今年は5月11日の矢作川からスタートしようと思ってはいたものの、一応1日も休みは取ってありました。直前の大雨で諦めようとしましたが、大した降りではなく、やや増水で良い感じ。解禁日当日は天気も良さそうで、こうなると気持ちのストップが効きません。で、昨年に引き続き有田川へ!鈴鹿からは西名阪〜天理IC〜R24(京奈和道路)〜紀北かつらぎIC〜R480〜R370〜県道115利用で有田川の花園、西浦おとりさんまで160q、日中でも2時間45分で行けました。しかも京奈和道路は無料なので、有料道路代ゼロ!意外に行きやすいのかも。 有田川には前日11時過ぎには到着。つり人社から今年発行の和歌山鮎釣り大明解MAPを片手に順に見て行きます。これは写真入りでポイント、おとり店はもちろん、駐車スペースの有無や入川口、温泉や宿の情報まできっちり書いてあり、すごく便利です。和歌山河川へ行くなら必携です。ぜひ岐阜バージョンや長良川バージョンも出してほしいですね。さて川はと言うと濁りで水深が判断付きません。護岸の工事も多く、ポイントは限られます。鮎は何処でも確認できました。群れは居ても中層を漂って固まっているのではなく、速い動きで元気にハミまくっています。掛かる群れ鮎。ダム上エリアをくまなく見て回り、最後に西浦おとりさんで生情報を聞き、放流場所が近いこと、深みがあること、釣り人が少なそうなことを考えて最終的に鳥居橋下流でスタートすることに決めました。夜宴の場所を決めて釣り友の到着を待ちます。日が落ちてもさほど寒くなく、吐く息が白いほどだった昨年とは大違い。これで掛かれば言うことなしですが。 さあ、解禁の朝を迎えます。明るくなって川を見るとすっかり濁りが無くなっています。良さそうに見えたポイントはさほど水深が無く石も少なくいまいち。見ながら下ってトロ尻まで来ると瀬にかけて石色が良くなっています。鮎も多く見えてここで開始。5時に今シーズンのスタート!久しぶりのおとりを流れに放すとスッと波気に入って行きました。1、2、3!ギュン!掛かった!意外に黄色い鮎!良い香りがします。パタパタっと続いて掛かる。白い鮎も混ざります。まだ誰も来ないので丁寧に探る。流れの通ったところではまだ追いません。その脇の緩いところで自由にさせて掛かる感じ。そのうち流れの中でも追いだすかと何度か探っていました。一気に追いだしたのが9時半ころから。流芯で黄色いのが掛かる。連発しました。入っていた瀬は小さい中州で左右に分かれていました。右岸側は細いが早い流れ。左岸側は少し緩く大きめの石が点在して変化の多い流れ。どちらでも入れ掛かり。11時まで解禁らしい気持ち良い釣りを堪能して休憩です。数えるとちょうど50匹でした。仲間も30匹、34匹と良く釣れていました。お日様が陰るとやや肌寒い感じですが、日が差していれば汗ばむほど。ここで飲むビールとつまみのホルモンは最高です。 さて束の可能性も無くはないので午後も頑張ってみます。午後は鳥居橋の上に行ってみます。長い瀬があって気になっていた場所。鳥居橋すぐ下の瀬でも入れ掛かっています。橋上流の長い瀬がトロに落ちる手前ではここが地元のU名人が爆入れ掛かり中!長い瀬はほとんど釣り人がいないのでU名人に聞いてみると、さっきまで満員、今は昼休憩で減った、とのこと。すぐ上で開始。名人の入れ掛かりを見ながら2匹だけ。目の毒なので瀬を上まで見に行きました。浅いトロからの瀬頭でも入れ掛かりしています。その下流の瀬を探ってみますが、反応が薄い。やっと3匹。瀬の中間は皆さん苦戦中。瀬の中にあるタナはポツポツ掛かっています。人も増えてやるところがないので橋下流へ。瀬肩が空いていたのでやってみるとここでは良く掛かりました。小砂利でもきれいなところは掛かります。ここで14匹掛けて午後4時終了。午後は22匹でした。昨年は寒い中、20匹だったので、それに比べれば上出来です。鮎のサイズは最大で17〜8p級が2匹、ほとんどが14〜5p、10pほどのビリビリが5匹ほどでした。翌日10匹以上食べましたが、工事の濁りで砂を噛んでいるかと心配しましたが、それもなく、おいしく食べられました。 さて今回はシーズン初回で新しい道具も使ったのでその感触をかいておきます。まず竿ですが、シマノの小太刀RSを使いました。長さは8mです。長さは9mと比較してデメリットを今回の河川では感じませんでした。それよりも幅の狭い流れなどでは取り回しのしやすさを強く感じました。具体的には、比較的立ち位置に近い狙うポイントにおとりが入った時、9mでは竿先とおとりが流れに平行にできないことが多く、攻めきれない感じがありましたが、8mだと手前の流れのポイントにもきっちりおとりを入れられます。そしてRSのキャラクターはスペシャルRSとほぼ同じ。短くて軽い分、より細かな操作はし易いですが、9mよりさらに引きにくい感じです。引くならやっぱりFWですね。RSでは狙ったポイントでおとりを留めておく攻めには最高です。次のポイントへはおとりを引くのではなく行かせるイメージでしょうか。ソリッド穂先もかなり細いのでベースのテンションは掴み辛いです。ゼロをイメージしているとおとりが休んでいる場合が多くありました。ややテンションをプラスにしておくイメージが良いようです。その辺りを踏まえて次回は使ってみます。 そして針ですが、解禁日前日に、FB友達のN田さんと色々お話をしました。針の話になり、今年新製品のオーナー楔SPという針が良さそうと教えてもらいました。なんでも「楔」と「楔SP」というのが有って、SPは競技用のような位置づけで、針先が違うらしいのです。値段も定価で1,600円、しかも60本しか入っていません!その6号と6.5号を1本づつ頂戴しました。解禁の最初にこれを使い、好スタートが切れました。6.5号ではほんとケラレを感じませんでした。刻やサクサス同等かそれ以上かも。バレも今回は皆無。その後イニシアではケラレが多発、一角でやや改善と言う感じでした。解禁で鮎は多く、針に当たるのを多く感じたので、より違いが分かった気がします。この針を持っていたら、2割増しほど釣れたのでは?と思わせるほどです。早速仕入れてきます。 いよいよ始まった2014年シーズン、また今年も5月1日から無事竿を出せて幸せです。しかも好釣果。しかし翌日はあちこち筋肉痛。これでは2日連続は難しい。結局昨年と変わらぬこの体型をなんとかせねば。。。 |
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有田川(ダム上) 5月 1日 解禁 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
鳥居橋周辺 | 72匹 | シマノ小太刀RS 8.0 | フロロ0.6−3.5m | フロロ0.4-50p | 感激0.03号-4m | ナイロン0.25-15cm |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ0.8-21cm | 0cm | 一角6.5号-4本 刻7.0号-4本 |
フロロ1.0 | 2号 | オーナーチタン6.0mm | 小澤式背針 |