台風18号の雨で紀伊半島の河川はしばらく無理。続く19号でダメ押しかも。長良川水系にはあまり影響なく、中央へ行ってみました。例年終盤によくいく岐関大橋付近はイマイチのようなので、あまり行ったことのない関観光ホテルの下へ。鮎の瀬大橋の上流です。右岸の止めやすい駐車スペースに車を置いていざ川へ。 以前から小瀬の鵜飼をやる大きなトロ場へ流れ込むトロ瀬が気になっていました。しかし河原には焚火の跡が。夜網をやっているのかもしれません。ヘチの石は綺麗ですが、流芯は曇っている。期待薄ですが一通りおとりを入れてみました。案の定反応なし。場所移動しようかな、と思いましたが、上流対岸に見えるガリの方が結構頻繁に竿を曲げている。ここは岩盤が100mほど続く特徴ある瀬です。左岸へ渡るのはしんどい感じ。右岸でやってみます。岩盤はピカピカ。おとりが4匹もあるので白泡のきつい流れへ入れてみます。じわじわ引き上げて行くとヤナギ針に絡み付くようなガチャガチャした当たりで引っ手繰られました。おなかパンパンのでかい雄です。おぉ、居るのか。岩盤と小石底の境目で反応が出る。少しパターンが見えた。もう擦ってしまったようなオスも掛かりますが、瀬の中で掛かるので面白い。引きは盛期ほどのパワーではありません。それでも岩盤の瀬肩におとりを留めて掛かってきたメスの良型は夏を感じさせる引きを楽しませてくれました。7匹掛かり当たりが遠のいたのでトロを釣り下がります。胸まで立ち込み、沈んでいる大きな岩の向こう側におとりが入るとギュイーン!18pほどですがきれいな鮎。替えて入れるとまたすぐに同じ鮎が!これはお宝を探り当てたか?しかしそれ以上立ち込むと流される。攻めきれず追加できませんでした。2時間で9匹、移動します。 そのまま右岸の細い道を通って上流へ。この路は初めて通りましたが、笠神までの間に良いポイントが沢山ありますね。山崎大橋まで登り左岸へ。途中気になるポイントもありましたが、さっきの対岸へ行ってみます。駐車スペースはちょうど東海北陸道の長良川PAの下です。さっきまでガリの人が良く掛けていたところへ。デカいの、細いの、小さいの色々かかる。浅い早瀬では真っ黒の瀬付まで!さすがにこれはすぐ放流。婚姻色が出たオレンジ色のオスも掛かる。おとりに使うとこれでも掛かる。石色のきれいなザラ瀬も探ってみますがそこでは掛からず、反応が良かったのは左岸でも右岸でも岩盤の瀬が終わるところとその下流でした。昼休憩をはさみ3時まで18匹追加、27匹掛けられました。追いが弱いかなと終日ヤナギ針だったのでケラレを多く感じました。錨ならもう少し掛けられたかも。 この日は天気予報が外れ、お日様が顔を出さず水も冷たくて寒い日でした。タイツの限界を感じます。来年は初めてのドライをオーダーしようかな。体を冷やすのは良くないですもんね。瀬付が釣れてしまったので、最後にすべて放流して長良川では納竿にします。例年より早く感じます。また連れた鮎に冷水病が3匹、痕跡ではなく、赤く身が削れているような状態です。他にも顔曲りや尾が上半分無い鮎などもいてちょっとゲンナリ。紀伊半島の天然鮎でなんとか気持ちよく終わりたいです。 |
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放流の儀、長良川編? |
長良川中央 10月 9日 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
関観光ホテル下 | 27匹 | シマノ競RS R 9.0 | フロロ0.8−5m | 無し | RANSP0.05号-5m | ナイロン0.5-20cm |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ1.0-23cm | 20cm | チラシ8.0〜8.5号-3本 | フロロ1.2 | タックルインJ3号 | オーナーチタン6.5mm | 無し |