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 大内山川でつり人社主催のKing of Kingsという企画があり、シマノから小澤剛名人が出場。前日入りして宮川上流で釣る(企画のルールで大内山の下見は禁止)ようなので、ならば宮川上流でタイマン勝負じゃ!となりました。
 この2年、大会が少なく、緩い釣りばかりなので腕が鈍ってきた感じがする。今シーズンはダイワもシマノも大会があるので、大会感を取り戻すためにも真剣に釣ってみましょう。
 好天の土曜とあって釣り人はいっぱい。入る隙間がありそうな大熊で第1ラウンド。8時半スタート。谷が合流するところから剛君は上流へ。deibuは下流へ。川は泥被りとあおもで鮎が居るところは分かりやすい。よさげなポイントにはクーラーボックスを傍らに置いた釣り人が陣取っていて動きそうにない。10mほどの頼りない瀬になんとか入れた。たらい1個のようなポイントをつぶしていくしかないな。短竿が欲しい!と言いたくなるポイントを9mで攻めるのは大変。根掛かりしたら半分ポイントが無くなるので集中して釣る。狙った筋では素直に当たりが出る。小さい鮎が多いが当たりは明確。いいサイズで18pくらい。
 一通り釣って、さて次に竿を差せそうなスペースを探す。鮎自体は多くて、皆さんポツポツは掛かるので動かない。ちょっと空いたところで対岸の通しにくい筋を探ると簡単に掛かる。釣り人が少なければ数は掛けられる感じです。2時間やって中間点まで戻るが、剛君は少し上で竿を曲げている。掛かっているらしいのでぽっかり空いた瀬周辺を探って少しだけ追加。11時頃までに17匹。さて名人は・・・34匹!ダブルスコアじゃん!ポイント選択を誤ったな。

 第2ラウンドは動き回れそうな中瀬へ。朝は多くの車でしたが大分減ってるぞ?いつものビールは封印して勝負飯食って2回戦開始。はい、30分ほどで終了。ここは面白くないなと二人とも共通の認識です。剛君5匹、deibuは1匹のみ。ここは小さい鮎がうじゃうじゃでした。

 さて第3ラウンドは水深があって絞れた流れがある地蔵です。石色が良いポイントでは追いが出ますが、まっ黄色のチビが多い。でも良型が混ざる率はやや高い感じ。空いているところをササっと探って剛君13匹、deibu14匹!やっと勝利。

 最後第4ラウンドはもうそろそろ空いてくるだろう大熊。朝はできなかった細かいポイントを攻め倒すぞ!トロの上下にある石組の樋を通していくとビュンと掛かる。幸先よくスタートしたが数匹で同じ手が通用しなくなった。朝は掛からなかった瀬肩を攻めてみるとスイッチオンで入れ掛かった。4時半を過ぎるとほぼ貸し切りとなってやり放題。荒い攻め方で間違いなさそうなポイントだけ打って行った。17時20分終了です。結果は9匹対20匹で勝ち!
 合計は剛君youtube撮影と釣り人からの声掛け応対をしながらの61匹、deibuは真剣に釣って52匹で当然ながら負け。でも自分的には「まあまあ検討したな」という感じです。
 なかなか名人と1日一緒にやる機会はありませんが、今回その機会に恵まれました。一番の気づきは「数揃えたいなら足で稼げ!」ですね。いつもなら大抵お昼にプシュッ、ゴクゴク、プハ〜となるので移動できません。1日で4回場所変わり、最後は4時近くになってから移動なんて普段は絶対にしませんもんね。暑い日でウェーダーの中はグツグツ、足腰はガクガク。体は悲鳴を上げますが、今後2日行くときは初日だけでも今回のようにストイックに釣ってみるのも良いかも。
 さて、大名人と一日やってみて何が違うのか考えてみた。一番はポイントを見切る速さが違う。釣れるポイントのキャパが読めずに、終わったポイントで一泳ぎさせてから次に動くので当然フレッシュなおとりで新しいポイントを攻められない。あとはそんなに違わんぞ!場所変え移動のタイミングも似たような感じだったし。課題が分かったので今シーズンは「見切り」を意識してやってみよう。
 晩飯は名人も一緒に一冨士で中華そば。そのあとはホテル道の駅スイートで小宴。大名人と飯食って酒飲んで、釣り方のことを何にも聞かなかったな〜。「友釣り無双」の人気をさらに上げるためにさかなクンぐらいの濃いキャラにしよう!着ぐるみを着て釣ってはどうか等々、重要課題の激論を交わしていました。睡眠時間を奪ってしまい、翌日の試合に影響したかもな〜。
 それとね、当然ですが剛君、頻繁に声を掛けられますね〜。声を掛けられない場面でも「ん?小澤名人か?」的に見られていることもとても多い。オーラと出始めた加齢臭出してますからね。あれだけ注目されると大変だ。釣ってて屁もこけない。もう慣れている感はあるけどストレスになるだろうなと思った次第です。
 
朝一は大熊の下流で空いているところ探しから。 短い瀬の頭になんとか入ってこんなところから開始。際どいところではマシなサイズが掛かるけど、入れやすいところは鋭い当たりで小型!
トロ場にいっぱい鮎が居ますが、激しく追う感じではない。 これが揃えば最高ですが。大熊では34対17のダブルスコアで負け。
お昼を挟んで2回戦は中瀬に移動。1匹目がまともに掛ったので期待したが、あとはビリ鮎の群れに付いて行ってしまうだけ。中瀬では5対1で負け。 3回戦、地蔵へ移動。ここは剛君が一番好きそうなエリア。負けんぞ!
ここも魚影は濃い。動かない釣り人が去った後に、やっていなさそうな筋を狙うと掛かった。 まあまあも混じった。ここでは13対14で勝ち!
夕方、大熊へ戻って4回戦!釣り人が多すぎてできなかったポイントが多かったので再挑戦。自由に動ければこっちのもんだ!ここでは9対20で勝ち! 大熊にある支流です。冷たくてめっちゃキレイ。数年前の大洪水までは本筋も全部こんな流れだった。戻って欲しいな〜

   5月 28日 宮川上流  

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
大熊〜中瀬〜地蔵〜大熊 52匹 シマノバーサトル H2.75 9.0 フロロ0.8−4m 無し メタコンポ0.04号-5m フロロ0.25-15p
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 0cm キメラ6.5号-4本 フロロ1.0 2号 6.0mm 無し