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 この週末は馬瀬川でした。一応マスターズブロックの下見目的ですが、下界は酷暑、涼しく鮎もそこそこ釣れる馬瀬川は下見が無くても行きたい川ですよね。仕事を終えて飯食って風呂入って出発。馬瀬手前の峠道はシカに注意しながら走って1台の対向車もなく午前零時に馬瀬到着。満天の星と天の川を見ながらチューハイ1本空けてバタンキュー。久しぶりにエアコンなしの快適な睡眠でした。
 ブロック大会のエリアはセンターから上流も下流もそれぞれ約1.8q。広いです。前半2時間終了時にエリア交代で、一旦戻らないといけません。上限下限まではちょっと自信がない。頑張って行けそうな辺りまでやってみましょう。
 斉藤師匠を待って7時半頃から開始。今年の馬瀬は鮎多いですね。遅れていた琵琶湖産鮎も先週放流されたようで、チビもいます。水深があるところや流芯では良型が追ってきますが、数は少ない。型は落ちますが圧倒的に泳がせるほうが掛かります。この渇水だから仕方ないでしょう。馬瀬にしては水温も高く引きまくるとすぐに弱る。泳いでもらった方が長持ちしますね。自分の場合、泳がせと言っても単線メタルなのでイマイチ変な泳がせですが。
酷暑の土曜日、午前中は26匹、師匠が21匹、午後は13匹、師匠が20匹、合計39匹対41匹で負け。
 めいほう温泉に浸かってパスカル清見で小宴。車中泊釣行の夜は、何を飲んでも喰っても何時に寝ても良くて、翌日も何時に起きて、何時から釣りをして、いつ帰ってもいい自由で開放された最高の夜。それに静かで涼しい馬瀬川が加われば至福の時間です。
 翌日は雨音で目が覚めました。予報では本降りになりそう。雨も降って欲しいが自分の釣行時は晴れてほしいと思ってしまう勝手な釣り人です。
 早起きできたので試合時間に合わせて7時から11時までやってみます。昨日の養殖おとりでスタート。泳がせに特化してMステージ0.03号です。マスターズ予選で使った仕掛けなのでいつ切れても不思議ではない。糸を立てておとりがスゥーっと出ていけば思ったところで掛かる。ボチボチのペースで掛かる。下流に入ったダイワの加藤名人も掛けまくるので負けられんぞ!と頑張って釣った。途中小用で竿を草むらに置き、用を足して持ち上げたら切れた!やっぱりあっけなく切れる。もう1個有った003もおとりに鼻管通して送り出したら切れた!やっぱりこのラインはめっちゃ泳ぐがリスクもあるな。その後はMステージ0.05で。これだと多少パーマになっても切れませんね。
 9時過ぎには雨が本降りになり時折雨脚も強くなってきました。寒い!予定の11時まで頑張って上がりました。4時間で31匹。師匠は25匹。本日はこれにて終漁。
 今年はブロック大会までに何回か下見釣行が出来そうです。まだ大会まで3週間もあるので条件は大きく変わると思って下見しよう。あとはポイントへのアプローチの場所を確認することは重要です。早くて安全なルートを見ておくこと。
 自分の場合は、下見をすると本番時に下見の印象に惑わされて失敗してしまうことがほとんど。特に馬瀬川は川の色を見て動くことが重要だと思うので、そうならないように気を付けながら下見の感触を書き留めておこうと思います。
 竿ですがダイワ製しばりなので大和大会で使用したAIR-Tテクニカル+センサーオートマソリッドです。先調子で操作性はとても良いです。糸を立てて竿先でおとりを追従するような操作は今シーズンメインにしているバーサトルよりも断然いい。狙った樋を引いて通すような操作もイケる。掛かってからは少し2〜3番がブレます。ソリッドの所で2段階に曲がるのでそのせいかもしれません。掛かってからはバーサトルが断然いい。基本この竿で良さそうだが、TH85もあるので次回は一応試しておこう。
 針は刻の6.5をメインに使った。細軸でからみは最高。但し針傷が大きく、背掛かり空中分解も有った。大和予選の時にも有ったが、やや張りのある竿との相性かもしれない。一段太い全を次回は試す。
 水中糸は今のところ単線メタルだな。泳がれ釣りにならないのが良い。鼻管廻りは極限まで細いに越したことはないように感じた。次回は0.5号で用意してみる。掛かった瞬間におとりが鼻管から外れたのが3回もあった。1回はPE0.2号の結び糸が切れていたけど2回は外れた。ワンタッチ鼻管のビニルは古くなるとしなやかさがなくなるみたい。いつのか分からないのを結構使っているので、大会時には今年買ったもので用意しよう。
 手尻はこの仕掛けならゼロでOK。水中糸下端が竿尻。目印は下2個を水中に浸けることが多いので小さくしっかり結ぶ。
 あとは前半後半入替ならではの対策で、小型のエアーポンプを用意する。先週のような暑さの大会だと水温も上がり、1回戦で結構釣れたりすると曳舟の中がヤバい。エリア入替時の移動が30分位になる可能性は大きいからね。移動は道路の方が早いのですが、道路端には途中水を入れ替える場所が意外に少ないのですよ。この曳舟エアーポンプはどこかの大会で高橋祐次名人がやっていたのを見てから真似ています。活きエサ用の活力剤みたいなのも用意しておきます。
 問題の釣り方はどうか。この様子だとかなりのハイアベレージになりそう。そうなるとちょっとした入れ掛かりを何度かものにしたい。今回もいいおとりが良いコースを泳げば簡単に掛かった。それが数匹つながることが多かった。問題はそれが切れた時。なぜ切れるのか。同じ立ち位置で送り出すからです。分かっているけどやっちまう。ポイントを大きく見てしまっているのでキャパが分からずそこは終わったのに粘ってしまう。釣りたておとりの最高の泳ぎを終わったポイントで使ってしまい、次のポイントへ動いた時には動きが悪くなっているので循環が途切れる。
 次回課題はポイントを石1個単位くらいに細かく見て、そのポイントの見切りを意識すること。そして掛かった鮎を一泳ぎさせることなく次のポイントへ動く。ここ重要だな。
 この2日で感じたのはおとりが変わると釣れなかったポイントでも続けて釣れる場面が多かったこと。渇水の影響は大きいと思うが、他の選手が捨てたポイントでも可能性は十二分にある。捨てられたポイントでも石色が良いと思ったら狙え!
 次回の課題がたくさんできたな〜。次回も週末釣行の予定です。
 
下流エリアからやってみよう。マスターズ全国へ上がった思い出のポイント。 これだけド渇水の馬瀬川は初めてです。水がぬるい。おとりが弱るのが早い。でも掛かる。
馬瀬川は石色見極めが基本だと感じます。それを確認していく。 月間つり人8月号に馬瀬川上流の紹介記事が載っています。これは分かりやすいですね。これをなぜ漁協やおとり屋さんが作らないのかが不思議です。Googleマップなら簡単なのに。

   7月 2日、3日 馬瀬川上流  

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
マスターズエリア 39匹
31匹
AIR Tテクニカル ソリッド 9.0 フロロ0.8−4m 無し MステージEX0.05号-5m フロロ0.4-20p
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-23cm 0cm 刻6.5号-4本 フロロ1.0 2号 6.0mm 無し