いよいよ寂しい時期になって来ました。連休は仕事でやっと11日に釣行です。長良川中央管内はどこでもある程度掛かった様子。色々な情報の中から、斉藤さんが10日、新美濃橋下流で16匹、30近く上げた人もいたようだ、と聞いて久しぶりの新美濃橋へ行くことにします。
 矢島さんでおとりを調達、この連休は凄い人出だったそうです。10日は矢島さんのお客さんだけでも150名!とか。釣り荒れは覚悟ですね。

 新美濃橋下流左岸へ行くと橋下流にはお二人だけ。対岸は無人。どこでもできます。従来なら橋上流の瀬へ突進するところですが、斉藤さんは目の前のトロ瀬で掛けたそうなので今回は目の前から開始。新美濃橋下流は元気なおとりなら上飛ばし可能なレベルのトロ瀬が続きます。水深は股下から乳首程度。どちらかというと苦手な部類の場所。斉藤さんはめっぽう強い場所です。上飛ばしは一切しません。
 レベルテンションの釣りが出来ているのか。通用するのか。今シーズンのまとめを考えながらやってみましょう。


 石色はヘチまで中央の最高の状態。水もすごくきれいです。水温は年中ウエットのdeibuにはかなり厳しい水温です。昨日まで人が多かったということで両岸から竿を出して残る遠慮地帯を狙って立ちこみます。大小さまざまな石がゴロゴロなので場所により胸まであります。下流へ送り出して徐々に引き上げ。野鮎の反応が出ます。暫く掛かりましたが1匹目。デカイ!熟女です。ほとんど動かず4匹掛かる。これはどれだけ掛かるの?要らぬ心配。その後は反応悪くなり2匹追加だけ。釣り人もポツポツ増えてきました。天気は崩れないものの薄雲りで日が差さず肌寒い。


 お昼で場所移動も考えましたが、さお抜け探すのは難しいでしょう。ここでやってみることにしますが、右岸をやりたい。車で移動し川岸に車横付け。食事をしてからは右岸から。こっち側はお一人だけ。テトラの際を胸まで浸かりながら上がって行けるところまで行きます。そこから竿出し。ここで問題発生。テトラに潜んでいたのかブヨの猛攻!濡れた手に群がる。(未だにメチャ痒い!左手首から先だけで20か所も噛まれていました。手も腫れて熱を持っています。侮れん!)冷たさとブヨを我慢してやってみる。やっぱりこっち側はあまり攻めきられていないのかデカイのが掛かる。それもメスばかり。目印を消し込んで上へとあがる気持ちいい当たりばかり。さすがに肌はやや疲れが出てきていますが、まっ黄色で良い鮎でした。対面の方も順調に掛けています。3時過ぎまでポツポツ掛かって12匹追加、その後は掛かりませんでした。 
 4時までやって終了。計18匹。途中20匹まで行けるか!と思いましたが届かず。抱卵鮎だけ持ち帰り。他は放流の儀です。この日は掛かるパターンが掴み切れずに終わった感じ。巧く釣ればもう少し釣れそうです。斉藤さんは混雑の中16匹、deibuは自由に動けて18匹、まだまだ課題は多い。少しテンションを掛け過ぎていたかな?が反省点です。


 この日良かったのはバレが皆無だったこと。一角の7号を使っていました。なぜなんでしょう?最近の釣りの違ったのは竿がFWだったことくらいですが。そうするとバーサトルはバレ易い竿なのか。FW2.6とバーサトル2.75を比べるとバーサトルは随分張りが有る感じです。その代り穂先が細いチューブラーなのですが、やっぱりH2.6がベストバランスだったかも。FWは竿全体の調子がとてもバランス取れている感じがします。先調子の竿だと2番、3番で竿のキャラクターが決まる感じですが、FWは穂先から元竿まで全体でキャラクターを出している。そう感じます。偶然の産物とでも言うのでしょうか。バレの原因について竿の違いを忘れていました。来シーズンはこれも課題に。針合わせの前に竿合わせ。合わせるだけの竿を持てないのが決定的な悩みですが。


 長良川中央の今後ですが、鮎も多いしもう少し出来そうですが、今週末の雨がどれだけ降るか、で変わってくるかも。もう下る準備は出来ている様子だったので増水すれば一気に下るかも。この日は橋上急瀬もガリ族が居なくて友釣り師ばかりのようでした。右岸左岸とも一日釣り人が居たので掛かっていたようですね。この前の増水がなければもっと楽しめたのになぁ、と思う中央釣行でした。
 
2002年9月15日以来の新美濃橋。ほとんど変わっていない印象です。橋上の急瀬、橋下流の平瀬と人気のポイントです。 旧美濃橋を望む。夏はさしずめビーチの様相になるところ。トロへの流れ込み周辺も好ポイントですね。
朝入ったところ。手前でも真中でも右岸側でもどこでも掛かります。ほぼ同じような水深です。石は最小さまざま。 中央の盛期はこんな石色です。ヘチまで綺麗に磨かれていてヤル気になる石色です。
まだまだ綺麗な鮎ですが、おなかはぷっくりして下るタイミングを待っている感じ。 こんな目印角度で攻めてみました。張らず緩めず泳がせ続けるイメージで。野鮎の反応は多かった。
あまりに綺麗なので水中も撮影。一瞬日が差した時に撮りましたがほんと、綺麗ですね。郡上よりも中央の方が随分きれいです。これが長良川の実力なんですね。スゴイ浄化能力!特に秋は綺麗です。 午後は右岸へ渡ってこんなところから。場所により胸まで水深が有ります。ドライの方は要注意。これより10m以上上は砂が多かった。そこまでの間で良型が掛かった。
見てください、この水中。石もピカピカ。解禁時からこれなら凄いことになるんですが。来年は河口堰開放で夢が叶うか。 この周辺も反応が良かった。対岸の方も良く掛けてみえた。時に胸まで立ちこんでいたのでdeibuと同類のウエット族か?
橋から下流のテトラ前は竿が入り難いので鮎が多く残っていると思われます。左岸から立ちこむか、テトラの上から探るか。どちらもできませんでした。 やや肌は疲れが出ているもののヤル気満点のまっ黄色鮎!なかなか納める踏ん切りが付きませんが・・
本日の釣果。抱卵メスだけ持ち帰り。他は放流の儀、してきました。 週末の雨によっては終了となるかも。今年は長良川で納めるべきですね。

 長良川中央 10月11日

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
新美濃橋下流 18匹 シマノ競FW H2.6 9.0NB フロロ0.8−3.5m 無し 北越乱SP0.05-5m フロロ0.4-20cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-25cm 0cm 一角7.0-4本 フロロ1.2 オーナー白一体2号 オーナー7mm 小澤式背針