翌日の朝は雨。ゆっくり支度してめだかさんでおとり調達。裏へ入ってみました。2011年のマスターズ予選第3試合で金沢さんに負けたエリアです。後になればなるほど後悔ばかり。前半、なぜ1匹目を掛けてバラしたポイントへ反応が多かったのに戻らなかったのか。後半、なぜ瀬を攻めきらず下がったのか。後悔の瀬なので、あまり足が向かずそれ以来のポイントです。 まずは攻めきれなかった瀬へ。大会時よりは随分水位が低く、平水くらいでしょうか。昨日のパターンを試すのにいきなり流芯勝負です。ガガガッと掛かった!瀬で反応が出ますが多くはありません。貸切の瀬をザッと流して行きました。掛かるポイントでは簡単に掛かりますが、反応がないところはまったくだめ。瀬落ちから開いた平瀬は厳しい感じ。瀬落ちで1匹とテトラの壺みたいなところで1匹だけ。2時間半で11匹でした。サイズは18〜20pくらいで昨日より小さい。 昨日も今日前半も瀬の流芯で掛かるので、午後は竿があまり入ってなさそうな大和の名皿部橋上流、通称神社下の瀬へ。水位がぐっと下がって攻めやすそう。新垢も付きだした感じで良さそうに見えます。瀬肩から開始。新品の養殖おとりを手前の流れに馴染ませて沖へ出るのを待ちます。鮎が居れば勝手に出ていきます。自ら出て行って流れに入ると留まるところを自分で探してくれます。留まったらそれをキープするイメージで、ソリッド穂先で助けてあげる感じ。これがイメージ通りできると自分の中ではほぼ掛かると思っています。今年の馬瀬川では特にこれが良かった。で、ここでも上手くいって掛かった!50mほどの範囲で5匹掛かる。良い感じだったので対岸へ渡って反対側からもう一度同じ瀬を攻める。しかし上手くいかず1匹追加に留まる。下流の瀬落ちに一人入ると出し掛かりからの5連発!自分がさっき対岸へ渡ったやや下流。そのまま釣り下がっていれば良かったのか。それとも時合いか。狭いポイントで連発していたので付近でも掛かるかも。しかし1匹掛けただけで終わってしまう。その方も沖へ出たり釣り下ったりしていましたが追加できていませんでした。竿抜けなら他にももっとあっても良さそうだし、なぜその狭いエリアだけで連発するのか。他でも同じように鮎は居るのに掛けられないだけなのですかねぇ。 お天気こそイマイチでしたが、引き水、新垢、貸切りで18匹はお粗末です。郡上は難しいです。今シーズンは目印の高さでよく迷います。普段は4個の目印の最下段が竿2節目以上にしますが、郡上でこれにするとエビになったり根掛かりしたりとトラブルが多いので、1節半くらいに低めにセットしてみたりもしています。その時はやや竿を起こし気味ですね。石が大きく複雑な郡上ではこの方が良いようにも感じますが、そうするとどこのタナ泳いでいるのかイマイチ分かりません。この関係が自分の中ではっきりしないとなぜ釣れたのか、釣れなかったのかも良く分からず迷宮です。なんとか答えを見つけねば。 |
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長良川郡上 8月 25日 |