今回はバリバスカップ参加をきっかけにお知り合いになったタックルインジャパン(ヤマワ産業さん)の古田社長の呼びかけで集まった名手たちと一緒に釣りが出来る機会をいただきました。場所は1週間ほど前、古田社長が良い思いをした木曽川です。上流にはご存知、飛騨川、益田川、馬瀬川、和良川といった銘川が沢山ありますが、木曽川になると川が豪快過ぎて鮎釣りのイメージが湧きにくい感じでした。 今回集まった場所は木曽川を跨ぐ国道41号線に架かる中濃大橋の下左岸です。「おとり」の看板に従って川へ。川岸では漁協の方が出張で遊漁券とおとりを販売しています。ここのエリアは「日本ライン漁協」になるそうです。川相は豪快で水量は長良川の倍以上ありそうです。対岸は全て岩盤。岩盤の際は4mの棒を立てても届かないと漁協の方が言っていました。左岸からその対岸へ向かってゆっくりと深くなるトロ瀬。石は丸くおしりからdeibuの腹くらいの石がびっしりです。水色はややどんよりしていますが、腰まで入っても底は十分見える感じ。下流側には広大なザラ瀬と右岸寄りを流れる近寄ってはいけないこれぞまさに激流が波打っているのが遠くに見えます。到着時すでに胸まで浸かって釣っていた方は観ている間に4匹ほど掛けています。20〜23cmといったところか。 この日集まったメンバーは古田社長をはじめ、ご存知、島さん、餌取さん、マスターズ準優勝の山本さん、今年はマスターズとジャパンカップ2大大会全国出場の高林さん、バリバスでも優勝候補だった椿さん、そして三重から森川さんとdeibuと体型がだだかぶりの梅村さん(おしょうさんの方が通りが良いか)と終了間際にはあゆっぺさんも加わり名手&濃いキャラクターが集まりました。 9時半頃から釣り開始。deibuは立ちこめ!という雰囲気を素早く察知し、とりあえず前へ。全面石がびっしり。元気なおとりが泳ぎ上がってくれます。ギュン!とキタ!バレました。でもこれは掛かる。しかし先週から流れ出したと言う流れ藻に苦しめられます。糸を立てるとすぐにまとわりついてきます。藻が掛かる前に鮎を掛けないと。上では餌取さん、島さん掛けています。後から来た梅村さん入れ掛かり3連発!こちらは不発!下流に見える瀬肩では高林さんが順調に掛けている様子。この日はくもり空で立ちこんでいるとさすがに寒い。暖かいおでんを頂きに一旦上がります。ここまでぼうずはdeibuと○○さんだけ。流石にみなさんどこかで掛けて来ています。最初の所がダメでもパターンを変えてなんとか掛けてくるしぶとさがありますね。やっぱり1時間ダメなら大きく動いてみたほうが良いですね。 さて気持ちを切り替えて午後の部開始!と言いつつまた掛けられなかった深トロへ。弱ったおとりでは更に藻に苦しめられます。残り時間1時間、堪らず下流の瀬へ。古田社長が掛けるのが見えたから。行ってみると膝下のザラ瀬ですが石はびっしり。青藻が生えている場所もありますが綺麗な所もある。鮎も跳ねるので間違いなく居ます。色も変わったおとりをだましだまし操作。浅いので藻もほとんど邪魔しない。残り30分でギューン!やっと掛かった!慎重に抜いたのは21cmのオスですが綺麗です。続け!願い空しくタイムアップ。隅1で終わりました。戻って皆の釣果を島さんが持つタモへ。皆さん10数匹釣られています。 こうやって名手の方たちと釣りをすると自分の弱点が見えてきます。deibuは最初の1匹がイメージ通り掛けられるとその後調子が出る場合が多いのですが、そこで掛けられないと次の攻め口が見つからないのです。しかも動かない。やっぱり釣れない状況を打開するには場所移動が第一かもしれませんね。普段の釣りならどんどん動くのに。反省します。 さて木曽川の日本ライン漁協エリアはお盆過ぎから楽しめるそうです。天然主体の川なので面白そうですよ。今回のザラ瀬も変化が有り面白そうな所でした。圧倒的なスケールの中で天然鮎を狙う醍醐味は格別です。 |
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木曽川(日本ライン漁協) 10月6日 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
中濃大橋下流 | 01匹 | シマノバーサトル H2.75 9.0 | フロロ0.8−5m | 無し | メタル0.15号-3.5m | 無し |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ1.0-80cm | 30cm | イニシア7.25-4本 | フロロ1.2 | オーナー白一体3号 | オーナーチタン7.5mm | 小澤式背針 |