大井川 9月4、5日

竿:シマノ スペシャルスクデット 9.0NS 空中糸:フロロ0.6-5.5m 上付糸:フロロ0.4-50cm 水中糸:複合メタル0.03 感激プレミアム 2.8m 下付糸:フロロ0.3-20cm 手尻20cm 鼻カンハリス:0.8号-21cm 鼻管:オーナーチタンチューブ6.0mm 両編込み(PE0.6)移動式 サカサ:オーナー白一体2号ハリ:イニシア6.75、7.25、一角ライト6.0 3本、ハリハリス:オーナーザイト レギュラー1.0、1.2


 銚子川のことでメールを頂いてからちょくちょく情報交換し、今シーズンはシマノの大会も一緒に出場した掛川のO澤さんが、今年は大井川の遡上が良く、お盆が過ぎたら楽しめそうなので是非遊びに来て!とお誘いを受けていました。3日に丁度仕事で浜松に来ることがあり、これ幸いと翌2日間休みをとり大井川へ行ってみることにしました。

 東名相良牧野原ICで待ち合わせ。お値打ちな日券1,000円とおとりを2匹1,000円で購入して釣り場へ。国道1号線バイパスから約2km上流の「神座」というところです。4WDなら川へ横付け可能。

 川相は熊野川と似ています。熊野川と比べるとやや砂が多く水量は根尾川よりやや少なめ程度。ダム放水があると薄く乳白色らしいですが、やっと放水が止まり水は非常に綺麗です。大きなトロと短い瀬で構成されています。車を止めたところは大きな浅いトロからこの辺りでは一番きつめの瀬、水深おしりほどの瀬落ちから開きの棚、棚からザラ瀬、砂利の瀬、テトラへぶつかるトロとなっています。

 

 一番良さそうな棚から開始。泳ぎだすのを待つこと数分。沖へすーっと出たら1発で掛かりました。意外に良型の綺麗な20cm。うまく上飛ばしができると簡単に掛かります。水深がひざ程度で掛かると見えるので非常に面白い!おとりも十分採れたので下の瀬へ。行ってみると石はヘチだけであとは小砂利。その下のトロは完全に小砂利のみ。鮎は沢山見えました。さらに下まで歩いて緩やかな瀬の開きを攻めましたが思ったほどは掛かりません。お昼までに25匹。移動せずやっていたらもっと掛かったと思います。


 お昼はO澤さんが用意してくれたミョウガの酢味噌和えが絶妙でついついビールが進んでしまいました。知らぬ間に大いびきをかいて寝てしまい午後の部は2時近くにスタート。目の前ではO澤さんのお友達Mさんが入れ掛かり。しかしそれを見た他の釣り人が対岸に入るとピタッと止まってしまいました。これには閉口ですね。

 deibuは上のトロを見に行きます。深みがなく石も小さめ。ただ大井川鉄道が近いためなんとかSLが通るまで粘り写真を撮ろうと思ったのですが粘り切れず。瀬肩ではO澤さんが調子よく竿を曲げています。人も少なくなってきたので瀬に立ちこみ釣り人が立っていたヘチを流していくと良型がボツボツ掛かりました。5時過ぎまでやって14匹。初日は39匹。サイズは14cm20cm18cm前後が中心です。増水続きで大変だったのか尾の下側が擦れている鮎が何匹かいました。

 

 さて疲れた後は、すぐ近くに「島田市田代の郷温泉 伊太和里の湯」という施設があります。まだ出来て間がないようで非常に綺麗でしかも空いています。食事も取れるしマッサージもありました。さっぱりしたあとは河原へ戻りO澤さんと晩餐です。夜空の下で味わう炭火焼ホルモンやシシトウは最高です。尿酸値なんてどうでも良い!と思ってしまいますね。それにしてもO澤さん、ひっきりなしに電話が掛かってきます。仕事ではなくほとんど鮎のようでしたが・・・9時を回ると二人とも睡魔が。涼しい夜で良く寝られました。


 翌土曜日は混雑が予想されます。目の前の好ポイントは対岸に人が立つまでは良いのでそこでおとり取りです。
O澤さんのお友達Yさんの下へ。やはり人が来るまでは良く掛かりました。また下へ。昨日おじいさんが1日同じ場所でやっていたのでそこなら掛かるかも?と思い行ってみましたがそこは先客。その下でやりますがポツポツです。狙っていた場所は準入れ掛かり。

 上に戻り最後は朝の場所を泳がせてプチ入れ掛かり。黄色い良型でした。満足して納竿です。2日目は18匹。静岡と和歌山は気候も似ているのか大井川も午後には海からの強風が吹きます。もう少しすると街道にはみかんの無人販売が並ぶそうでこれも北山と同じ。ジェット船の代わりがSLでしょうか。金曜は1往復でしたが土曜は午前だけで3回ほど通って行きました。1号線辺りは随分街中のイメージですが少し登るとガラッと変わりロケーションも最高です。鈴鹿ICから相良牧野原まで2時間弱、そこから30分ほどで各ポイントです。帰りに見える所ではどこも沢山の釣り人で賑わっていました。意外に近いのでまた是非来てみたいです。

 O澤さん、ありがとう!

 
大井川。SLが汽笛と煙で存在をアピールしてきます。
しばし見とれてしまいますねぇ。
掛かる鮎。綺麗な遡上鮎です。このサイズが主流。
ポイントにより小型になります。
良く掛かった棚。誰もいない朝は良く掛かります。 同左ポイントをやや引いて撮影。どこでも掛かりますが、
左岸に立つとやはり鮎は右岸に寄るようです。
このように対岸に立たれるとピタッと当たりが止まります。しかし暫くすると鮎も慣れるのか近くでも掛かるようになります。 下流のポイント。トロの泳がせ好きには堪らないポイントですよ。
一番の瀬。まだ緩いところを好むには早いと思いますが瀬では反応が悪かった。瀬にはなぜか青藻が多く付いている。