でもチューブラーが強い事実もあります。なので今シーズンはソリッド封印。チューブラーを使い込んでみます。新たに用意した竿は競FWのH2.6とラシュランです。これとバーサトルのH2.75を使い込んでみます。ケラレが1割減れば釣果は2割アップになるはずです。さて結果は如何に。

 大会参加ではマスターズブロック決勝で、勝ちあがるチャンスは十分あったのに自分を信じきれず、また途中で少し諦めも入りチャンスを逃してしまったことが最大の後悔です。また、長良川でのチーム選手権では狙った場所で全く掛けられず、その場の見切りとその後の移動を含めた釣り方も失敗したことも心に残っています。
 今シーズンはその部分を反省して、自分でその場面で感じた感覚を信じて釣ること、最後まで諦めず残りの5分もきっちり釣ること、見立てと違うと感じたときには早めに大きく動いて打開を図ることを実践します。

 2016年の大会参加は、今のところマスターズ郡上大和予選、ジャパンカップ板取川予選、中スポ杯、郡上杯、チーム選手権です。中でも特に楽しみな「中スポ杯」!いつの日か出場してみたいと思っていた大会がいきなりきました。特に今年は当代の名手が勢ぞろい!高橋さん、島さん、山本さん、小澤さん、有岡さんの各メーカー看板名人に加え、G杯優勝の山本さん、ず〜っと出ている井上さん、それに馬瀬マイスター上田さん、塚本さんと凄いメンバーと一緒の舞台に立てると考えると今から興奮しています。超厳しい試合であることは間違いないですが、チャンスもゼロではないはず。全力で挑みますよ!

 普段の釣りでは先入観を捨てることにこだわってみたいと思います。そのためにはなるべく入ったことが無いポイントを選んでみることです。川見の技術はまだまだ出来ていないのでそこを鍛えたいです。そしてなにより安全第一!道中の運転も川歩きも加齢とともに鈍っているはず。行動には余裕を持ってケガ無く短いシーズンを目一杯楽しみたいです!
 

   2015年の振り返りと今シーズンの課題など

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他