普段の釣りの延長に大会があるのか。大会などで釣りを極めてから後の釣りが本当の趣味と言えるのか。大会で苦しめば苦しむほど悩みます。小澤名人曰く「自分の釣り方の答え合わせが大会である」と言っています。確かにそうですね。自分であれこれ考えながら釣っていてもそれが正しいのかの判断は難しいものです。大会で結果が出れば正しいし、そうでなければ間違い。大会参加は術向上に一番の近道なのは確かですね。
 今週も根尾川大会にエントリーをしてありました。土曜下見、日曜大会の予定でしたが、木曜夜に増水し、土曜は釣り難そう。それに解禁時の川と鮎の状態はイマイチだったのでなかなか気乗りがしません。deibuも会社で色々なイベントを開催すると、人を集めるのは大変なのが分かっています。エントリーしておいてのキャンセルは慎みたいものですが、今シーズンはちょっと申し込み過ぎで大会疲れ気味。それに毎日のように熊野から届く絶好調の報、誘惑に負けない強い意志が有ればこんな体になっていません。


 金曜夜には熊野へ向けて走っていました。(根尾川大会参加費が4,000円になりました。遊漁券込みです。先週年券を購入したのに年券所持者も同じ値段!これは改善して欲しいですね)根尾川大会には静岡からじゃじゃまるさんも参加予定でしたので一応報告。根尾川へ向けて出発予定の5人の行き先まで変えてしまいました!なんと熊野へ来ると!熊野と言えばこの方、夏は川漁師さんも同じ頃自宅を出発。深夜のスーパーオークワ有馬店で買い物をするおっさん2人がいました。ウミガメの道の駅でじゃじゃまるさんと夜明けを待ちました。はるばる静岡から3時過ぎに到着。少し寝て5時には出発です。


 さて今日の御漁場はどこにしようか。まずは本流です。火曜日に良かったと言う音川尾頭前の瀬へ。ここでいきなりアクシデント。旧型ハイエースはOKでしたが新型ハイエース4WDがハマってしまいました。早くも熊野の洗礼を受けてJAFのお世話に。ここで仕方なくハマり組3名は志古のジェット船乗場前の瀬へ。deibu達は音川尾頭前の瀬へ。行くと早くも瀬を蹂躙する一人の釣り人。熊野で爆釣を続けるレンジャーTさんでした。ここへ4人で乱入。上のトロ×、ザラ瀬○、深瀬○、瀬開き◎で楽しめました。
 本流はまだ薄濁りですが、ロケーション、水量、綺麗な鮎と強い引き。やっぱりサイコーです!じゃじゃまるさんたちは折角の遠征なので違う場所も行ってみます。午後は三和大橋下流のゴルフ場前へ。ここはやや小ぶりでしたがぼちぼちの掛かり。盛期が楽しみな感じです。


 5時までやって本日の宿泊先、ヒルトン・ザ・KUMANO リバーサイド小船へ。全面緑のじゅうたんの特別室で車の乗り入れも可能!たっぷりの食材で動けないほど腹一杯にしてもらいました。自然の摂理で爆睡です。日中の暑さが嘘のように涼やかな微風。快適に寝られました。


 2時頃小用で目が覚め、気持ち良く毒を放出していると、自分に掛かるくらいのけぞってしまうような満点の星空です。こんなの見たこと無いレベル。椅子を持ち出し暫く星空を満喫します。はっきり分かる天の川、3個の流れ星、1個の衛星を観測。衛星って肉眼で見えるんですね。びっくりしました。さて明日は北山川へ。
 
1日目午前中はここ。平均型も良く数も出た。芯でも掛かる。 強烈な当たり、引きを存分に楽しめる素敵な場所ですね!
ここは軟な4WDでは厳しいです。スタック注意!対岸は入り易い。
1日目午後はこちら。普通車でもアプローチしやすいポイント。
やや細かかったが数は多い。盛期が楽しみ!
三和大橋付近の工事の影響で瀬が変わっています。
でも好ポイントには変わりありません。
変化が無いように見えて実は変化に富んでいる流れです。
この水色では竿で探って行くしかありません。
ちょっとしたくぼみなどで入れ掛かる時が有ります。
満天の星空!だったんですが・・・撮影は難しいですね。
とにかくこんな自分でもハッとするほど綺麗でした。
1時間ほど眺めて流れ星3個、人工衛星1個を見ました!

 熊野川 7月9日

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
音川尾頭前の瀬ゴルフ場前 35匹 シマノバーサトルH2.75 9.0NB フロロ0.6−3.5m 無し 北越乱0.04-5m フロロ0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.6-21cm 20cm イニシア6.75-4本
一角7.0-4本
フロロ1.0 オーナー白一体2号 オーナーチタン6mm おもり・背針