古座川の解禁釣行は2005年以来8年ぶり。昨年は村田名人いわく「鮎が天から降ってきた!」と言わしめるほど鮎がいた古座川。今年も好調が続くと思わせる情報が多く、早くから行ってみようと計画していました。ポイント選択は先行した夏は川漁師さんに「本流の瀬」と言う条件付きでゆだね、金曜夕方古座川入り。田上おとりさんで初の古座川年券を購入し鶴川橋のベースキャンプに合流しました。初の車中泊となるY田さんも合流し古座川前夜祭です。川面にはホタルが乱舞しロケーションは最高!
 昨年から川での食事時、ごはんはパックではなく、なるべく炊くようにしています。ユニフレームと言うメーカーのライスクッカーを使い、ちょっとしたコツを掴めば超簡単です。炊き立てごはんがあれば贅沢感がより一層UPします。また、コンビニやスーパーで買い、冷たくなったおにぎりを飲んだ後や朝にお茶漬けにすると好評です。お茶漬けの素とどんぶりサイズの器に熱々のお湯をたっぷりと。わさびがあるとグレードアップ!売れ残り気味のこんぶやうめぼしおにぎりが最高のお茶漬けになりますよ。
 

 さて、明るいうちに一通り川を見てきた川漁師さんによると釣り人はかなり多いようで、各ポイントには釣り師が居たそうです。明日は早起きですね。4時に目覚ましをセットして就寝しますが目が覚めると3時過ぎ。梅雨の天気が心配でしたが、夜空を見上げると月と満天の星がきれいです。あ!流れ星!川にはホタル、人工衛星も3個発見!一つは一瞬月に反射して大きく輝きましたが。宇宙ステーションでしょうか。一人楽しんでいると川漁師さんももぞもぞと起きてきたのでモーニングコーヒーにします。やや寒いですが、ここは本州最南端、岐阜の川ほどではありません。4時半に明かりをたよりに仕掛けセットして古座川発進!
 川漁師さんは瀬肩へ。deibuは瀬落ち開きから。Y田さん、準備中。。。「混雑」の古座川ですが100mほどの瀬に私たち3人だけ。なんせ通常は瀬にだれか居たらほかの瀬を探すのが古座川流。他では考えられませんね。手前からゆっくり送り出し、ザラ瀬で落ち着くとほどなく当たり!おとり同サイズの古座川美人です!しかし次はチビ。バンバン追う感じではないので広く探っていきます。流芯へ入るとギュンと鋭い当たり!これは良型!油断していたので少し伸されてしまい身切れ。良いのも居るようです。しかし続かない。瀬を釣りあがっていきますが中小型が散発。流芯に狙いを変更。川が明るくいい感じで気配は有るものの追ってこない。あとで再挑戦。
 どんどん立ちこんで右岸際です。この筋が正解。ズキューン!と掛かってきます。サイズは16pほど。追い感度が出まくって最高に面白い掛かり方。この筋で入れ掛かりになって「解禁」を味わいました。10時ころまでに46匹。時折日が差しますが、風も強く体感温度は上がらず。水温もそれほど上昇しないでしょう。これから状況が変わるのか。
 ランチの後、上流のほうへ行ってみます。水があるところを上がるのは大変ですね。上まで来ると自分たちがやっていたところよりかなり賑わっています。とりあえずザラ瀬におとりを入れてみますが反応悪し。石色は正直です。午前中良かったような明るい場所を探します。左岸竹藪近くはやや水深があって川が明るい。ここは掛かりました。倒れている竹の際が良い。しかし午前中のようなペースにはなりません。同じようなポイントでポツポツ拾いながら下ってもとの瀬に戻る。瀬肩からもう一度。やっていなかった右岸際は掛かります。朝掛からなかった流芯も再確認。ガガッ!ギューン!で掛かる!しばし入れ掛かり。瀬を2往復しましたが2度目は反応なし。午後は32匹で終了です。午後の上流へ行ったときが空白となってもう一息伸びませんでしたが、すべてが追い掛かりで黄色い鮎だったので満足です。牡丹荘の温泉は鮎師ばかり。この温泉では地元のおばさんたちが作った寿司や手長エビの素揚げ、ミカン類、冷凍アオリイカ500円、おでんまであっておいしいですよ!オークワで食材調達してリバーサイドホテルへ。八時半には爆睡していました!
 
夜明けシリーズ第2弾! 朝一立った場所から鶴川橋を見る。橋直下にトロ、少し下にも大きな淵があります。
鶴川橋上流の瀬を下から見た画像です。朝一立った場所。 瀬肩付近を左岸側から。手前は石色イマイチ。掛かるけど小さい。
50mくらい幅のある瀬ですが、なぜか朝は右岸際しか掛かりませんでした。流芯の際で掛かる。 瀬落ちの手前、右岸側のちょっとした袋で入れ掛かりました。
瀬肩ポイントです。良い感じでしょ!ちょっとした変化で掛かります。 見えるのが鶴川橋です。広大な瀬が貸切でした。
通称カモシカの瀬は混雑していました。瀬はイマイチの様子でした。 周りより深いところの周辺は必ず鮎がいますね。
広大な流れの中にこういった変化があってそこで掛かります。深みの流れ込み、駆け上がりは必ずチェックするべきポイントですね。こういったポイントは川に立ってみないとなかなか分かりにくいです。 解禁日の釣果です。夕方になるとちょっと掛かりどころの悪い鮎は浮いています。背中の色が変わる鮎も多かったです。冷水病を克服した鮎を結構見ました。

 古座川 6月1日 解禁 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
鶴川橋上流 78匹 シマノ競RS R 9.0 フロロ0.8−5m 無し RAN SP0.04号-5m ナイロン0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 20cm 一角6.5、7.0-4本
イニシア6.75、7.25-4本
フロロ1.0 オーナー白一体2号 オーナーチタン6.0mm 小澤式背針