土日連戦の1日目は超ハードなダイワマスターズ中部B地区、長良川郡上大和地区大会です。昨年であえなくシード権は失い、また1からのスタート。気合入れて行きたいところですが、先週末の釣行で濡れながらやったのがいけなかったのか体調を崩し、めずらしく発熱してしまい、ややもうろうとしながら当日朝会場入りしました。大会エリアの下見ができていませんが、慣れたエリアなので不安なし。但し河川改修で本部前はかなり変わっていました。 抽選の結果、1回戦は本部より下流、おとり配布順は真ん中よりやや後ろくらい。どこと決めず歩きながらポイントを探します。本部前の岩盤瀬に入りたいですが、渇水と改修の影響か流れが細く、このスタート順では入れません。下流へ歩きますが体がだるおもい。釜淵上の瀬は何とかは入れそう。遠くまで行く気になれずここで勝負です。入りたかったのは右岸側本筋の荒いところですが、そこは入れず、中州から左岸の細い流れで開始します。3時間で6匹釣ればいい。そう考えて開始。小さい棚で泳がせる。む、難しい!動く気にもなれないし、今日はダメかな。そう考えたころ荒い瀬に一般の釣り人が居なくなった!それいけ。すぐに移動します。ここなら数匹は絶対に掛かるだろう、とやってみました。瀬の中でも石の真後ろや際、一番いい筋に見える流れをちょっとだけずらして探る。1匹目良型がくる!黄色い付鮎です。こんなのばかり釣れるはずはありません。これを使って追い気のない鮎を掛けねば。丁寧にフリー気味に瀬の中を泳がせる。思惑通りやや小型が掛かる。これが続けば楽ですが、それほど密度は濃くないのか続かない。弱って泳がなくなったら、ここ、というポイントにやや強引にでも持っていく。すると黄色い鮎が掛かる。一番期待した絞り込む手前の小さな棚は入れるなり根掛かり。回収に行くとロープです。おとり回収後、ロープを引っこ抜こうとしましたが抜けずここは諦めるしかない。ここで2匹くらい取れるか、と思っていたので厳しくなったが、狭いエリアで粘って7匹まで掛けることができた。居つきの黄色い鮎が3匹、残りは遊び鮎、それと瀬の中でウグイ3匹です。検量終了、まず第一関門をクリアできました。 決勝のスタート順が今年からシード選手、そのあと予選釣果順となりました。deibuは下流エリアの15番目でした。 決勝スタート。下流へ歩きます。栗巣川出合いからやや下流の開いた早瀬へ。上手に斉藤師匠。石色も良く鮎も跳ねて居るのは間違いないですが、掛けられる鮎かが問題です。開始しておとりを入れると良く動くのでやはり鮎は居るようですが、浮いた感じです。底を這いまわる遊び鮎なら掛かりますが浮いている鮎は自分には無理。多少は掛かるかもしれませんが時間もかかりそうだし、その時間も読めない。すぐに止める。 少し上の栗巣川出合い付近の右岸側はポッカリ空いている。そこへ移動。左岸側には選手以外の方が3名。栗巣川が流れ込む深瀬へ。芯は養殖では入りません。ですが流れに入れて止まるところに馴染ませて少し待つ。テンション最小限。すると付いてきた。表層は強く早い流れですが、流れの底には少し緩い良いところがあるようです。しかしそこをちょっと外れると流されて浮いてしまいます。小寺競技委員長が見ていて、おとりが浮いているのに良く掛かったな?と試合後に言っていただきました。さすがに良く見ている!そうなんです。しょっちゅう浮かされていました。浮かされたらまたスッと緩めて自力で潜らせる。そして落ち着いたらじわじわ引く。ギューン!やった。良いのが掛かった。向こう側の反転流に入れて流れに馴染ませ、芯の底へ滑り込ませると良型が激しく追ってきて楽しめた。反転流でおまけの小型2匹も掛かり8匹掛けられた。途中対面下流のおじさんが帰って行ったので、その前の良い流れを攻めましたが、そこでは1匹掛かっただけ。多く残っていたのは攻めにくい深瀬の流芯だけでした。込10匹ならブロックへは進出できたかな、と喜んで検量。結果なんと3位表彰台でブロック進出となりました。斉藤さんも通過して、また涼しい馬瀬で楽しい下見の「理由」ができました。 今回の反省など 仕掛けはシマノメタゲームの0.04でいつも通り。付糸はナイロンの0.4で15pです。今シーズン背針は原則使用していません。老眼で付けにくく、襟に刺さったりで面倒なのと行く河川も渇水ばかり。盛期で水が多ければ使います。針はがまかつ刻をチョイス。1回戦は追いの弱い鮎も視野に入れて7号、2回戦は追う鮎を掛けるために6.5号にしました。良く掛かるオーナーの楔SPは追いが良い鮎に対してはバレが少し気になるので使いませんでした。daiwaのサクサスも良いのですがバラ針がないので刻にしています。1、2回戦とも明確なバレ、ケラレを認識することなく針は完ぺきでした。 釣り方では、石の大きい長良川では、RSのソリッドのせいなのか石裏などでエビにしてしまうことが多いので、そうならないよう特に注意しました。1回戦では5エビ、2回戦では2エビとこれでも少なくできました。 ポイント選択では深場に絡む瀬、できれば深場へ落ち込む直前の瀬が良いと考えていました。本部前瀬尻などは理想ですが入れません。でもポイントの構成を決めておけば選びやすくなります。1回戦は運よく狙いのポイントが空いてすぐに移動でき、その後はほぼイメージ通り釣れた。2回戦は開始時に入ったポイントがイメージと違いピンとこなかったのですぐに見切って移動できたのが良かった。追わない鮎をなんとか掛けようとする選手が多いが、追う鮎を掛ける基本に沿って組み立てたことがよかった。 大会用の釣りをしないことを心がけてやりましたが、普段通りの釣りができ、結果に結びついたので自信もつきました。また、1回戦の釣りを見ていたシードの伊藤名人から、釣りにくいところをうまく攻めていたね!と言っていただきとても嬉しかったです! 反省は、2回戦、深瀬の芯が本命だったのに早瀬で1匹掛かったためそっちも気になりそこでかなり時間をロスした。時間を掛けるポイントを間違った。さあ、ブロック1回戦突破したい! |
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長良川郡上 6月 14日 ダイワ鮎マスターズ中部B地区大会参戦記 |