好調を維持する宮川は連日盛況のようです。土曜日も多くの釣り師でにぎわっていたようですが、そんな中でもM川名人は動いて102匹という結果を出しています。前回の釣行で「ポイントを見る目」の大事さも教わりました。今日は広く動いてポイントを見る目とそのポイントに応じた釣り方を考えながらやってみましょう。 選んだ場所は大滝橋から久保井戸橋周辺。中間あたりに車を置いてまずは下流になる久保井戸橋近くまで川を見ながら行ってみます。久保井戸橋上はすでに何人か入っており、その少し上の瀬からやってみました。前回は増水後で水温が低かった気がしますが、この日は朝から暖かい感じ。おとりを入れるポイントを流れではなく、石色優先で選択し入れていきました。白っぽく見える中に薄く茶色く色づいた石が有れば掛かります。小砂利でも大岩でも共通していました。引いても泳がせても掛かります。トロにある大岩などはまずは泳がせて両サイド、岩の前はつるしこんで。壁のような岩盤ではおとりをこすり付けるようにして攻めました。岩盤は青黒く光っているところがベストです。お昼の食事30分休憩以外はずっと移動しながら探って午前中36匹、午後45匹と良く釣れました。ほとんどの釣行で午後は疲れて雑になり釣果が落ちるので、意識して午後も丁寧にやってみた結果が出て良かったです。 宮川の共通した傾向ですが、トロの前後、特にトロに流れ込むすぐ上の瀬は平均型も良く安定して掛かります。トロ尻もチャラに多くの鮎がいて、元気なおとりを使えば掛かります。トロに良い岩などがあると数も出ます。連日これだけ釣られてもまだまだ鮎は居ます。他河川が解禁して人が少なくなれば楽しめるでしょうね。 今回竿は競RSの9mを使いました。解禁から8mばかり使っていたので重く感じるか、と危惧していましたが、まったくそれは感じることなく使えました。トロなどで泳がせるときはやはり9mの方が良いですね。糸をおとりの真上に持っていきやすい。これで短竿の使い方が少し分かった気がするので、条件に合わせてうまく使い分けたいです。 宮川ですが、目の前を飛び回る小虫(メマトイというらしです。)が多い。手で払うとメガネに当たったりでほんとうっとうしいですよね。今回はポケットにハッカ油スプレーを携帯してシュッシュしまくりました。かなり効果ありますね。ユーカリ油もプラスすると効果アップするそうです。また、アブにはサロンパスの青いスプレーが効くそうです。飛騨方面へ行くとアブにも困りますもんね。 次回は週末からどこかの解禁釣行予定です。厳しい長良川中央板取で修行か!状況が良いらしい熊野か!サイズも良さそうな古座か!はたまた濃密放流の大内山か!穴場では早くから遡上好調だった宮川下流も!楽しい悩みです。 |
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大滝橋下流のに流れ込むザラ瀬。向こう側の白っぽい流れで良く掛かった。トロ | まあ、なんときれいな川でしょう。 |
このようなポイントは鮎のストックが多い。良く見えて面白い。掛かるが時間もかかる。 | 大滝橋少し上のトロ。沈んでいる大きな岩で良型を入れ掛かり!他の方が。。。(左のくすんだ岩でなく、真ん中にうっすら見える薄い茶色の岩です。) |
大滝橋すぐ下流の瀬。3時ころ入ったが、良く掛かった。でも小さい。 | 大トロからのチャラ。爆発力は無かったが、そこそこ掛かった。 |
夕方はこの辺りで良く掛かった。「夕のぼり」ですね。 | 本日の釣果 |
三重宮川上流 5月 25日 |