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 和歌山まで解禁行脚する気力、体力、毛根力が年々薄れていく50代も後半です。減らないのは食欲と体重だけ。
 さて近場の大内山、宮川上流も解禁となるので、そろそろスタートしましょうかと行先を考えます。週末は厳しい大内山か、解禁混雑の宮川か思案していた木曜日、ハルさんから情報が。「大内山中流域で良い感じ」!イマイチ気乗りしていなかったのですが、この電話で完全にスイッチが入った!大内山に決定です。
 アクアリウム水槽のメンテをして、忘れ物がないか入念にチェックして出発。年券を購入して待ち合わせ場所の「いしぶり」ポイント駐車場へ。途中中流部の要所を見てみましたが、鮎は見えるもののまだまだ出来上がっておらずどこも厳しそう。はたして「いしぶり」はどうなのか。ハルさんに天然ピチピチおとりとポイントレクチャーを受けて8時頃開始です。
 天気は曇り、小雨で寒い。二つの流れが合わさり変化が大きくなる辺りで1匹目を狙うとあっさり掛かった。でも遊び鮎のようです。大内山の石は角張っていて良く針が刺さります。なので根掛かるとあおっても外れないことが多い。それでポイントをつぶしてしまう。掛かりたてのおとりを放してスゥーっと行けばほぼ掛かるのに、根掛かったら終わりで天と地の差が出ます。気を付けて操作しますが避けられない。2時間ほど周辺ザラ瀬を探って7,8匹掛かったか。
 少し下がってハルさんイチオシポイントへ。ちょっとした棚からのザラ瀬です。その下流は広大なトロ場が平瀬橋上流の瀬まで続きます。ここは更に石色が良い。手前から探っていくと小ぶりが2連ちゃん、そのおとりが流れにスゥーっと出ていくとギャン!と初めて追ってきた手ごたえを感じて掛かった。黄色い良型です。そこから暫く脳汁ブシャーモード。5月からこんな釣りをさせていただきありがとさん!でした。お昼までに20匹程度。
 午後は上流へ探索。左岸護岸沿いの流れにはめちゃくちゃ多くの鮎がいました。食みまくっていますが石には付いていません。鮎はどこにでもいる感じで、それらがどこで縄張りを持つのかを探り当てる釣りです。夕方のサービスタイムに期待して5時まで頑張りましたが、多くは追加できず。合計30匹の釣果でした。
 ウェーダーを履くと臭い、々、想像したくない分泌物が出ているんでしょうね。やっと通常営業に戻りつつ(まだ三重県民のみの利用制限)ある阿曽温泉でさっぱりして、一富士で中華そば喰って爆睡。

 二日目。今日は天気がよさそうです。調子が上がらない大内山の中下流部で「いしぶり」はなぜ釣れたのか。ハルさんと考察します。同じような条件のポイントはどこか。釣れている情報があるポイントは人が多く、掛かる場所も限られていて行きたくありません。釣り人がほとんどいない中下流部で探し当てるのだ!かと言って1日に4か所も5か所も移動する体力はありません。一発ツモに掛ける!そんな欲のない?二人の意見が一致したのは「ひこ瀬」。
 国道からは見えにくい位置にある「ひこ瀬」は地元の方たちが通う好ポイント。いつもなら早くから釣り人が居るポイントも今はガラガラ。先行は鵜のみ。一通り見てから一番良さそうな流れを探るが反応なし。岩盤に付いた鮎が見えたので付近を探ると小気味よい当たりで4匹までは掛かったが、多くは望めない気配。2時間で飽きて昨日の所へ移動。好天で好転するか。早飯を喰って昨日のおさらいをしてみる。
 昨日より更に減水している。根掛かりに注意して流れを探ると黄色い鮎がポツポツだが掛かる。小雨の昨日は良さそうに見えなかった水深がある流れもこの日は石色が良く見えたのでおとりを通すと良型が追ってきた。疲れが出てきた3時頃、今まで掛からなかった瀬の芯でまともに追ってくる良型4連発で気持ちよく終了。ここに移動して22匹、計26匹の釣果。
 2日間やってみての感想。大内山は徐々に良くなっていきそうな気配。鮎はよく散らばっており、動かない大きな群れ鮎ではなく、小群れで移動しながら元気に食んでいる鮎が多いように見えた。この鮎が縄張りを持つようになり、天然遡上も混じるようになれば期待しかない。
 漁協HP釣果情報に載っているポイントは、鮎は多いものの釣り人も多く、好ポイントは1日動かないような毎日組の釣り人が居たりして楽しい思いをするのは一苦労です。一か八かですが、群れ鮎探しではなく、スタンダードに石色が良いポイントを狙っていけばどこかで当たる可能性は日に日に増すと思います。
 あと、おとりの動きが止まるとすぐに根掛かりです。張りすぎても弱ります。ここ一発の時には集中してゼロテンションを長く維持するように操作できたときに釣果が出ました。
 遊び鮎はケラレることも多かったので、2日目は針を「キメラ」にしました。浅い掛かりや口掛かりでもバレが少ない気がしました。大会には良いかもしれません。
 今回竿は新しいバーサトルを使ってみました。バーサトルは2011年からずっと1本所有しているお気に入りです。マスターズ全国大会でええとこまで戦えた時も、郡上杯で勝てた時もバーサトルでした。まだ2日間使っただけですが、シャキッとしたな〜、が最初の印象です。家で他の竿と振り比べた(横に大きく振って止める)のですが、持っている竿の中では揺れが終息するスピードが一番短い。FWよりも短い。ダイワの竿はAIRのTテクニカル90とTH85ですが、大きく違います。まっすぐに戻る力が強い。=張りが強い。
 使い終わって感じたことはテンションゼロの感覚がとても掴みやすい。この日は標準で付属のソリッドを使いましたが、テンションゼロを様々な流れの中で如何に長い時間保てるかが釣果のカギだと思っているので、これは良いなと感じました。でも張りが強くなった分、バーサトルの美点でもあったおとりの引きやすさは少し下がったと思います。購入したのはH2.75の9mなのでFWと比べれば重いですが、自分的にはあまり違和感なく使える重さです。昨今の短竿を使っている方が持つと重く感じるでしょうね。この竿はメインの1本には最適だとお勧めできます。重さが気になる方は8.5mがベストでしょう。今シーズン大会も含めて使い込んでみます。
 その大会ですが、マスターズは郡上の2日目、シマノは白川と来年用の九頭竜が抽選に通りました。
では今シーズンもよろしくお願いします!
 
