シマノはコケましたが、マスターズは残れたのでブロック予定地の九頭竜川勝山へブロックシードの斉藤師匠と一緒に釣行です。渇水気味ということですが漁協の水位はほぼ平水となっていました。どちらにしても水が少ないうちに川を見ておくと活きた流れや渡河場所、石の様子なども分かってメリットが多いです。それに何と言ってもここに通う常連さんたちに色々話を聞くのも重要な下見の作業です。聞きすぎるとダメですが、参考になる情報も多いです。
勝山エリアは初めてですが、中部と比べると随分水が少なく感じました。石も大きく川相も違いますね。2日かけて大会予定エリアを一通り見て回りました。大会まではまだ1か月近くあるので状況は変わるでしょうが、今回はまだ場所ムラが大きく感じました。鮎は良く食って肥えた重い鮎です。大会時には一回り大きくなっているでしょうから、トラブルのない仕掛けを考えないといけません。当たりバレ(針に一度掛かってからバレる)が多かったのでこれも課題です。今回の川の状態は垢腐れで石がズルズル。丸くて大きいので歩き難くて仕方ありませんでした。食んであってもまだ垢が残っている感じで、水の透明度も中くらいなので石色を見てポイントを選ぶのに慣れが必要に思いました。今釣れている鮎はほぼ湖産放流物で、天然遡上がこの辺りまで来るのはもう少し先だそうです。
ここ最近は九頭竜へ来ると息子のアパートへ転がり込みますが、この日はバイトで遅いらしいので車中泊です。食材の買い出しに勝山のスーパー、「かじ惣」というところへ行きましたが、惣菜類がとても充実していて、生鮮類の種類も豊富でお値打ち、近くに有ったらいいのに、と思う良いお店でした。お風呂は少し下って「禅の里」という日帰り温泉施設があります。少し狭いですが500円でサッパリです。
そしてそこから3分ほどのところにある「もりいしおとり」さん、こちらで入川券やおとりを購入すれば、おとり缶を浸けておけます。九頭竜は夜の雨で増水することも多いのでこちらなら安心です。設備も安全、しかもご主人が夜中も点検している姿をたまたま拝見してまた人気を納得です。冷凍預かりもして頂けるそうですよ。そんなことからダイワの林名人をはじめ、九頭竜川に通う名手の多くが利用しているので、その方たちに情報を聞けば間違いありません。ハナマルでおススメです! |