熊野川 9月26、27日

竿:シマノ スペシャルスクデット 9.0NS、スペシャルラシュランH2.5 9.0NE 空中糸:フロロ0.8-5.5m 上付糸:フロロ0.4-50cm 水中糸:複合メタル0.06 北越乱5.0m 下付糸:フロロ0.4-20cm 手尻20cm 鼻カンハリス:0.8号-21cm 鼻管:オーナーチタンチューブ6.0mm 両編込み(PE0.6)移動式 サカサ:オーナー白一体2号ハリ:イニシア6.75、7.25、一角7.5 4本、ハリハリス:オーナーザイト レギュラー1.0


 根尾もまだまだ出来そうですが、雄には錆びも出始めてきました。で、今回以降は好調な熊野で楽しむ予定。今回もナビは、夏は川漁師さん。これ以上強い味方はありません。水位がどんどん下がって激流隊の聖地「三和大橋上流」も程よい流れとなり、土日は発電放水も無いのでプチ激流隊の私たちでも1日楽しむことができます。金曜までは増水しているので土曜はサラ場となるポイントが多いのです。

 トロには釣り人が多いですが瀬はやや不人気。特に上流左岸は本格4WDでないと入ってこられません。川に横付けして7時前に開始。浪花さんのおとりはいつも最高の状態です。あちこちの河川へ行きますが1番ではないでしょうか。

 さてそのビンビンおとりを岸際から送り出すと5秒でヒット!次も即!しかしその後はボチボチ。瀬の中はまだ活性が上がりません。細かく移動しながら入れ掛かりスポットを探していきます。探し当てるとバタバタっと掛かります。橋下流も探り午前中は36匹。前回よりもサイズはダウンして1618cmがメイン。1匹だけ22cm程が掛かりましたが20cmオーバーは2日間通してこれ1匹でした。

 12時になると計ったように海からの強風が川筋を登って行きます。竿を細身のラシュランに替え午後開始。活性が良いのか風でブレる穂先が誘いになるのか入れ掛かりです。しかし根掛かりで1匹ロストしてしまい、2時半起きの寝不足で眠気も襲ってきたのでしばし休憩に上がります。つい熟睡してしまい気が付くと4時を回っています!これはいかんと瀬をひと流し。5時半までやってなんとか16匹掛け50匹を超えることができました。


 赤木川合流点のさつき温泉に浸かり夜は新宮のビジネス
Hユウキ泊。隣にある「まんぼ亭」で食事を取りましたが、ここはメニューの多さにビックリ!新鮮な近海ものの刺身から1品料理、うどん、そば、ラーメンにカレー、そしてメインの丼各種と飲んで食いたい食いしん坊には持って来いのお店でした。値段も良心的。大自然、鮎、温泉、ウマい酒と肴、家族には申し訳ない贅沢です。

 

 ぐっすり寝て翌日も同じところへ。今度は右岸へ渡って探ります。2、3匹掛けてはポイントをずらして行きます。しかしこの日は風が早く出てきてやや釣りにくい。昨日よりややサイズダウンで午前中29匹。午後は瀬肩へ。掛かりませんが対岸河原にアベックがやってきて何やらくっ付いたり重なったり。全然集中できません。1時間半もそこに釘付け。2匹しか掛かりません。これはイカン。瀬に突入。残り30分で5匹追加。午後は7匹で3時に終了。2日目は36匹。


 帰りはみかんを買うため
R311経由で帰ります。少々青くても木成なので美味しいんです。それになりより1520個も入って100円!とても喜ばれるお土産です。十分熊野を満喫できた2日間でした。夏は川漁師さんありがとう。

 岐阜方面の方々、遠征する価値ありますよ!鮎は長良川より2週間ほど若い感じ。この日の鮎は子を持ち掛けていましたが錆びはまだ出ていません。長島or桑名東ICから約4時間。本格4WDがあれば最良ですが普通車でも入れるポイントも沢山あります。


 さて今回は前回の根尾で掴んだ感触の検証をするつもりでやりました。底を這わせて挑発する。鼻管上の付け糸だけで小さなオバセが取れているようなイメージで操作しました。無理に引かずおとりが動き出すのを待つ。初日午前おとりを下げると反応が良かったのでそれも意識的にしました。ただ他のポイントでも午前中は良く掛かったところもあったようなので単に鮎の活性が高く、ポイントに恵まれただけなのかもしれません。また、追われている感はあるのに掛からない時がありましたが、針のサイズを
7.5号まで上げるとそれが無くなり良く掛かりました。小針全盛の時代ですが、deibuはやや大きめが基本です。

 
河原の茶色い石が普段は水の中です。そんな時は近寄りがたい
激流隊の聖域。でもこの水なら凡人でも平気!
この時間を大切にする熊野仙人。優雅です。deibuはまだ川を見ると早く着替えたくなる未熟者。
こんな流れを手前から順に探っていきます。当たる筋を発見したら今度は縦に動きます。この日はヘチと流芯両サイドが◎ おぉ!出し掛かりです!
橋直下付近は右岸、左岸とも泳がせの好ポイント。もう少し前はこの周辺が良かったそうです。橋上から良く観察して入るべし。但し熊野の鮎は見えにくいです。橋も高いので小さく見える石でも意外に大きい。 橋下流の左岸側。深みからの駆け上がりが好反応。
橋上流部よりも石がやや小さい。
瀬の上部にはハメが打ってあります。まだ効果は発揮できません。
釣りへの影響もほぼ無し。
前日のポイントを対岸から探ると全然違う感じです。
瀬の終盤が石色良く数も出ました。
瀬でもやや袋になったところや石が大きめのザラ瀬が良かった。荒い所は魚影がイマイチ。早い所は鮎が小さい。程よい流れで石も中くらいが最高ポイント。チャラはまだ駄目です。 まだこんな鮎がガンガンきます。幸せ。