2022のスタートはここから。「いしぶり」の瀬肩です。向かいはこのポイントをナビってくれたハルさん。すでに大内山は解禁から6日目の釣行で、ここが一番石色が良い!と案内してくれました。 8時頃開始1分で掛った。朝のうちはまだやる気のない鮎が掛かる。
このガチャガチャした流れは反応が薄かった。もう少し水位があれば最高か? ハルさんイチオシのザラ瀬へ。時刻は10時過ぎ。最初の2匹はチビだったが、中ほどの筋へおとりが入っていくとゴソゴソからのダーン!と最高の当たりが出だした。
初期からこんなのが追ってくれれば文句なし! 引きすぎないように注意してフワフワと瀬の中を探ると気配からのビューン!で最高です。
サイズも揃っていてコンディションが良い鮎です。 水深は深い筋でもひざ下くらい。この三角パンツで普通に掛かる!盛期の釣りみたい。
新調した競バーサトルの様子を伺いに来たハルさん。調子を伺う暇なく掛かった! エエ鮎が背掛かりで飛んできた!サクッと2匹掛けていきました。
でっかい岩の付近も石色が良かったので探ると小気味よい当たりで掛かった。やや小ぶり。群れに付いていかないようにして流れの中を釣る。 泡の中でも追ってきた。追う鮎の数は少ない。
左岸側の護岸付近にはうじゃうじゃ鮎が居ます。元気に石を食んでいますが、まだ縄張りを形成していません。粘っても釣れません。 いかにもな棚の落ち込みは数が少ないが、良型が掛かった。
水深があるところで掛かる鮎は太かった。 夜は一富士で野菜ワンタン中華そばを頂く。店主からこれを貼りなさい、と命を受ける。「いつも思い通り釣れるからリベンジすることはない」と返しておいた(笑)
2日目の朝。ハルさんと「なぜいしぶりポイントが良いのか。だとすると他に希望が持てるポイントはないのか?」と相談し、意見一致で「ひこ瀬」へ来てみた。 良い流れです。鮎もあちこちで見えます。日も差してきて期待しかないが?
ここで良型が1匹掛かったが続かない。 岩盤がらみのこの白泡で3匹。すぐ下の瀬でYさんも掛けたが続かない。2時間やって移動。
「いしぶり」へ戻ってやってみると、昨日散々攻めたザラ瀬でまた掛かる。 一段と水位が下がってチャラ瀬状態。大内山の石は角張っていて針が良く刺さってしまいます。根がかると外れず、ポイントをつぶしてしまうので、この日は根掛かりに注意して操作した。
引き加減ゼロ付近で操作できるとビューンと掛かる。 ええのが続く!
良く掛かった流れはこんな感じのところです。青藻もありません。石色もきれいです。 良く掛かるところは石色があめ色です。白っぽいところは鮎いません。
2日目15時になるともう疲れてヘロヘロです。最後にと瀬を普通に攻めてみます。 ダダーン!掛かった!エエ鮎が!
4連ぱ〜つ!(友釣り無双調)で最後が空中分解。納竿としました。

   5月 21日、22日 大内山川  

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
いしぶり・ひこ瀬 30匹
26匹
シマノ競VS H2.75 9.0 フロロ0.8−4m 無し メタコンポ0.04号-5m フロロ0.25-15p
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.6-21cm 0cm 刻6.0〜7.0号-4本
キメラ6.5号-4本
フロロ1.0 2号 6.0mm 無し