郡上大和を後にし、白川のJC会場へ。仕事を終えてやってくる斉藤さんを待ちます。Boz'3さんも加わって明日の作戦会議?です。1回戦の戦場を上流か下流かで迷いましたが、おそらく行く選手が少ないであろう下流に行こうと決定しました。
 さて大会当日。雨が降っています。くじは167番。参加は210名ほど。2列配布かな、と思っていたら今回は3列配布です。3列目が161番からだったので7番目にもらえます。しかも配布場所が一番上流側。1番下流側の配布場所とは100mほど離れていますのでかなりのアドバンテージがあります。これは上流へ行くしかない。作戦変更です。
 おとりをもらい頑張って歩くと上流の高橋到着時は2番手でした。どこでも選び放題!本来なら少し上の瀬を目指すはずでしたが、なぜか吸い込まれるように高橋上流右岸へ降りました。緩い流れの中に大きな石が点在し、鮎が溜まりそうな所。砂地もあって理想的に見えたのです。上流側は大きな木が有って右岸からは攻めにくい場所。下流の選手と接近していて釣り辛そう。
 6時半開始です。糸を立ててフワフワさせて掛かるのを待ちます・・・10分で嫌になりました。竿をたたんで移動。入りたかった本部下流へ。綺麗に竿1本間隔で選手が居て入る所が有りません。かなりブルーな気持ちです。谷が合流する所付近はよく掛かっているようです。その隙間に1畳ほどの棚。白っぽくほぼ砂に見えますが白川はこういう場所は必ず居ます。そこへ入ります。すでに貴重な30分を無駄にしました。少し待っているとやっと掛かりました。その小場所で4匹。4匹目が小型になったので少し下流へ。浅いザラ瀬を探るも掛けられず。
 残り30分、瀬の良い場所が空いたのでやってみると残っていた居付の良い鮎が掛かりました。この強いおとりは流れをグイグイ泳ぎ上がります。確実に掛かるパターン。ギュギュン!掛かった!バレた!逆針切れていませんでした。もう一度。白泡の中から石横の樋を泳ぎ上がってくれます。ゴソゴソッ!掛かった!またバレた!残り15分。丁寧に、と思っていても焦って扱いの雑になったおとりには反応してくれるはずもなく終了。込み7匹であえなく惨敗。
 何をやっているのでしょうか。後で聞くと最初に入っていた場所は良く掛かっていたそうです。反省の多い大会になりました。
 さて予選ボーダーは10匹以上確定、9匹の方が抽選で13名中5名通過だったと思います。斉藤さんは11匹でクリア。決勝は応援です。エリアは橋から橋まででかなり狭い感じ。選手がびっしり入って動くことが出来ない様相です。下流から見て行くとK合さん、瀬開きの良い所に入っています。O月さんは瀬の右岸柳際を丁寧に攻めています。斉藤さんはザラ瀬からトロになる瀬落ち付近に陣取っています。丁度2匹目を掛けたところ。上から見ると早いスピードで動く沢山の野鮎が見えます。これは掛かりそう。水深が有る早瀬は斉藤さんの得意ポイントです。ほぼ真上から見ていると野鮎の反応で凄くおとりが動くのですね。掛かるまでのプロセスが良く見えて面白かったです。斉藤さんは調子よく掛けて1時間で込み9匹!見える範囲ではTOPグループです。鮎は見えるし時間も余裕。セミファイナルは間違いなさそうですが、何位で抜けるかです。でもここから当たりが止まってしまいました。自分ならどうする?動くか?粘るか?動いていたと思います。斉藤さんは動かず最後に1匹追加して10匹で6位通過でした。流石です。deibuは落っこちたらセミファイナルお手伝いの刑が確定です。


今回の反省
自分の釣りを貫けなかった!これに尽きる!
 
川からこれくらい離れて釣っていました。手前の小さな棚だけが自分に与えられたスペースです。白っぽくて水深が有ればいいポイントです。 斉藤さん、流芯際の駆け上がり付近を丁寧に探って着実に掛けていました。自分が同じポイントに立っても同じようには釣れません。
1時間で込み9匹と順調に飛ばす斉藤さん。掛かってからも丁寧で、まずバラシません。見習うべきところです。

 白川 7月1日 シマノジャパンカップ中部C予選

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
高橋付近
ふれあい橋上流
5匹 シマノ競RS-R H2.75 9.0 フロロ0.8−3.5m 無し 北越乱0.04-5m フロロ0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 10cm イニシア7.25-4本 フロロ1.2 オーナー白一体2号 オーナーチタン6mm 無し