根尾川 9月20日

 心配された台風13号の影響は根尾川にはほとんど無く相変わらずの渇水です。前回の反省で今日はしっかり泳がせようと竿もスクデットを持って下流の瀬尻に立ちました。少し上で朝早くから護岸際から静かに釣っている方は入れ掛かり状態。それを見て焦ってしまいました。

 

 入れてすぐに掛かるも水中でバレ。その後の攻めが荒くなって全く野鮎に相手にされません。1匹目は開始1時間半も経とうとするころでした。すっかり前回の反省を生かすこともできず嫌になってきます。トロ瀬でも上手く泳がせられるわけもなく午前中は10匹程度。

 

 午後は結局竿をラシュランに戻して駐車前のトロ瀬で開始。対面で榎本さん入れ掛かり!50!この場をあきらめ下流へ。護岸沿いを探ると小気味よい当たりが続いて盛期のような入れ掛かり!やや小ぶりなもののまっ黄色ばかりです。瀬を釣り下るもたまに掛かるだけ。

 

 昨日良かったザラ瀬は人多くて近寄ることもできず。朝失敗した瀬尻付近では良く掛かっています。5時近くになり思い切って上の瀬まで移動。「HP見てますよ」と声を掛けてくれた河芸の釣り師さんが、「この辺り今入れ掛かりですよ!」とにこやかに教えてくれました。その方の上に入りド芯を探るも反応なし。少し手前を意識して探るとガガーンと掛かりました。20cmオーバーを2匹掛け、やや下がりながら手前を探ると小さい当たりで掛かった?と思うとおとりを引いて一瞬上に走ります。

デカイ?と竿を絞るとどえらい勢いで対岸へ走ります。対岸の方たちに絡みそうになり必死に耐えて体制を整え抜きに掛かりますが、浮きません。二度三度試みましたが抜けそうにないので諦め、寄せにかかります。しもの方が気前よく場所を空けてくれたので岸際まで寄せてなんとか掬いました。

 あとで測ると26.7cmありました。肩の張ったオスでしたが良く引きました。これで疲れて終了。この日は22匹でした。

 引き釣りでもゆっくり丁寧に引いて泳がせれば掛かる感触を得られたので次回はそれを意識してやってみたいです。


竿:シマノ スペシャルラシュランH2.5 9.0NE:競スクデットtype-R90NS 水中糸:複合メタル0.06(乱) ナイロン0.175(Zaito)
付糸:フロロ 0.25、0.3 20cm 鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm サカサ2号 ハリ:イニシア6.75、7.25-4本-1.2号、6.75-3本-1.0号

 
朝一はここでおとりを確保しようと目論みましたが失敗 前回よく掛かっていた辺り。石は綺麗です。
泳がせてみるものの上手くいきません。
右上の水中。比較的フラットで水通しはよく砂利も多い所です。
上からだと結構白っぽく見えます。
結構な混雑ですが、最盛期ほどではありませんでした。
周辺では泳がせに分がありました。
唯一入れ掛かったところ。護岸から1m内外で掛かります。
小型ですがまっ黄色の鮎ばかりでした。
5時前に上の瀬に移動し3匹目に掛かったのがこれ。2 6.7cmでした。
まったく抜けませんでした。