3年連続の5月1日有田川解禁です。ポイント選択のために榎本師匠と前日入り。花園エリアから川を見て行きます。石色はあまり良さそうに見えませんが、昨年もこんな感じでも良く掛かったので鮎の姿を探します。放流ポイントであろう橋の近くなどではダンゴになった鮎が多く見えますが、瀬に入った鮎はなかなか見られません。ダム上最下流部の清水エリアまで来てしまいましたがピンとくるところがない。
「あらぎの里」でランチを済ませてダム下へ。濁りがまだ残っていますが、四村川合流以降は綺麗です。榎瀬橋から見るとあちこちに鮎の姿が見えます。駐車スペースが少ない有田川ですが、ここは橋の近くに何台か停められそう。ここでやってみることにします。夜宴のセッティングをしてから川を見てきます。橋上流の左岸側道路から川の状況が良く見えます。鮎は良く散っており、激しく追い合う姿が多く見られます。ただしここはおとり屋さんの前なので釣り人も多いでしょう。動けないのはストレスなので橋下流も見に行きます。橋直下も良い感じ。しばらく下って橋が見えない辺りに良い瀬を発見。おとり屋前ほどではないですが石色も良く見えて鮎もチラホラ見えます。ここにしよう。当たれば大きい!外せば。。。
 クラブの仲間も到着し、夜宴が始まると夏が始まった!と実感しますね。有田川に精通した宮井名人に激励と差し入れまで頂いて感謝です。お勧めは支流四村川!或いは花園周辺!とのことでした。
 4時行動開始予定でしたが、遠足の日の子供のように夜中から何度も目が覚めてしまいます。星が多く見えて良い天気になりそう。懐中電灯片手に川へ。昨日目星を付けた下流方向へ。5時に2015年シーズンスタートです。予想通り見える範囲に釣り人ゼロ!どえらいことにならせんやろか?薄明るい中、なんとか鼻管を通しドキドキの送り出し。おとりは動くので鮎は居るようです。掛かった!1匹目は天然遡上らしい12pほどのビリ。だんだん大きくなるのか?昨年も日が昇ってから活性が出たのでまだあせりはありません。おとりがたまに大きく逃げます。来るのか!ギュン!バシャ?なんかデカいのに喰われました!なんとか取り込もうと堪えましたがグルングルンと巻かれて終わり。まだ時合いではないので残りの養殖おとりを使うのに躊躇します。掛かったビリ鮎に鼻管を通すもおとりにならず。仕方なく養殖2号を送り出し我慢の釣り。時折群れに入って動くものの掛からず時間だけ過ぎる。陽が差してきても川は静かなまま。3時間1匹ではさすがに諦める。
 橋まで戻り橋下流におとりを入れてみると簡単に掛かった!これからか?しかし続かず。周辺でやっていたクラブの仲間も数匹程度。榎本さんの近くに入って3匹盗人掛け。これをもって放浪の旅へ。ポツポツ掛かっているようですが爆発的ではない。入れにくい小場所では簡単に掛かる。昨日見たときに一番入りたいと思っていた瀬が空いている。急いで行く。ちょうど時合いも来たようで最大17p程度までが追ってくる。ここで数を稼いで午前中25匹。午後からは活性がさらに上がってくるのか。しかし1回釣ったところは釣り返しがまったく効かない。やや水深があるところやチャラトロなどではポツポツ掛かる。苦しい釣りで9匹追加できただけ。あ〜クタクタ!
 今の時代、その日の情報はあっという間に駆け巡ります。宮井名人の読み通り四村川が爆釣!花園も束超え達成!他は低調だったようで、自分たちが入った粟生エリアは良かった方です。二川温泉の熱い湯に浸かると疲れも取れてまた夜宴です。
 ぐっすり寝て翌日もまた同じ場所。午前中は昨日良かった場所を中心に探ってみますが空家ばかり。群れについて動き出したら待っていると掛かる。けど面白くないので流れにばかり入れて行く。結果は午前中1匹!午後は動くのもいやになり橋近くで。ザラ瀬で4時まで2匹だけ!最後は30日に川見した時に入ろうと考えた橋直下の平瀬へ。すると時合いだったのかポロポロ追いがある。6匹掛けて止め。仲間も皆同じような釣果でした。
 今回の反省:放流地点より上流に行け!人がいないところは鮎もいない!
