休みが取れたのでさてどこへ行こう？あまり経費も掛けられないので金蔵さんのブログ情報を見て根尾川へ。東名阪集中工事中で2時間以上かかって到着。やっぱり水が有りません。揖斐合流点から少し上で枯れています。大野橋から上は跨げる程の流れがかろうじて有りますが竿を出す気にはなりません。年券を買おうと考えていましたが次回にします。待たせた榎本さんと漁協で合流。どうしようか相談して長良川下流域へ行ってみようということにしました。おとりは根尾で購入して行きました。 　実は榎本さんが数日前自宅近くの長良川堤防を散歩中に鮎の放流に遭遇。手伝ったそうです。同じ場所でこれで3回目の放流と言っていたそうで、その周辺なら釣れるかも！と考えました。その場所は伊自良川の合流点左岸側です。行ってみるとサツキ狙いの方が一人。少し濁っていて遠目では良く分かりません。日釣券の購入もあるので少し上に行ってみます。立派な漁協で1,500円の日券を調達。放流状況を聞いてみると、放流は先ほどの場所でしか行っていないそうです。鵜飼用に放流すると聞いたこともあるので聞いてみましたが放流してもすぐに登って行ってしまうので一切していないそうです。なのでかなり下流でのみ放流するのだそうです。もう少し上も見に行ってみます。長良川グランドホテル前を河原へ。200ｍほどの良い瀬がありました。その下は鵜飼を行う広大なトロ場。追われた鮎が瀬でひしめいているか！　食み跡もあるのでやってみました。時間も10：30で水温も高い感じです。若干の反応はあったものの掛からず。1時間で終了。はね鮎や走る姿も確認できたので居るのは間違いありません。もう少し上へ。 　中央漁協境から少し下の津保川出合い付近へ。濁りは津保川から出ていたようで合流手前は濁っていません。先ほどの所とは比べ物にならないほど石もキレイ。ここは掛かりそうです。昼食後瀬肩から開始。瀬の中の少し掘れた筋で待つと待望の1匹目！12cmほどの小ぶりな鮎。小さいですがスッと流れに入ったら今度は明確な当たりで15ｃｍほどの元気鮎。今度は縦波に入れると同サイズがチューン！と掛かります。芯を攻めると盛期のような当たりで丸々の18cm！これをおとりにまた同サイズ。堪えていると2年前の0.03号がプツン。超ショック！最新仕掛けに貼り替えて再度。すぐに掛かりますが段々小さくなっていく。でもまあまあのペースで当たります。 　しかし久しぶりのソリッドのせいかバレ多発。少し待つよう心掛けて丁寧に。すると瀬尻で少しブレーキがかかった所でゴツン！バシャンと銀鱗がジャンプ！サツキ(多分)です。そんなに大きくなさそうで岸へ引き寄せようとしましたがグルッと回転されたらプツンでした。その後は周辺掛からなくなってしまいました。 　やり始めた瀬肩上の鏡へ行ってみます。石はビッシリで思ったより水深もあり良いポイント。スーッと入れるとすぐに2匹。でも大きくはありません。徐々に釣り上がって行くとギュンと掛かったのにバレた。確認しようとおとりを浮かせるとまたもや銀鱗がバシャ！追っかけてきて飛びついて来ました。今度は一発でプツン。なんとも勿体ないですね。サツキは落ち込みなどに居るのかと思っていましたが、あまごみたいに流れにブレーキがかかる駆け上がりで待ち構えているんですね。 　その後も色々探りましたが掛かるポイントは瀬でも大き目の石と水深が有る部分を中心に掛かり、チャラや流れの緩い所では掛かりませんでした。5時までやって19匹でした。うまくやればもっと掛かったでしょう。でもほぼ純天然と思われる鮎を長良川で釣ることが出来て楽しめました。お盆以降にやってみたい所です。 　今回新竿のシマノスペシャル競RS-Rを使用しました。FWとどちらにしようか大変迷いましたが、FW　H2.6は少しだけ軟らかい感じがして、FWならH2.75がバランスよく感じました。FWならH2.75と決めましたが、2.75ならRSも気になります。数年前まで多用した先調子のスクデットにソリッドが使いやすかったので新竿購入時は候補にしていました。それからシマノの新製品DVDを何度も見て検討の結果RSにしました。大会やシビアな時はRS、熊野や長良川で楽しむ時はバーサトルといった感じです。でRSの感想ですが、やっぱり使いやすいです。FWよりほんの少し持ち重り感はありますが気になりません。石の前や横を狙うといったイメージが掴みやすい。小さいオトリも扱いやすかったです。FWはレスポンスが良すぎて気を張って使うので疲れますがRSは穂先がブレをある程度吸収してくれるので助かります。どんどん使い込んでみます。

グランドホテル前の瀬　200ｍほど続くすばらしい瀬ですね。 平水以上ならとっても面白そう！ 同左上流方向　全面石が入っています。 干上がった石も良く食んでありました。 津保川合流点のポイント。写真奥が津保川の水です。そっちが薄濁りでした。 瀬肩も石がビッシリで水深もあり良いポイントです。石が強く小さい鮎では厳しそう。 レギュラーサイズ。良く泳ぎます。 良い瀬でした。少し石が大きく水深が有る部分を中心に良型が出ました。 18ｃｍ級の鮎。よく肥えていてしっかりしていました。強烈な当たりで掛かってくれます。 新竿RSを使いました。良好！ トラブルが多く残ったのは19匹。うまく釣っていれば・・・