根尾川 10月10日、11日
竿:シマノ スペシャルスクデット 9.0NS、スペシャル競FW H2.6 9.0 空中糸:フロロ0.8-5.5m 上付糸:フロロ0.4-50cm
熊野への納竿釣行が台風18号の雨の影響でOUT!岐阜はさほど降っておらず根尾、長良水系とも釣りは可能。根尾で最終とすることにしました。土曜の7時頃川へ。水位は平水、濁りなし。但し気温と水温が低い。朝は気温7度まで下がったようです。今年初めて(いつもあまり気にしません)水温を計ってみます。15.1℃!手が冷たい。これは厳しそうです。釣り人もほとんど来ません。
橋下の瀬肩から開始。鮎は見えます。黄色くなって追っている鮎も見えます。ソロソロと引いてみますが反応なし。午前中見事にぼうず。廻りでは10時過ぎころからポツポツは掛かっていました。
午後も同じところへ。先回お会いしたN野さんが右岸から竿出し。一人だけポツポツ掛けます。こちらにもやっと1匹目。朝見えていた黄色い鮎です。N野さんは少し下って瀬の中を丁寧に探って掛けます。deibuも右岸へ移動。瀬肩鏡と波の境目を、1号おもりを付けて探るとポツポツ掛かり出しました。午後は北からの強風が吹き、とんでもない寒さ。ウエットタイツの足は感覚が無くなってきて冷たさを感じません。さすがに我慢できず4時に終了。丁度10匹でした。N野さんは午後から15匹。上手い!榎本さんと温泉へ温まりに行き、寒い中夜営に付き合ってもらいます。
日曜はハルさんと夏は川漁師さんが合流。昨日より朝の水温が2度も高い。下流の方では連発している姿も見えます。日が差してくると暖かくなり8時半頃には川へ。釣り人の出足も良く行きたい下流瀬開きは混雑模様。上の瀬もそこそこの人出。仕方なく瀬の中間に入ります。天然おとりなので意外に早く掛かりました。右岸へ移動しチャラで黄色い鮎を追加、下の開きでは榎本さんが連発しています。昨日は同じく10匹で、今朝の時点では年間釣果が9匹差でdeibuのリード!このままでは捲くられてしまいます。すぐ上に行ってみますが泳がせは5分で限界!ちょうど昨日反応が良かった瀬肩が空いているので直に移動。3匹ほど追加、午前中は7匹。
お昼は斉藤さん、加藤さん(昔ジムニーCUPで優勝経験ありの大ベテラン)も加わり豪華ハイカロリー&アルコール分25度痛飲ランチ!川漁師さん有機栽培里芋味噌汁も頂き、2時間飲んで食って喋って皆温まりました。
午後の部は瀬落ちに入ってみます。右岸からは皆さん立て竿の泳がせ。泳がせでは難しい波立ちを左岸から1号おもり釣法でやってみると黄色い鮎がアタックしてきます。納竿をためらう盛期のような当たりと鮎!夕方は瀬肩を最後にやりたかったのですが人が多く断念。瀬の中盤で少しだけ掛けて今シーズンの終了です。最終日は18匹。鮎釣りらしい釣りで終われて満足です。が!斉藤さんは25匹も!この差を埋めたかったシーズンですがまだまだです。
しかし根尾川のこのエリア。連日釣り人が絶えません。中央や郡上も多いですが川がでかいのでこれほどの密度は感じません。終盤のこの日でも橋下流域で50人ほど居たようです。連日釣られてもまた釣れる。鮎が石の間から湧いて出てくるの?って思うくらい。飽きもせずここばかり来ますが良い練習になる場所です。当面の目標はここで80匹です。 今回土曜日午前中は竿をSHIMANOスペシャル競FW−9.0m−H2.6を榎本さんから借りて使ってみました。今シーズントーナメントで圧倒的な強さを誇った小澤名人が非常に使いやすいとシーズンを通して使っていた竿です。まずは軽さ。210gはスクデットと27g違うだけですが持った感じは全然違いますね。この軽さは集中力を持続させる上で大きな武器になります。穂先はチューブラーの1.6mm。すごく太く感じます。スクデットでは穂先、ラシュランでは胴で多少雑な竿操作をしても竿が吸収してくれる感じですが、FWはもっと研ぎ澄まされているような感じで遊びが少ない。その分感度も良くおとりをよりシビアにコントロールできます。鼻管をミリ単位で操作するイメージ、それができる技術と集中力があればそれに応えてくれる竿と感じました。ラシュラン、スクデットには竿に助けられている感じですがFWはテクニックがそのままおとりに伝わる竿と言った感じでしょうか。なるほど名人が使えば鬼に金棒となる訳です。この竿を使えば小澤名人のように釣れるのか?当然ですが違いました。どんな竿でも完全に使いこなせるほど使い込むことが大切なようです。 |
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