2015シーズン初釣行と言うことで色々新アイテムを使いました。まずは竿。人生初のリミプロです。ズームはあまり好きではないので、パーソナルスペックのノンズーム仕様RSにしました。スペシャルRSよりも操作性は明らかに良いですね。たいした魚は釣っていないのでまだまだ分かりませんが、瀬の中で小さなおとりをうまくコントロールできました。
 次にドライタイツ。使用後は蒸れてすごく臭かった!パンツも水濡れはないものの汗でグッショリ!でもやっぱりあったかくて翌日の疲れ持ち越しも少なかったように感じます。
 そして車中泊用ベット。平らなベットはやっぱりイイ!寝返りも打ちやすく疲れがとれます。ただし、ビニールレザーと敷きマットが滑る!フレームも1か所破損!設計ミスか、荷重オーバーか。改良が必要です。
道路も年々良くなっています。こんなにインフラを作りまくって30年後は使う人が減って誰が維持費払うの?って思ってしまいますが、その便利を甘んじで享受している情けない自分ですが、西名阪は天理料金所の先に郡山下ツ道JCTが完成して京奈和道へすんなりアクセス可能になりました。帰りは粟生から丁度3時間で自宅到着。高速料金は大きく違いますが、ほぼ九頭竜と所要時間が同じです。微妙に遠いですね。さてお次は矢作か。
 
前日に決めた場所です。鮎も見えていたし、すぐ下には瀬から大トロへと続きます。しかし朝見ると石色曇ってる!解禁は10分で見えてきますね。陽が差してくるまで3時間粘って1匹! 上流へ戻る。榎瀬橋下流。ここも前日は鮎が見えていました。一応おとりを入れてみると1発でおとりが替わった。でも続かない。石色も良くない。
橋上流のザラ瀬では榎本さんがポツポツらしい。上に入って3匹掛ける。さらに上に行ってみる。ここも大きなトロの上で石もあり良さそう。が、1匹も掛からず。 こんな小場所で掛かる。向こう側の岩盤がらみの黒っぽいところで数匹。釣り返しは効かない。
この辺りはおとり店の前で釣り人が多い。しかし一番の瀬がぽっかり空いている!なぜ?やってみる。 スイッチが入ったようで掛かりだす。思うところで追いがあり、「鮎釣り」を感じられた。
動けないので細かく丁寧に探る。同じ場所では来ない。30pずらせば掛かる。ここで数を稼いで午前中25匹。 瀬の上のこんなところで良く掛かっていました。釣られた後では反応なし。
午後は自分の川見が間違っていたのかもう一度朝の場所へ。間違っていたことを確認! また橋上まで行く。あ〜しんど!トロで泳がせたりしてみる。
こんな小場所で拾う。 良さげなところは釣り返しが効かない。効くのはやや深場、チャラ、ザラ瀬。
釣り返しが効くところ。でもインターバルは長い! この瀬肩付近は石色も良く鮎も多く見えていました。
2日目夕方、ここで1時間弱、6匹掛かる。 これは30日に撮影した榎瀬橋下流300mにある平瀬です。石色良く見えませんか?下には大きなトロがあってそこにも鮎がチラホラ見えて、いいとこ見つけた!と一人ほくそえんでいたのですが。すっかり騙されました!

 有田川 5月 1日、2日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
榎瀬橋 34匹
09匹
シマノリミプロRS  9.0 フロロ0.6−5m 無し 複合0.03号-5m ナイロン0.25-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 0cm 在庫色々使用 フロロ1.0 タックルインJ3号 G満天6.5mm 無し