矢作でY田さんと別れて関へ移動します。武芸川のバローに到着したのが19:30、閉店間際だったので先にディナーをし込み温泉へ。1人だと全てマイペースでB型人間には最高です。今日のホテルは武芸川道の駅。閉店間際で安くなっていたサンマの刺身149円とカキフライ99円で一人酒です。今シーズンは一人で過ごす夜は初めて。意外にすきなんですよ。熊野川の高田川出合いで一人寝の時は、獣の気配しかなく、恐ろしいほどの孤独感を味わいましたが、ここは適度に人の気配があって安心。空気が澄んだ夜空は朝の冷え込みを予感させます。ぐっすり寝て自然に目覚めるまで寝ていられるのは最高です。


 さあ、今朝も良い天気に恵まれました。喫茶北斗さんでおとりを調達(ここも4匹1,000円です。)し岐関大橋下流の河原へ。水の中も少し走破して中州まで渡ります。CR-Vも意外にやりますね。ポイントに車横付けの好ポイント。石色は盛期の中央の理想的な綺麗さ。水も澄んでいて最高です。この時期釣り人の出足は遅いですが、間違いなく徐々に増えてきます。8:30に開始します。水温は矢作より冷たく感じましたが、午後、監視の方が来て計ると22度だそうで矢作と変わりませんでした。
 とりあえず岐関大橋まで見に行って石色が良さそうな少し下のフラットな早瀬から探ってみます。水深は太ももくらい。底石は握りこぶしから子供の頭大程度までで詰まっています。養殖おとりが落ち着くところを探して反応を待ちます。いる感じ。意外と早く掛かりました。20cmほどの綺麗なメス。理想的です。変えて出すなり掛かる!が底バレ。針は今シーズン安定していたイニシアブロンズ6.75号です。少しポイントをずらして同じように落ち着く場所を探して待つ。反応が出る。
 

 【反応と言うのはおとりが普通と違う動きをする時など少しでも違和感を抱いたら反応かと仮定してそれを積み上げてきた感触です。良く反応ってどんなの?と聞かれますが伝えにくい部分です。全く自分のイメージなのでそれが全て反応ではないと思いますが、自分の中で反応かな?と思いながら釣りをして掛かったら反応だったんだ!とその情報と結果を結び付けていく行為を繰り返して得たものを「反応」としています。】


 で、またすぐに掛かった!今度はバレることなく抜けた!ポロリ。寂しい空中分解です。針を変えます。同じイニシアの7.25に。おとりは4匹もあるので新品出動。またすぐに掛かった!また底バレ。3連続入れバレ!次に掛かったのは煮干しサイズ。ここでリズムを掴み切れませんでした。非常に反応が多かったのでうまく釣っていればと悔しかったです。
 下りながら探りますが流れが早くおとりが落ち着かず掛けられず。車を止めた前の深瀬へ。腰から胸位まで立ちこんで狙います。流芯は左岸際ですが届きません。やっと2匹目が掛かる。少しづつ下がりながら探って行くとやや駆け上がりになってくる場所が有りました。ここでテンポよく掛かり出しました。針を一角にしたのも功を奏しバレも止まりお昼までなんとか11匹にして休憩です。
 釣り人はそこそこ居ますがのんびりした良いロケーションと好天で昼寝してしまい気が付くと2時になっています。頑張って開始。昼前に良かった付近を探りますが小型1匹だけ。少し下がって下の瀬へ。瀬肩の方は先ほどからコンスタントに掛けていました。その方の下流から開始。おとり操作の勘所は分かったので掛かるのは早かった。でもまたバレる。次はなんとかゲット。また掛かった!ガガガっと何かに引っ掛かる。うまく外れたが掛かり鮎も外れた。でもまた掛かる。しかし先ほど石に巻かれたようであっけなく切れる。掛かるのに増えない悪いパターン。いらいらして操作が雑になる釣れないローテーションに。これはイカン。少し移動して仕切り直し。
 今日も好天で夕方掛かるはず。昨日学習した所です。もう一度丁寧に探るとやっと確保成功。それから少しテンポを取り戻し5:20で20匹目を掛けて終了。掛けたのは30匹以上ですが残ったのは20匹。少しもやもやが残る1日となりました。ここの鮎もまだまだイケる感じです。魚影は非常に濃いように感じました。さてもう少し未練たらしく鮎を追いたいですが、台風17号が気になりますね。増水しないと鮎も下れない訳で、鮎にとっては必要な雨でしょうが、ほどほどに降ってくれたら良いですね。
 
岐関大橋下流のポイント。御手洗や鮎の瀬とガラッと川相が変わります。石はサイズが揃っていて、見た目平坦な流れです。しかし底は変化に富んでいて、おとりの様子で変化を察知し攻めていきます。大好きなポイント構成です。 橋からすぐ下流の平瀬は朝一反応が多かったのですが、リズムを掴めず好機を逃しました。鮎は多いです。
良く掛かり、良くバレたポイント。目印をうんと高くして竿をべったり寝かし、おとりが落ち着くところを探しましょう。留まる所が必ず見つかります。そこで竿の角度を変えてみたりしながら少し待つ。鮎が居ればおとりが動きます。次の瞬間ガツーン!です。 車を止めた正面です。水深があります。胸まで立ちこんでも左岸までは届きませんが、手前でも十分掛かります。駆け上がりが狙い目。
偏光を通して撮影。ヘチまでピカピカでした。このエリアの少し上流の今川分岐下流に今年問題となった変なテトラがあります。魚止めとなってその下流は鮎が多かったとのうわさです。しかし綺麗ですね! 良く掛かった所。うまくリズムを掴めば入れ掛かりを楽しめますよ!
少し下の瀬肩。ここも良く掛かっていました。魚影は濃い! 本日の釣果。掛けたのは30匹以上ですがヘタ過ぎて残ったのは20匹だけでした。鮎はまだ若いですが、メスの方が反応は良いようでした。
右岸分流を渡ってきます。CR-Vも結構やりますね。でも無理は禁物ですよ。

 長良川中央区 9月27日

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
岐関大橋下流 20匹 シマノ競FW H2.6 9.0 フロロ0.8−3.5m 無し 北越乱SP0.05-5m フロロ0.4-20cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-23cm 20cm イニシア6.75、7.25-4本
一角7.0-4本
フロロ1.2 オーナー白一体2号 オーナーチタン6.0mm 小澤式背針