ジャパンカップ取材の関係で9月20日に竿を出してから10日間「も」竿を出せませんでした。終盤に来てこれはつらい。来週も所用で1週間釣りに行けないので長良川で遊ぼうと2日間行ってきました。郡上漁協の未換金出荷伝票があったので換金に行こうと郡上へ。五町の瀬を橋上から見るとまだまだ鮎が見えます!下流合流点を見るとM名人の車らしき影、見に行きます。こんな朝早くからやってるのは間違いないだろうと行ってみるとやはりそうでした。めだかさんの釣果情報でいつも圧倒的釣果を出している名人です。しばし見学。岸から丁寧に探っています。おとりが動く範囲が広い!終盤に来て良い勉強になりました。8時になったので漁協へ行ってみますがまだのようです。榎本さんも出発したと言うので換金を諦めて中央へ下ります。 昨年楽しめた曽代を覗くと居るわ居るわの鮎だらけ!ここにしよう!中州へ渡って本筋を右岸側から探ります。瀬肩に向かう浅い流れを狙ってあまり立ち込まず丁寧に。朝見た名人の釣りを真似て。 そして今回はチラシを使います。ジャパンカップで上位4名が錨以外の針だったので試したくて仕方がなかったのです。三嶋選手が言っていた「追い切らない鮎を掛けるイメージでチラシを使った」を検証したい。惜しくも4位になった沓澤選手も同じような見解でした。 チラシ、ヤナギ=激流が自分のイメージで、掛かりは錨、それも3本より4本が確率が上がる、というのが私の認識の基本でした。「掛かりやすさ」と言う点では今も考えは変わりませんが、場合によっては錨以外が良い時もある、という現実を垣間見て、その「場合」が分かればもっと釣りの幅が広がるな、と思えました。鮎はいっぱいいて、自然なカタチでは追い合いしているのにおとりだと反応してくれない。今回はそんな「場合」で検証。 針は一応持っていた既製品オーナーのツイストチラシ狐3本の8.5号とバリバスのやなぎ仕掛け2本8.0-7.5号を使ってみました。竿下で泳がせるイメージで我慢していると掛かった!やや白っぽい。絡め取った感じ。ブルブルッとして掛かる。しかしそれが泳ぐとシュパーン!と掛かる。いかにも「引っ掛かる」感じの鮎もありますが、おとりがつながるので縄張り鮎が追ってくる確率も上がる感じ。確かにケラレも感じるのですが、錨だったら掛かっていないだろうな、という掛かり方も多かったのです。警戒心が強いようなしぶい時はおとりが替わる、というのは何よりも効果的です。おとりがつながる!その効果もあってか午前中は20匹超え!チラシ、ヤナギだと絡まったりして扱いが気を使うかとも思っていましたが以外に扱いやすく、エビもありませんでした。 そして今回はおとりが替わった次の送り出しを特に気を付けました。少しずらして手前からしっかり底に入るよう心掛けてやりました。一泳ぎ目で掛かることが多かったように思います。午後はイカの瀬が落ちて急瀬〜平瀬となる場所へ。急瀬には待ちガリの方が2名、その下に瀬を狙う方がいてその下に入らせてもらう。すぐに掛かるが小型、次も小型で循環が悪い。下流は右岸は竿1本分で並び、良く掛かっている。上流の瀬を攻めている方がこれまた良く掛ける!それに良型が多い!真似をして瀬にねじ込むと即掛かり!しかし身切れ。ケラレも何度か感じ、ここは錨が良かったかもしれません。瀬肩もやってみました。本命場所手前をチラシで丁寧に攻めておとりが替わったら錨にチェンジ!流芯で待つと気持ちよく掛かりました!夕方の入れ掛かりを期待しましたがそれは望めず終了。でも実り多い1日でした。 Y田さんと武芸川温泉−バロー−武芸川道の駅コースで小宴、明日も楽しめますように! |
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長良川中央 10月 1日 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
曽代 | 28匹 | シマノ競RS R 9.0 | フロロ0.8−5m | 無し | RANSP0.05号-5m | ナイロン0.4-15cm |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ1.0-25cm | 20cm | チラシ8.0〜8.5号-3本 | フロロ1.2 | タックルインJ3号 | オーナーチタン6.5mm | おもり0.8〜1.0号 |