比較的近い宮川が解禁し、好調な様子。行こうかなと思いましたが日曜なので混雑するだろうな、と思い矢作川へ行ってみることにします。矢作川は例年なら初期は放流主体の上流部、盛期から終盤は天然がメインの中流、下流域も面白くなるのですが、今年はこの時期から中流、下流域でも良い状態の鮎が掛かるらしい。矢作川モニターの椿名人に案内をお願いして、連日攻められているシビアな上流部、未踏の中流部などを攻めて、だめならスグ移動の修行釣行の「つもり」でした。当然アルコールも抜きでポケットにおにぎりくらいの気持ちで挑むぞ！です。宮川解禁を楽しんだY田さんも「修行させてください！」ということで「矢作川修行苦行釣行」決定！ 　しかし１つのメールがこれを変えてしまいました。夜、椿さんから「当然明日も宴会ですよね♪食材少し用意しました！」・・・「いやいや椿さん、今回はみっちりしごいてもらうつもりで、アルコール抜きですよ！」などと返すことなどできるはずもなく、積んだクーラーボックスを大きいものに変え、アルコール各種とカロリー各種を積み込んで準備完了です。 　 　７時に笹戸大橋に到着。この時点では釣り人は数名。自由に動いて探れそうです。まずはお昼用のお米を研いで釣り支度。右岸へ渡って瀬をやってみます。Y田さんは椿さんにくっついて質問攻めにしているようです。質問攻めに会いながらも一人だけ掛けていくさすがの椿さん。deibuは１匹目小型、２匹目はマッ黄色の良いのが掛かりました。変えて送り出すと早い流れ瞬殺！しかし空中でもげる。もう一度同じ筋を。また掛かった！また空中でもげた！針ではなく、久しぶりのソリッドを使い竿を早く起こしすぎていたようです。次はしっかり掛けてから、と思った時には手遅れで当たりがでません。野鮎が居る感じはすごくありますが掛かりません。時間だけが過ぎ、ポイント移動しようと思ってもどんどん増える釣り人で移動もままならず狭いポイントを攻めるしかありません。椿さんがやってきたので変わってやってもらいます。なんといきなり掛ける！やっぱり居たのか！その後色々思考錯誤しながら11時までになんとか6匹掛けて午前の部終了。 　夏のような陽気の中、やっぱりお昼はしっかり飲みすぎ食べすぎです。(お昼の様子はコチラで！)釣り人は相変わらず多い。トロ瀬へ入る。左岸側が深く右岸へ向けて浅くなっていて、深いところは胸近くあります。大きめの石が沢山入っており、鮎は多いようです。午前中もポツポツ竿が曲がっていましたので午後は掛かるのではないか？おとりを送り出した後は岸に上がってやります。鮎は多いようでおとりが良く動く。ほどなく１匹目。でも期待していたギューン！ではなくもぞもぞっとした当たりでした。瀬で掛かる鮎とは違います。動き回って掛かる感じで本物ではありません。ポロポロ掛けながら瀬落ち開きまで釣りあがり開き周辺を探る。右岸上流からは午前中deibuがやっていたあたりをY田さんがいじくっています。ポケットにおにぎりのつもりがポケットにいつものバーボンになったのでヨロヨロしながら「いじくって」います。が、掛けるんです。というか掛かるんですね！良型マッ黄色を続けて掛けています。足元がフラフラしているので掛かるとバレリーナみたいになっていますが、見せつけるようにニヤニヤやってます。すぐ上では椿さんが同じように掛けている。やっぱり午前中感じた瀬の反応は間違ってはなかった。それが追いだしたようです。 　入れ掛かりを楽しんだY田さんが時計を見ながら(５時でした)もう納めても良いか？と訴えてきますが「まだまだ！」といじめます。人が少なくなり先ほどまで釣り人が立っていた右岸ヘチを探ると良い当たり！最後に２匹掛けて終了。午後はY田さんと同じ１０匹でした。矢作川、攻め続けられているので色々工夫しないと掛かりません。若干冷水病の兆候も出始めていました。朝、広瀬の橋から川を見ましたが小さい鮎がいっぱいでした。水が出るとどう変わるかですが、盛期、晩期も期待できそうですね。帰りは饒舌なY田さんの話を今回は黙って聞いて帰りました。次回は黙らせてやるぞ！

矢作川上流部では少ない開けたザラ瀬で好きなポイントです。 瀬が落ちて開き、トロになっています。駐車スペースも広くアプローチも楽です。 大混雑の矢作川 椿さん。やっぱり釣りますねぇ！見える範囲では竿頭。 瀬で掛かる鮎。しっかり追ってくれます。 午後最初に入ったトロ瀬。石が結構入っていて水深はへそくらい。周りもぼつぼつ掛かっていました。但しまだまだガツンと追う感じではありません。夏なら最高のポイントでしょうか。 瀬落ち開きは鮎沢山いるようです。時間により群れが廻ってくる。 夕方やったところ。人が少なくなって右岸際でマッ黄色が掛かりました。 本日の釣果　16�pくらいが中心サイズ