※ポイントはリンク先Google Mapのマイマップで確認できます。見たい日付のチェックボックスにチェックを入れてください。
 長良川中央、宮川下流転戦でもやもやが残り、行き場を失いかけていましたが、救いの神が舞い降りてくれました。北山川へ行こうと考えていたところに、スマホテレパシーで夏は川漁師さんが「あそこへ行け!」と導いてくれました。前日もトーナメンター秦くんが2時間で17匹の攻撃(捕獲数は個人情報のため伏せておきます)を喰らった!とのことで応戦に向かいます。いつも通り3時半の目覚ましの1時間前に目が覚めて2時半出発。七里御浜で朝食、モーニングコーヒーをゆっくり飲んで、不破おとりさんに6時半到着。「早いね!」と言われてお導きのポイントへ。

 まだ川には誰も居ません。それでも連休中日、人が出てくるだろうから、早めに滑る道を降ります。目の前には広大な瀬!目移りしますが、最近覚えた「まずは手前から」で、立ち込みたい衝動を抑えて岸際に立ち手前の駆け上がりを探ると開始3秒で掛かる好スタート!少しポイントをずらせばボツボツ掛かります。掛かる鮎は全てコンディションバツグン!引きは長良、宮川下流の比ではない。ひと流しして次は一歩前へ。でもここで他の釣り人の方が2名。でそのまま釣り下がることにします。広大なザラ瀬です。ひざ下程度の立ち込みでもかなりの押しの強さ。おとりが留まりテンションが軽くなれば間違いなく掛かる!パワーのある先調子リミプロRSで瞬時に浮かせて早く抜く。北山では胴調子の竿でいなしながら時間が掛かるとトラブルが多くなります。これでテンポよく掛かり12時きっかりまでやって37匹!これは予想外。アドレナリン出まくりです。
 午後も当然ここで。まだまだ竿を入れていないところがいっぱいあります。雨も上がり期待大。午前中探ったところはやはり反応が悪く、時間がやや掛かりました。伸び悩んでいる頃に運動会を終えて走ってきた七福神、夏は川漁師さんが対岸にやってきて、「あのポイントを討て!」と具体的な指針を示してくれます。素直に従い入れ掛かり!堪能して4時半終了しました。この日は何と58匹!シーズン中でもめったにない良い釣りを最終盤に来て楽しめました。冷え切った体を温泉で温め、夜は川漁師さんの「むかご炊き込み土鍋炊きご飯」とキムチ鍋、鰆西京焼きの豪華メニューで明日の妄想に拍車が掛かりました。

 翌日も同じポイントです。この日は古座川からの帰りに急遽寄り道となった矢作の椿名人御一行3名も加わって楽しみます。御一行も朝から北山鮎の引きを楽しめているのを確認して、昨日は誰もやっていなかった立ち込みポイントへ。胸近くまで浸かってたどり着く。サラ場は簡単。また3秒で掛かります。ただ同じような流れに見えても反応が多いところとそうでないところが有ります。その見分けは分かりません。おとりに訊け!です。胸まで入り、流されるギリギリ踏ん張れるところでは良型マッキッキが入れ掛かる。シビレます。11時まで19匹、昼食後1時間ほどやって8匹追加でした。最後は掛けて終了!新しくなった湯の口温泉(最高のお湯ですよ!)に浸かりミカンを買って帰りました。

 最終盤に来て最高の釣りができてほんと、良かった。ん?いつ掛かったの?というような掛かり方は全くなく、全て追い気配からのダダ〜ン!の当たり!そしてビリ無しの強い引き、きれいな鮎!北山川のパワーを存分に分けてもらえた感じです。

 1日目釣果が伸びたのは人が少なかったこととトラブルが少なかったからです。押しが強く鮎も元気な北山川はバレ、身切れ、伸され、ドンブリのトラブルが多い。色々試行錯誤して今対応している仕掛けは、天井糸フロロ0.8号3m(長さ調節機能なし)に水中糸複合0.06を5.4m、下端に同じ複合で編み込み20回、こぶを作る。ここから下が熊野仕様で、下付糸なし、鼻管仕掛け糸をフロロ1.0号で80p、鼻管は両編み込み、逆さはがまかつのくっきり逆さ3号です。針は今シーズン勝山でも活躍し、信頼できたがまかつ「要」の7.5号、太軸で身切れが少ない。ハリスはフロロ1.2号で飛ばされることはありませんでした。この仕掛け構成がいまのところ安心です。それでも2日間で身切れは5回ありましたが少ない方だと思います。折角掛けてもバラして引き回されて疲れたおとりで攻めなおすのと、上手く取り込んで良いおとりで次攻められるのと、では当然違います。竿も今回のような20p前後中心ならパワーのある先調子で素早く抜くほうが良い気がします。その代わりに掛かった時の竿角度が悪ければ咄嗟について3〜5mほど下がって体勢を整えることは必須です。
 さて最高の終わり方で今シーズンの締めとするのか。あの引きをあと少しでも楽しめるのなら、と引きずられてもいます。悩みますね。
 
「ここへ行け!」と天の声を聴いてやってきました。雨の北山、朝7時、当然一番乗り!掛かるんやろか? おとりを北山の流れに入れる。1、2、3秒!ギュン!で掛かる。
まだ誰もいないので岸際に立ち手前を丁寧に探って行くと良く掛かる。 こんなのばかり。こりゃたまらんヮ!
平均サイズはこれくらい。18p程度です。北山の押しと合わせてすごい引き! 全面ポイントに見えてくる。フラットに見えてもそこかしこに変化が有って、そこで掛かる。膝程度の流れでも立っているのがしんどい押しの強さです。
ジェット船が来ると〜 掛かった!(たまたま掛かった瞬間でした。)一瞬竿先が軽くなって、その一瞬に準備しないと伸されます。ここから大きく竿を曲げてくれます。
追いはきつく、ほとんど背掛かり。しかもメスが多かった。おなかはまだそれほど柔らかくなっていません。 これも背掛かりで良く引いてくれた鮎。すばらしい。
「天の声」が運動会を終えてやってきました。七福神に見えます。 「天の声」が具体的なポイントに導いてくれます。流されたらアウト!のここも良く掛かりました。
ほぼ貸切り、野鮎が居るとなれば強い気配からの激しい当たり!そして歯を食いしばる強い引き!タマリマセンワ。 青白いところがみお筋で深く強い。その駆け上がり壁に良型が付いています。
最終の下りが通り過ぎてそろそろ終了です。1日掛かりました。 大満足の一日を終える。
翌日は仲間が増えて5人で遊ぶ。お天気は最高!昨日誰もやっていなかったところへ。 昨日のサラ場は今日の天国!
昨日より一歩前へ出て探る。必ずしも立ち込めば良いとは限りませんが、ホットスポットを見つければ連チャン必至! 今年の相棒、リミテッドプロRS,心強いです!
七福神に撮影してもらう。ニンマリ! 満足できたので1時半で上がり、新しくなった湯の口温泉で暖まりました。帰り道から北山川の雄大な景色。最高でしたよ!

  北山川釣行 10月 11日、12日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
瀞流荘下 58匹
27匹
シマノリミテッドプロRS 9.0 フロロ0.8−4m 無し RANSP0.06号-5m 無し
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-80cm 20cm 要7.5号-4本 フロロ1.2 がまかつ3号 オーナーチタン6.5mm 無し