この週は岐阜の主要解禁が続きます。ここ数年は土曜に板取川上流、日曜に郡上へのパターンでしたが、どこも渇水で楽しくなさそう。で、古座川へ行くことにしました。21:30に鈴鹿を出発して0:15一枚岩着、夜だと早いです。 翌朝まずは各ポイントを見てきます。解禁からは10〜20p減水して厳しそうです。釣り荒れもあるのでどんどん動いたほうがいいのか。田上おとりさんで情報収集とおとり調達します。田上さん宅から少し上に入りたかったので、前の河原に車を置いて少し歩いて上流へ。大トロからチャラや小淵、瀬などが組み合わさったエリアです。ここでやれば本日のパターンが掴めるかも、と考えてここにしました。まずは細い瀬。掛かるが中型で×、次はやや水深のある早瀬。散発で△、浅い瀬はどうか。掛かるが小型も混じる。○!渇水時の定番、深瀬はどうか?良型連発!◎!しかしある程度釣ってしまうと終了です。本命は深い流れで大石混じりです。本日は深い、大石、チャラをメインに組み立てていきましょう。 車を止めたところへ戻ります。「洞尾(うつお)」という良いポイントですが、良すぎて人がいない。朝同時に入った方が一人だけ。見れば深瀬、大石が沢山あります。ここは一昨年の大雨被害で護岸工事をやっていた場所で、重機によって流れが替えられた場所です。それで作られた深いところをやってみます。対岸に大岩がせり出ていて流れが変わっているところを狙います。グリーンに見えて底は分かりませんが大石はあるようです。ドキューン!やっぱり掛かる!水中糸5mで、目印を4mほどのところにセットしてほぼいっぱい沈めて掛かるので引きが面白いのなんの!まっすぐ下へ何度も突っ込んでいきます。大石(直径1m前後のイメージ)周りや、浅いところからドンと深くなる壁で掛かります。ここも入れ掛かりになる。 徐々に下がってトロ尻です。一気に浅くなってごく短い瀬がありますが、瀬肩に蜂の巣をつついたような状態の無数の鮎!マッ黄色で追っている鮎も沢山見えます。鏡になっていてモザイクなしの丸見えです!おとりを入れるとあちこちから野鮎が飛んでくる!海産は淡泊かとおもいきやしつこく追う。しかしおとりが逃げる、避ける、かわす!1mほど大きく逃げる時もあります。今までは群れに付いて行ったか?と考えていましたが、逃げていたのかも。野鮎のテリトリーは50〜80pで1mは無い感じに見えます。 弱いおとりほどよく逃げる。元気なおとりは水平な姿勢をキープし、上流を向いたままで横に動くので追われるとかなりの確率で掛かる。少し弱ると尾は振っているがやや前傾で、かつ回ったり、横を向いて泳ぐので掛かる確率が極端に下がる。(同じ位置での回転ならいいですが。)元気だと上流向きのままよこにずれる。弱ると横へ向いてずれる。この違いが大きい。上向きの時は根掛かりしない。横向きで動くと流されて根掛かりになる。おとりは上向き水平にキープすれば良い!ってどうやってするのかが問題ですよね。具体的にイメージできたので今度名人に聞いてみよう。 ここでは「見える」縄張り鮎を8割方掛けました。このイメージを持ったまま下の鮎が見えないモザイクへ。ここも水中では同じような状態なのか。ドキューン!と入れ掛かり!深い瀬ですが、右岸側の駆け上がり筋で良型が掛かります。考えていたほど移動せず午前を終了。数えると37匹でした。放流した小型は入れてません。お昼をしていると田上さんが見回りに。どこも厳しそう。このポイントの見える範囲でまだまだやっていないところがあります。午後もそのままやってみることにしてビールで一人古座川に乾杯! 午後は浅い(水深すね以下)ザラ瀬から。ビュンと掛かる。3匹入れ掛かり。小型が混じる。ローテーションが狂う。根掛かり。場所を荒らす。終了です。浅いところにもしっかりいますね。ただし場に入ってしまうと全然掛からなくなってしまいました。うまく回せばかなり数は出そうです。次は差しやすい平瀬です。右岸側が深く(おしりくらい)なっていて大きめの石も多く良さそうです。しかし反応が薄い。触ってある感じです。ポツリポツリ。その下は釣り人がいたのであきらめ、午前触ったところをおさらい。自分がやった後をまた攻めても似た攻め方なので掛かりませんね。「見える」瀬肩も釣った後には新しい鮎がまだいません。午前中唯一ほかの釣り人がいたところをやってみます。ここでポツポツ。6時までやって終了。午後は23匹でした。午後は入れ掛かりをできませんでした。夕方どこかで出るか!と考えていましたがピークなく終了です。昼一の浅いザラ瀬をもっと丁寧にやっていれば、と後悔です。サイズは前回よりかなり良い。深いところを多くやったのがよかったのかも。夜は牡丹荘の温泉とオークワで買い出しの後は毎度のリバーサイドホテルです。 |
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古座川 6月8日 |