竿：ｼﾏﾉ　ｽﾍﾟｼｬﾙｽｸﾃﾞｯﾄ　9.0NS　空中糸：ﾌﾛﾛ0.8-5.5m　上付糸：ﾌﾛﾛ0.4-50cm　水中糸：複合ﾒﾀﾙ0.06　北越乱5.0m　下付糸：ﾌﾛﾛ0.4-20cm　手尻20cm　鼻ｶﾝﾊﾘｽ：0.8号-21cm　鼻管：ｵｰﾅｰﾁﾀﾝﾁｭｰﾌﾞ6.0mm　両編込み（PE0.6）移動式　ｻｶｻ：ｵｰﾅｰ白一体2号ﾊﾘ：ｲﾆｼｱ6.75　4本　ﾊﾘﾊﾘｽ：ｵｰﾅｰｻﾞｲﾄ　ﾚｷﾞｭﾗｰ1.0

　ハルさんとこてつさんが熊野へ納竿の儀を執り行いに行くと聞いていたので早くから休みを合わせておきました。当然熊野マイスター夏は川漁師さんも一緒です。（内緒らしいですが・・・）天気は最高でしたが久しぶりに見る熊野川本流はかなりの濁り。熊野川本流からの濁りのようです。北山なら大丈夫だろうと浪花さんでおとり購入。ここのおとりはほんとｽﾊﾞﾗｼｲ。この時期でもビンビンの別嬪おとりです。

　入った場所は小舟のドッグ前。水位は丁度。水温も岐阜とは違い冷たさを感じません。石垢も十分付いています。川を見ながらポイント探し。一番キツイ流れの次の流れを狙ってみます。石もあり良さそうに見えます。

　元気なおとりはスッと流れに入って行きました。気配感じます。キタ―ッと思ったらエビ。下ではこてつさんが出し掛かりを演じているらしい。トロが正解か？少し弱気でもう一度瀬に入れ直すと今度は本当にキタ―ッ！掛かるじゃん。ド芯の脇で掛かったので同じ筋を引き上げるとすぐに鋭い当たりで引きまくり。まるで盛期の釣りの様。掛かったらいちいち声を出して下流のハルさんにプレッシャーを与えます。これがまた楽しい！瀬ばかりで連発し、バラシもありましたが午前の部は2時間で7匹。サイズも18〜20cmのおとり頃でした。

　お昼はハルさんが釣ってきたアオリの新子沖漬、刺身、げそ入り焼きそば、なめこ味噌汁、鶏味噌だれ焼をごちそうになり満腹。ハルさん、刺身包丁1本で全て調理します。手慣れたもので調理が早い！地球防衛軍では新隊員にはまず調理から仕込むそうです。天気、ロケーション、旬の食べ物でビールも進み1.2Lも飲んでしまいいい気分。昼寝をしたい所ですが最後の釣行。頑張って瀬に向かいました。しかし午前のような反応はなくやっと2匹。なんとかツ抜けしたい。時間はもう3時前。少し立ちこんで右岸側のヘチを最後に攻めるとゴソゴソっと反応が出たあとギュギューンの当たり！まっ黄色の綺麗なメスでした。これにて2009は終わりにしよう。10匹だけでしたがしっかりした追いで掛けることができて非常に満足。納得の納竿ができました。

 

　熊野の鮎は岐阜より2〜3週間遅い感じです。メス鮎もおなかがややふっくらしている程度でオスもまだまだヌルが強かったです。この感触だと北山と熊野合流点以降の本流も濁りさえ取れれば最後に楽しめそうです。帰りはすっかり食べごろになった南紀みかんを大量に買い込み充実した最終釣行をできました。道中はすっかり寝てしまい夏は川漁師さんすみません。川岸を見ると台風18号での出水が凄かったことが伺えますが、鮎達はしっかり避難しているんですね。来シーズンも熊野は楽しませてくれそうです。