※ポイントはリンク先Google Mapのマイマップで確認できます。見たい日付のチェックボックスにチェックを入れてください。
 納竿のつもりで北山川へ。1週間前はシーズン中でもめったにない良い釣りができて今回も期待大!当然七福神、夏は川漁師さんも一緒です。今回は岐阜からのお客さん、柳ケ瀬の帝王A野さん、A野さんの部下でありながら助手席でふんぞり返っているAさひさんのお二人も同行です。「さぎりの里」で待ち合わせ。岐阜からでも3時間ほどだったそうです。
 さて今回は室谷の瀬へ。ここの瀬肩は比較的渡りやすいので車ではアプローチできない右岸狙い。しかし渡ってみると以外に浅い!これはサラ場天国の期待薄。瀬肩ザラ瀬から開始してみます。ひざ下程度の流れ。波立ですぐに掛かる。黄色いおとり頃。次もスグ!狭い範囲で5匹掛かる。2回のバレもあったのでこれは前回並み?とニヤニヤしてしまいます。しかし夢はここまで。掛かったのは6畳間ほどの範囲だけ。周辺の同じようなところ、下流に広がる絶好「に見える」の瀬、瀬落ちの早瀬、全く反応なし。反応はあったのかもしれませんが、察知できませんでした。「鮎は居るのに掛からない」と思い込んでいたので、丁寧に、丁寧にと攻めていました。先週はどんどん動いて反応を探りながらの普段の釣りでしたが、今回は変な先入観を持ちすぎていたようです。それに気づいたのは2日目の終了1時間前ですが。。
 慣れない泳がせを繰り出した午後も全く掛けられず、しかも狭い範囲をウロウロ。所謂「ドツボ」にはまって抜けられません。夕方まぐれで2匹掛かって終了。今シーズン最低の7匹!で終了。
 身も心も冷え切って湯の口温泉へ。新しい施設になってお湯はそのまま。貧果を忘れる。この日はそのまま室谷の瀬脇で夏は川漁師さんとディナー&ホテルです。ここはほぼ光害がないので星がキレイ!何個も流れ星を見ながら明日の好調を夢見ていると1台の車が眩しいライトで近寄ってきます。山賊か?2人で訝しがっているとその車は横に駐車し、おもむろに降りてくるなり「M田さんですか!」「ハ、ハイ、そうです。」facebookで繋がっている岐阜のI藤さんでした。ネットワークを活かして私たちの居場所をリサーチ、やってきてくれました。ここはauほぼ圏外。下界から切り離された世界でしたのですみません。お話を聞くとすぐ上の湯の口の瀬で1日やっていたそうで、しかも釣果は41匹!な、なんと!歩いていけるレベルの距離でそんなにも釣れていたのか!温泉と星空で忘れかけていた今日一日が悪夢のようによみがえります。明日は良い日になりますように。

 翌朝、3人とも日の出とともに動き出します。昨日この場所に来た時に、倒木に引っかかっていたイノシシの死骸がありません。その時はトンビやカラスやスズメバチが集っていましたが、夜のうちにまた何かが食糧にしていたようで、良く見ると骨と皮が落っこちていました。この日の午後には対岸の崖で遊ぶサルの群れ。ここはまだ大自然が人間に勝っていると感じる貴重な釣り場です。
 釣れないと詩人になってしまうので、さっさと釣りへ。I藤さんがさらえたかもしれない湯の口の瀬へ。しかしまだこの時には間違いに気づいていなかったので、トロ瀬を上飛ばしで攻めていました。掛かりますが時速1匹!昼前までで3匹!昨日より悪い。普段通り釣っている川漁師さんはいつものペース?で掛けています。この日は2時ころまでの予定です。川漁師さんの伊勢うどんをごちそうになってシーズン最後になるかもしれない2時間に掛けます。昨日は岐阜から始めてやってきた夜の帝王A野さんに負け、こちらも北山初めてのI藤さんにもぼこぼこにされ、今日も川漁師さんに負けたままでは終われない!目標は高く?午後7匹でツ抜けを目指す!さてどうやって釣るのか。掛かってくれないトロ場にいっぱい見える鮎と対岸の崖で無邪気に遊ぶ子ザル達を見ながら考える。何をやっているんだ!もっと沖へつっこめ!残り2時間を切ってやっと我に返る。ジェット船の航路近くを攻めればポツポツながら良い当たり!なんとか10匹掛けることができて終了。なんとも後悔が残る1日半を過ごしてしまったことを反省しながらまた湯の口温泉に浸かり、とぼとぼと帰ってきました。入れ替わって室谷の瀬に入ったI藤さんは午前中20匹!やっぱり釣り方ですね!はたしてこのまま終わってオフ半年を乗り切れるのか!
 つづく!
 かも。
 
朝もやはその日の好天を約束してくれます。夜の帝王A野さん、タイツで対岸へ!やる気満々! この倒木(水たまりの上くらい)に中型のイノシシが引っ掛かっていました。しばらく大水は出ていないので、どうやって引っ掛かったのでしょうか。朝にはすっかり骨と皮に!
右岸へ渡ってこんなところで5連発!幸先良し! 本命と目論んだ下流の瀬尻。先週は同じようなところで楽しめましたが今回は違う!
右岸側のこんなところも良さそうですね。でもポイントが見えていない時はおとりを入れません。あとから来た方が良型をボツボツ掛けていました。 昼も夜も元気なA野さん。何を食べればそんなに元気に?
日が陰ると寂しい感じですね。いよいよシーズンも終わり。 2日目は湯の口の瀬です。上流には大きなトロ場が広がっています。
トロ場から駆け上がって行くところ。鮎がいっぱい見えます。立ち込まずに丁寧に。丁寧過ぎて時速1匹! とんびに笑われている?ま、いいか。と思わせる景色です。
下流には良い瀬があるのに目がいかない。 ここは小砂利主体です。こんなところに立っているようではダメでしたね。
手前の筋を徐々に下る。良い石も多くなり変化も多いが、しぶい! 向こうはみお筋。境目でも反応が無い。手前の馬の瀬も良い色ですが。
午後はグッと沖へ出る。すると答えが出る。気づくのが遅すぎました。最後に来て自分の釣りを変えてしまったのが敗因。 鏡ではなくシワを狙うようにする。
ジェット船を撮影する余裕も出てくる。 ビューティフル!
みお筋で激しい当たり!難しく考えすぎていました。答えは簡単!良い流れに元気な鮎が居ました。 腰ほどの強い流れで先週よりは小型ながらも良い当たりで追ってくる。
2日で20匹。なにをやっていたのか。このまま終わって良いのか。

  北山川釣行 10月 18日、19日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
室谷の瀬・湯の口の瀬 7匹
13匹
シマノリミテッドプロRS 9.0 フロロ0.8−4m 無し RANSP0.05号-5m ナイロン0.5-20cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-23cm 10cm 要7.5号、楔SP6.5号-4本 フロロ1.2、1.0 3号 オーナーチタン7.5mm 無し