※ポイントはリンク先Google Mapのマイマップで確認できます。見たい日付のチェックボックスにチェックを入れてください。 |
増水引き水でどこの河川も期待大でしたが、今回はずっと調子がいい大内山川へ行きました。夏は川漁師さんと、前日から入っているハルさんと「おとべ」ポイントで待ち合わせ。5月に来たときは渇水でしたが、今回はちょうど良い水で瀬も良い感じ。 ハルさんから天然元気おとりを頂戴して瀬落ちからやってみます。瀬肩ではハルさんが出し掛かりで連発し煽ってきます!このおとりで掛からんかったら鮎はおらん!というほど元気なおとりでしたが、手前の流れでは掛からず。青白い流れへ入れて行くとすかさず追いが有り掛かりました。黒っぽい古い垢では追いが無く、明るい筋で良い感じ。サイズも良くモーニングサービスをしばし堪能。今年は天然遡上が多いと言うのをスタートから実感できました。 一通り探ると反応が薄くなったので立ち込んで右岸の際もおとりを通してみますがほとんど反応なし。良い感じに見えますが垢が古いようです。下流のトロ瀬も有望ポイントですが他の方が入られていたので上の瀬へ。単発ですが少し待てば掛かります。この瀬は右岸際も石が綺麗で追いもある。良いポイントでは畳1畳ほどのスペースで連発します。さらに上の平瀬、トロ尻なども触って午前中は31匹。開始時は軽い針が良いと思い細い「刻」を使ったところ4匹バレ。確実に掛かってからバレる。飛騨弁で言う「はんちくたい」です。7.5号のスティングというしわり系で3本錨に変えたらバレは止まりましたが掛かりは遅くなりました。 午後はどこかでスイッチオンにならないかとウロウロ。午前中良かったところは午後も釣り返しが効きます。天然が多い川の特徴ですね。爆発は無かったもののポツポツ掛かり20匹でした。夏は川漁師さんと野営して明日に備えます。 2日目は今年はあまり良くないと言う平瀬橋へ。この日は朝から雨模様です。橋から少し上の昔から好きなポイントへ行ってみます。ここは専用区が外れたところです。良い流れですが昨日のおとべ、平瀬橋上下と比べると明らかに石が曇っている。これは期待薄いか?なので手前から丁寧に、ではなく一番いいと思えるポイントへいきなりおとりを入れて反応を見ます。やはり反応なし。そんなポイントを数か所確認。反応が無いことを確認してさっさと見切る。大内山は網やしゃくりも人気でなおかつハイレベル!これからは専用区が良さそうです。釣り下がって専用区内に入ると図ったように掛かりました。石の細かいザラ瀬でも天然が掛かる。トロはイマイチでしたが、石がごちゃごちゃした瀬に入ってくると狙ったポイントで全て掛かる感じ。川の真ん中を下りながら細かく探って拾っていきました。投げたり引いたりして狙いのポイントへおとりを持っていき、そこで泳がせる。居れば素直に追ってくれました。午前中は29匹、昨日と変わりません。この日も途中「刻」を使ってバレ連発。川の中で発狂していました。針って難しいですね。 さて午後は橋の下流を探ります。やや荒いところですが、竿が入って居る感じで連発はしませんが、細かく探るとポツポツ。今回の最大23p良型もここで来ました。ハイライトは瀬が落ちて開いたところ。真ん中から左岸際を探りましたが石につやが無くイマイチ。右岸側のジャラジャラした流れは輝いています。下竿で入れて行くとやや小ぶりですがビュンビュン掛かる。周辺の同じようなところで良く掛かりました。ここも少し下流に専用区の境界が有るので、下流から逃げてきているのかも。鮎も多く見えました。3時半まで探って23匹でした。 2日間大内山川での感触ですが、例年にない良い状態です。鮎が多いせいか川も綺麗。水もこんなに綺麗だったか?というほど。ただし専用区外は石色や鮎を確認して入った方が良さそうです。 今回、ホームページを見ていただいている方から「石色の良し悪し」について質問が有りました。「色」というのはとても主観的です。それに川の状態、条件でもそれぞれ違ってくると思うので、これが正解!は無いと思います。しかし自分なりに普段の釣行からポイント選びの根拠として見ていれば段々と自分の判断基準は出来て来ると思います。釣る前に良い悪いと思っていても結果が釣れれば良い色、釣れなかったら悪い色になります。それでも私の場合は良い色だ!と思ったところで釣れなかったら、時間を替えて探るとか、良いおとりで再挑戦するなどの検証はしています。それは自分で納得したいからです。立ち込んだ足元がピカピカ!なんてことが多くありますよね。近くの人がその筋で掛けていれば立ち位置失敗と判断できますのでそんなポイントは後で必ず再挑戦です。 また、石色を見るなら川岸にある高水時に食まれた石を利用します。丘で見れば良く食まれた石は一目瞭然。それを水に入れてみればどんな色に見えるのかは分かります。但し「石色が良い」というのはカラーより艶が重要だと思います。岩盤でも、石が大きくても小さくても、黒でも茶色でも黄色でも艶が有ることが大事。艶が有る!と思ったらおとりを通しています。 |
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橋下流の専用区が終わる手前の付近は石色良く鮎も多いようでした。 | 橋下流の良い瀬。さわった後の感じがしましたが、それでもポツポツ掛かります。 |
この真ん中の馬の瀬で入れ掛かる。その奥も良かった。この周辺で良く掛かった。 | 良い石色です。水の色も良いですね。 |
こんな石色、水の色だったらかならず攻めてみますね。 | 気持ちいい2日間でした!今年の大内山はすごい! |
2日間で100匹超え! |
石色が良いと思うところと悪いと思うところを並べます。こっちは悪かったところ。良い色も点在はしていますが掛かりませんでした。 | こっちは良い石色。小さい石もしっかり食んでありますね。実際良く掛かりました。 |
大内山川 8月 19日、20日 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
おとべ・平瀬橋上下 | 51匹 52匹 |
シマノリミテッドプロRS 9.0 | フロロ0.8−4m | 無し | メタゲーム0.05号-5m | ナイロン0.5-20cm |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ1.0-23cm | 0cm | スティング7.5号-3本・刻7.0号-4本 | フロロ1.2 | 3号 | がまかつ満天6.2mm | 無し |