今日はお昼までの釣り。エリア上流部を探ってみようかと開始しましたがどうも良い感じがしない。残り垢探しでは下見の意味も半減するので、良い鮎を求めてエリア外でやってみましょう。少し上の法水観音前へ車を止めてやってみます。左岸側が流れの芯になっていますが、増水すると右岸によるようで左岸際は残り垢が有るようです。最初2匹は予備軍鮎でしたが、居る場所が分かると良いのが連発です。大会エリアよりもワンサイズ大きい。左岸際の流芯で気持ち良い当たり!昨日と共通するのはポイントに留めて掛けること。一発ではなかなか掛からないものの追いはしつこいので待てば掛かります。バレも少なく楽しめました。浅い所でも掛かるようでしたが小さいようでした。この日は25匹。 さて翌日はシマノジャパンカップセミファイナル中日本大会のお手伝いです。選手として出たいのですが今年も叶いませんでした。斉藤さんをはじめ知った方が沢山出られるのでお手伝いをしながらバッチリ見学です。平水に向かっていた長良川ですが、昨晩また降って結構な増水。濁りもあって厳しい試合になりそうです。増水する前は込み8匹を3回達成できれば全国への道が開けるのでは、と小沢名人の予想でしたが、それより厳しくなりそうです。 お手伝いのエリアはAブロック。ウインドパーク前から名皿部橋までです。注目を集めるのはやはり小澤名人。1、2回戦をAブロックで戦うので見ものです。1回戦は上限係でしたが、すぐ下に小澤名人。斉藤さんも見える範囲です。増水濁りありでヘチ際を狙う選手も居ますが、大方の選手は居付鮎を狙った釣り。小澤名人も当然そうです。開始10分で4匹!その後はやや時間がかかったものの終わってみれば10匹で断トツトップ。2回戦は下限係だったので良く見えませんでしたが、1回戦で探った付近を少しずらして探っていたように見えましたがこれも8匹でトップ。3回戦も誰もやらない瀬の芯を攻めて7匹でトップの完全優勝!中部の名手が揃う中、如何にこのエリアでの釣行時間が長いと言ってもこれはスゴイですね。完全に次元が違う釣りをしているようです。皆の一歩先を行く釣技。昨年よりも更に進化しているように見えました。総釣果が25匹、次に多い方が18匹なので如何に違うかが分かりますね。斉藤さんは惜しくも11位でした。第1、第2試合あと1匹です。 他に見ていて印象に残ったのは4位入賞の山田選手、瀬を狙う正統派の釣りで増水をモノともせず攻め続けていました。5位入賞の斉藤選手は第3試合、高水を渡り右岸側の石の間を丹念に攻めて1位を取り逆転入賞、また増水の長良川を力強く攻め続けた三重の松井さん、第2試合終了時は入賞圏内でしたが、惜しくも第3試合で痛恨のどんぶりを喫して失速しましたが、見ていて潔くホレボレする釣りでした。また惜しくも6位でしたが浜松の高林さんは常に上位に入るテクニシャンです。増水でもその強さ、しぶとさは変わらず安定しているのには驚きです。非常に高い技術でおとりコントロールされるので機会が有れば一度注目して見てください。 土砂降り、増水、濁りと変化する状況を捉えて攻め方、ポイントを変えて勝ちぬけた方、小澤名人、山田さんのように自分のスタイルを貫き通して勝ちぬけた方、どちらも見ていて勉強になりました。大会終了後1時間ほど竿を出してみましたが、2匹掛かっただけ。大会中見ていると「あそこなら掛かるのでは?」と思い見ていましたが、実際川に立つと見ていた以上に厳しい状況だったと分かりました。その状況下でも数を揃えてくる名手たちは凄いですね。 |
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馬瀬川上流 7月20日 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
法水観音前 | 25匹 | シマノ競RS-R H2.75 9.0 | フロロ0.8−3.5m | 無し | 北越乱0.04-5m | フロロ0.3-15cm |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ0.8-21cm | 10cm | イニシア7.25-4本 | フロロ1.2 | オーナー白一体2号 | オーナーチタン6mm | 無し |