板取川での大会後、郡上へそのまま移動して道の駅やまとで汗を流してお楽しみの夜宴です。斎藤師匠、じゃじゃまるさん、S田さん、K藤さん、岡田充正名人とで今日の反省&祝勝会、明日の作戦会議?です。じゃじゃまるさん、おいしいホルモンごちになりました。朝も早かったので9時過ぎには爆睡でした。
 マスターズは昨年のブロック決勝シードからの落ちシードで、決勝だけの参加です。昨日の疲れと400名近い大人数の予選を見ていられるのはほんと楽です。今年初めての郡上を見てみます。渇水で水の色も暗いですが、鮎は非常に多く見えます。どこのエリアでも周囲の中でやや深いところに多くいるようです。渇水で鮎も怯えているようで、静かなところでは元気な鮎が見えました。
 ポイントはいろいろ考えましたが、最終的には鮎はどこにでもいるようなので、本部前で今の実力でどこまで掛けられるか試すつもりです。


 決勝でも80名以上!くじは12番と文句なし。本部前の岩盤の瀬を右岸から攻めるポジションを確保。左岸におひとり、その下流には伊藤名人。deibuの下流側におひとり。そして上を見ると本部前の平瀬には誰もいません!釣れていない情報が蔓延していてみな避けたようです。伊藤名人の周りにはギャラリーが多数。よし、その視線を奪ってやるぞ!と意気込んでスタート!
 昨年のバリバス予選で鮎が溜まっていた岩盤の間の小場所へおとりを落ち着かせます。しかし反応がない。やはり居ないのか。スルスルッとおとりが動いたときにタンっと掛かった!あ、バレた。逆針もしっかり切れていたのにショックです。針は大会受付時に参加賞でもらったSaqSusでした。昨日はこれで調子が出たのに。気を取り直して今一度攻めなおしてみるものの反応はない。どうもおとりが落ち着きません。昨年のバリバスでは同じ場所をソリッドでやっていました。今回はFWのチュウブラーです。おとりを上流に向かせる、ができません。やっと掛かったのは13pほどのビリ鮎。おとりに使ってみます。チチチッと背掛かりで掛かった!さらにサイズダウンしてこりゃだめだ。移動します。 
 少し下のトロに落ちる手前の壺を狙ってみます。小型がうようよしているときもある場所です。最初の養殖おとりを入れて流されないようにテンションを掛けて待ちます。ギュン!掛かった!予想より良いサイズ。流されて滝壺へ!岩場を伝って下まで行ってなんとか取り込みました。黄色い良い鮎でした。そして落ち込みのところが良い色しています!ここで一泳がせしてみれば良かったと後で猛省しますが、まださっきの壺で掛かるかも!と戻ってしまいました。結局掛けられず最初にやった当たりの一段下の瀬を攻めてみます。先ほど鮎のはねが見られたので、真ん中に立って左岸際を攻めてみましたがここもだめ。伊藤名人は左岸を向いて釣っていました。
 さて残りは30分を切っています。上を見ると斎藤師匠がチャラを攻めています。その上は相変わらず無人!見に行きます。左岸側ザラ瀬を釣っている方が2つ掛けるのを見ました。そのザラ瀬の開きにとっておきの新品養殖2号を発進させ、ちょっとした波立の下に入れるとすぐに掛かった!黄色い16p!なんだ!居るのか!これで辺り一面が好ポイントに見えてきました。1回戦終了後からずっと誰も入らず静かだったので鮎が付いていたようです。少し下に入った伊藤名人、2匹取り込みました。さすがの集中力。そして正解はこの辺りだったのです。焦ってしまいます。釣れたてびんびんのおとりを入れていきます。絶対に掛かる自信がありました。が!痛恨の根掛かり。せっかくの場を荒らしてしまいました。ザラ瀬を攻めていた方が下ってきてまた掛けました!岡田名人でした!シラハエも掛かったそうですがこのザラ瀬で結局3匹掛けて込7匹にし、ブロックへの切符を取りました。そして自分は最後に焦って掛けられず。おとりが代わった後、落ち着いて攻めていれば絶対に掛けられたと思います。だってほぼ更場状態でしたから。伊藤名人も先ほどの2匹で込7匹とし通過です。お二人を見ていると時間が押しても崩れません。この集中力の差が結果に出ました。deibuは4匹しか掛けられず敗退です。込6匹はボーダーでしたがあと1匹取れていれば問題なかったのです。下の落ち込みでも掛かった気がします。がら空きの本部前はここでやれ!と示していたようなものですが、それをものにできませんでした。
 また来年、厳しい予選から出直しです。しかしながら負けて良い勉強になりました。名人たちとの1匹差を埋めることが次の課題です。最後の10分を開始の10分と同じ気持ちで釣れば掛かったはず。次からは時計なしでやってみようかな。そうすれば釣りに集中できるはず。あ〜悔しい。これを次のバリバスとシマノのセミファイナルで活かしたいと思います。ちなみにK藤さんは昨日に引き続ききっちりブロックへ!さすがだ!

良かったところ
厳しいといわれるポイントでも途中までは試合を作ることができた
多様なポイントを攻めることができた
悪かったところ
時間を気にしすぎて集中が切れた
風が若干出て、根掛かりを多発させてしまった
 
郡上大和道の駅にこんな設備が!てっきり「鮎釣りの方は使わないで」と書いてあるのかと思いきや「ここを使ってください」と!鮎を大切にしている郡上の風土が伝わってきますね! 超厳しい大和大会を勝ち上がった精鋭たち。ここから全国へ行く人が出るのでしょうね!

 長良川(郡上管内) 6月16日ダイワマスターズ中部B予選 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
本部前 4匹 シマノ競FW H2.6  9.0 フロロ0.8−5m 無し メタゲーム0.04号-5m ナイロン0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 20cm SuqSus7.0-4本
刻6.5-4本
フロロ1.0 オーナー白一体3号 オーナーチタン6.0mm 小澤式背針