今回は前々から行きたいな、と思っていた飛騨神岡町の高原川へ行ってみました。久しぶりに春日井の叔父も同行。東海北陸飛騨清見で降りて卯の花街道利用して古川町へ。R41をほんの少し走って神原峠へ。再びR41へ出る手前(下山田)にある農免道路杉越トンネルへ右折して少し走ると高原川へ出ます。浅井田ダム付近へ行くならこちらが早いです。 川べりに有る川甚亭さんでおとりと日券を調達していると他のお客さんもやってきました。おや?矢作川の椿名人でした。10分ずれていたらお会いできませんが、奇遇ですね。一緒にやってみましょう!となりました。川甚亭さんでいくつか聞いたポイントから、川の近くまで車で行ける場所と言うことでJAカントリーエレベータの下へ。7時頃でしたがまだ誰もいません。川を見るとトロや瀬が続く変化のある場所だったのでここでやってみます。 椿さんは上流へ。叔父は沢山黄色い鮎が見えるトロ場を勧めてdeibuは下流側へ。思ったほど冷たくありません。放流オンリーの川なので鮎が居ない所は泥かぶりです。トロ尻はピカピカで夕方掛かりそう。その下の瀬を探ってみましょう。ここをやれば大体の傾向掴めるはず。 さあ、37年ぶりに高原川挑戦です!流芯の石は全くコケが付いていないように見える白い部分とコケが付きすぎにも見える茶色い部分が混在しています。同じ茶色でも光っているところで反応が出ます。出た所で待っていれば黄色い鮎が掛かってくれます。サイズは小さいと聞いていましたが、瀬の一部では良型も連発し調子よく掛かりました。当然竿が入っている感じはしますが、細かいポイントを丁寧に探ると拾えます。瀬を2往復してお昼にしました。午前中38匹。椿名人を6匹リード!叔父はトロの石に座り込んでボツボツ掛けている様子。シルバーシートです。 椿さんとたっぷりビールを飲んで休憩。9月には長良川中央で行われるチーム選手権、バリバスの全国でも一緒になるので色々お話が出来て良い機会になりました。バリバスではなんてったって昨年準優勝の全国シードですからね! 午後はエリア交代?で上流へ。どんどん歩いて行って石色の綺麗なトロでやってみます。下へ送り込んでゆっくりゆっくり引き上げるとビューン!っと掛かります。暑いので腰まで立ちこんで気持ちよく釣りが出来るので暫く楽しんでしまいました。瀬ほどのスピードはさすがに有りませんが楽しい!高原川は今がピークの混雑らしいですが上下500mほどの見える範囲で他にお二人だけ。クマが出ないか心配するほどの静けさの中で釣りが出来ます。ここのポイントはロケーションも良く良い感じ。 トロ場に浸かっていたらあっという間に時間も過ぎていて最後1時間半は戻りながら開けたザラ瀬を探って行きました。広くゆっくり流れる浅トロに少し大きな石が流れに変化を与えている所。全てがポイントにも見えるし、狙った所で掛からないと全てがダメにも見える的が絞りにくい苦手なポイント。特に夕方になると釣りが雑になって来てダメです。どうしても下に有るザラ瀬に目が行ってしまうのでサッサと見切ってザラ瀬へ。ここでは流れの筋へ入れると当たりが出て良いペースで終了。午後は27匹の合計65匹で高原川を終了! さて下流に入った椿名人、瀬を中心に入れ掛かりもあって午後は42匹!計74匹と一気に逆転されてしまいました!実力の差ですね。お昼にあと2本くらいビールを勧めておけば良かったのかも。。。叔父もシルバーシートからほとんど動かず30匹ほど掛けていました。美濃ICから2時間ほど。飛騨清見からの峠道も走り易くなり案外楽に行けます。神通も良いですが、のんびり涼しく釣るならここも良いですよ。神岡の市街地付近が人が多いようですが、少し上の方がロケーションも良く人も少なく良いと思います。但しアブは多いので注意です。(今回は一度も噛まれませんでしたが。)つい先日も釣り人がクマを見ているそうなので釣れる度にオリャー!とか声を出して釣ると良いかも? また高原川の支流に双六谷という川が流れ込んでいます。ここの透明度は素晴らしいです。水温も低いらしいですが、合流点付近は鮎も釣れるらしいのでロケーション優先なら面白いかも!です。皆さんも飛騨の短い夏を一度楽しんでみてください。 椿さんとお別れし、高原川を後にし、双六谷沿いを通り山吹峠を登ると山之村地区です。標高800〜1,000mに点在する集落は昔から変わらない原風景を沢山残していて何時行っても癒される場所です。山吹峠から秋に望む紅葉の先に堂々と構える穂高連峰は最高の眺めです。叔父、従兄弟の家はその中の下之本にあります。子牛の生産と高原野菜を作る専業農家です。子牛は飛騨牛はもとより、松阪牛にもなるそうで知らず知らずのうちに食しているのかも、です。囲炉裏の薪ストーブに火を入れないのは1年のうちでもこの1カ月ほどだけ。この日も朝晩は寒いほど。もちろんエアコン、扇風機さえも必要ありません。囲炉裏端で懐かしい飛騨弁を聞きながら飲んでいると時間を忘れてしまいます。歯が少なくなった叔父の言葉が聞きづらくなったことで過ぎた歳月の長さをやっと感じました。 久しぶりに毛布とふとんを被って爆睡。さて明日は何処へ! |
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高原川 8月11日 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
JAカントリーエレベーター下 | 65匹 | シマノ競FW H2.6 9.0 | フロロ0.8−3.5m | 無し | 北越乱SP0.04-5m | フロロ0.4-15cm |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ1.0-21cm | 10cm | イニシア7.25-4本 | フロロ1.2 | オーナー白一体2号 | オーナーチタン6mm | 小澤式背針 |