シマノセミファイナルを20日に控え、郡上で一日は下見を、と考えていましたが、また増水です。どこかでできるだろうととりあえず出発。長良川PAでトイレ休憩していると釣友から郡上は無理なんで馬瀬へ走っていると電話。で、板取を見に行きました。先回思案してパスしましたが、やっぱり釣れていたそうで気になっていました。見に行くと水はちょうどいい感じ。久しぶりにここ長瀬でやってみます。ここは上流に穴洞の瀬落ちから続く300mはあろうかという大きなトロから広い瀬肩、所々棚がある瀬から左岸寄りに絞って急瀬、瀬落ちからの開き、短い瀬が落ちて淵、その下に堰堤があります。淵は砂利浜があって格好の水遊び場になっています。駐車スペースが近くにないので、少し下の橋元屋さんというおとり屋さんでおとりを購入して止めさせてもらうか、有料駐車場を利用するかになります。 道路の上から見たときは流れが単調になったように感じましたが、河原に立つと以前のままの変化にとんだ良いポイントでした。朝もやを朝日が切り裂く感じが良い一日になるような錯覚を覚えさせます。この時間、釣り人は左岸にお一人。動きやすい右岸へ渡ります。結構な水量で石も大きく大変でした。まずは瀬落ちの開きから探ってみます。手前から丁寧に。すぐさまおとり頃が2匹掛かる。しかし白い鮎です。それを流芯へ入れてみる。ゴソゴソッ ビューン!で今度はマッ黄色!これはイケるか!と思いましたが、昨日も結構釣り人が入っていたとおとり屋さんが言っていた通りで、当たり前のところでは追ってこず、完全なサラ場とは違うようです。やはり先回入るべきでした。それでも流れの中を丁寧に探っていくとポツポツ掛かりました。瀬肩まで上がって釣り下ってみます。先ほどのところより石色は良くない。緑色をしています。瀬に突入していくといきなりガツーン!出遅れたため無理に抜いてロケット発射。RSはパワーはあるものの速攻で勝負を決めないと暴れだしたら止められません。タメが効きにくい。自分の正面でなるべく勝負しないといけませんね。改めて瀬を探っていきますが流れに入れきれません。おとりが軽くならない。絶好の瀬で1匹も掛けられず。deibuの後で入った方は着実に掛けていたのでやっぱり攻めきれていなかったのです。結局瀬落ちからの流れでポツポツ掛けてお昼までに17匹でした。 釣り返しも効きそうにないので、どこかでやっている斎藤師匠を探しに行きます。和紙会館の前で一人入れ掛かり。18匹も掛けたそうです。昼食後はこの辺りでやってみます。まずは橋下の瀬へ。朝とは全く違う小型が3匹だけ。橋上トロの上の瀬へ。朝は良く掛かっていたようですが、誰かの後では掛からず。トロ瀬でデカいのが2匹掛かっただけでした。午後は残念な5匹!立ち回りが完全に失敗でしたね。同じ日、地元名手のNさんは40匹以上も掛けていました。どこかで良い時間帯があるとそれを引きずって同じような感覚で釣るのでどうも雑になってしまいます。もう少し冷静に動かないと。 さて、明日は郡上もできそうなので大和へ移動です。大和道の駅では、白鳥をメインにいつも圧倒的な釣果を誇る名手とお話しする機会があり、いろいろ貴重な話を聞かせてもらいました。 明日は大会の下見ですが、deibuの場合、下見で確認するのは、まず川へのアプローチ位置です。どこに階段があるとか、川通しはどこでできるか。どこを通って行くのかなど。そしてどんなところに鮎が付いているのか。良い石色は?生きた流れはどこか。水深は?などです。大会に参加しだした当初は「どこで沢山釣れるのか」を下見と思っていましたが、結局それは試合当日になると変化したり、その場所へ入れなかったりするともう試合にならず結果も出ませんでした。まぐれで勝ち上がっても次もまぐれはまずありません。川相の把握をしっかり行って、あとはその場その時に川を見て判断します。そうするようになってから少しずつ結果が出るようになってきました。ダメだった時も原因は全て自分の判断に有るので、失敗も次に活かせます。ポイントが良かったから、が勝因では成長は有りません。「どこで掛かるのか」ではなく、「どうやって掛けるのか」を下見で見つけられると良いですね!(すべて理想論ですが。。。) |
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板取川中央区 7月15日 |