この土日はいよいよメジャー2大会参戦です。金曜夜中にマスターズ大和会場に到着。斎藤さんや昨年準優勝のO月さんたちがまだ熱談中!こちらもプシュッと参加し就寝は1時半を回っていました。
 最近は車中泊にも慣れて熟睡できます。すっきり目覚めて受付。さすがのマスターズ、360名弱の参加だそうです。1回戦番号は259番、おとり7列配布の9番目、実質63〜70番目と言うことになります。奇数は下流側のBブロックです。大会では初めての下流側。


 1回戦開始です。おとりをもらいあっという間に抜かれながらまず釜淵橋を渡るか渡らないか悩む。前回G杯は名皿部橋を渡らず撃沈。だから今回は渡ります。するとI井さんが言っていた狙い目ポイントがまさかの空席。瀬が続くエリアからジャラジャラに変わる変わり目。トロ瀬の駆け上がりで砂利が多いですが理想的なポイントです。そこに釣り座を確保。
 今回はG杯の反省を活かし@絶対に引かないA廻りを気にせず自分の釣りに集中するを徹底します。ラインはゴーセン感激PROの0.02号。細糸にするのは絶対に根掛かりさせない、エビにさせない、と自分にプレッシャーを与えるために使用します。細糸は集中力が切れるとトラブルになり易いですからね。針は一角7号です。


 さあ10時半までの3時間半、スタートです。足元からそっと送り出し行きたい所へ。そこで動き出すのをじっと待ちます。待ちます。10分以上待ってやっと動き出しました。野鮎に反応しだしたようです。浅場から深場へ入って行きます。ここは鮎も沢山見えておとりを入れたかったポイント。でも釣り人が強制的に入れた場合とおとりが自力で入って行った場合では明らかに後者有利ですよね。我慢してこの状況を作れたのが良かったのかも。少し時間は掛かりましたが掛かりました。同じ要領で手前の浅いところから深いところへ降りた行った時に良く反応が出ます。ポツポツ掛かります。掛かり所はあまり良くないので素早く抜くようにします。強い流れに泳ぎ上がってもなかなか掛からないのでまだ待ちの釣りに徹します。
 9時を回ると鮎も色付いてきました。目印を上げて流れに入れていきます。どこも鮎の反応は多く出ますが一発で掛かるような鮎は薄い感じ。待って掛かる。廻りでも結構掛かっていたのでボーダーは上がりそうです。今回はうまく行って10匹は越えました。10を超えると数が分からなくなります。でもこれなら大丈夫でしょう。ほぼ同じ要領で大きな場所移動もすることなく終了。戻って検量すると17匹です。3度目の挑戦にしてやっとマスターズ1回戦突破!嬉!


 初の決勝番号は19番。70名以上居ますので良い番号です。決勝スタート!前の方は意外に散って行かれます。本部前に入れそうです。そうG杯でBo'z-3さんが戦った場所。でも今回はその時より随分水位が下がり何よりも石色が良くない。それにこの場所が人気で、上下も対岸にも選手が並んでいます。これでは誰かが根掛かりさせたら終わり。
 下のジャラジャラから瀬に切り替わる場所は空いている。それより下の瀬は鉄板ポイントで人気。えーい移動だ!その空いている所へ。動いてみると意外にここの方が石色が良い。鮎は絶対居る。ここで勝負です。決勝も同じ仕掛けです。なにしろ丁寧に。


 1匹目は時間が掛かりました。でも1匹掛かると掛かるパターンが掴めました。1時間足らずで8匹。しかしここで根掛かり。前の選手の動きが気になって集中出来ませんでした。細糸なので無理は禁物。回収に入りました。これでリズムが狂います。その頃から雨が本降りに。草が流れてきて引っ掛かります。キンクして仕掛け交換。でもいったん崩れたリズムを取り戻すのが難しい。集中しろ、集中しろと思うほどおとりが落ち着かない。分流から濁りも入ってきて流れる草も多くなり仕掛けを再度変更。乱にします。ベタ竿ならゴミも掛かり難くなります。鮎の反応は多いのに待てません。後半は何もできず終了。
 これは絶対駄目だ。後半の不甲斐なさに落胆して検量。諦めていたんですが上流域などは厳しかったようでボーダーが9匹!おぉ!なんとか残った!念願のブロック大会出場です。優勝は同じ鈴鹿のK藤さん。毎回シードを完璧に活かしての戦いは見事です。2位はG杯に続きまたまたS渡さん。いつもどこかで確実に掛けてくる。抜きんでた安定感ですね。壇上にはあつのパパさんも!ブロックは馬瀬川です。ちょっと遠いけど下見には行きたいなあ。


 今回良かったところ@決勝前半までは集中できたA待てた


 反省点@決勝中盤で崩れたリズムを戻せなかったA決勝ではコンディションのいい鮎が掛かり追いもきつくなっていて、下流の瀬流芯でも掛かっていたのに予選からの釣り方に拘ってしまいギアチェンジできなかった。根掛かりを期に少し下流へ動き仕掛けも変えて瀬を攻めるべきだった。


 今回は運よく残りましたが、これで駄目だったら本当に後悔する決勝になったと思います。大会でのタラレバは駄目ですが、ポイント、状況的には後半少なくとも2、3匹は取れる状況で1匹も取れなかったのは大反省。これができないと次のステップへ行っても結果は残せるはずもない。

まだ同エリアで大会が続くので画像は後日アップします。
 
もう少し前に立ちたい所をグッと我慢してこの石の向こう側へおとりが出るのを待った。浅い所から深い所へ入ると良く反応が出た。初めの我慢が出来て正解。 左立ち位置の正面側。ここも浅い所と深い所の境目駆け上がりで掛かった。
決勝 この辺りが一番いいかなと思いましたが、対面にも人が多く、潰しあいになるなと思い少しずらしたのが奏功した。 決勝の開始位置。泡の中や大き目の石横、小さな棚の肩ギリギリなどを狙った。
決勝立ち位置。ポテンシャル十分な所でした。それを100%生かせなかったのは反省。 表彰台に乗れました!長良川予選はメンバーが濃い!

 長良川郡上 6月18日 ダイワマスターズ長良川大和地区予選

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
大和地区 23匹 シマノ競FW H2.6 9.0 フロロ0.6−3.5m 無し ゴーセン感激PRO0.02
北越乱0.04-5m
フロロ0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.6-21cm 0cm 一角7.0-4本 フロロ1.0 オーナー白一体2号 オーナーチタン6mm