根尾川 8月31日
このところの雨で増水河川が多く、平水の根尾川は今回混雑が予想されます。4時起きで出発。朝焼けが出ていて天気は心配ないようです。6時過ぎには既に数名が竿出ししていました。濁りは無し。平水で水温もさほど冷たくありません。石色は前回より少し曇っています。今回もラシュランを担いで下流の瀬開きへ。左岸には2人。右岸はまだ空いていたので右岸瀬落ちから開始。ヘチから探っていくとぼつぼつ掛かります。 前回と同じように竿をなるべく鋭角にしてまっすぐ引いていき、反応があれば少し待つ。掛からなければ引き上げる。反応があった場合は2〜3回同じ筋を引き上げる。反応がない場合は50cm〜1mほど奥へ筋をずらして引き揚げます。なるべく竿角度が変わらないように自分が動きます。おとりが穂先より沖へ出てしまうと、最初の一泳ぎ目なら掛かりますが、その後は極端に追いが悪くなるようです。どうも少しでもおとりが底を切る(浮く)と反応が落ちる。 目印を水中糸(3.5m)の一番上に上げて竿先も水面から1〜2m程度に低くして底を引くように意識しました。試していませんが、おもりをうまく使っても掛かると思います。野鮎の反応は凄く多いです。しかし相変わらずケラレが多い。今回の針は一角の7.5号4本、ハリスはナイロン1.2号。溜めているときに身切れが2回、針に一度掛かってから外れてしまう底バレが10回以上、針に当たるが刺さらない(逆針が切れない)ケラレは20回以上。全部とは言わないまでもせめて3割位歩留まりを上げられないか。3割上がれば当然回転が良くなるので釣果は5割程度上がるはず。小さくて重い針が良いのか。オーナーの黒攻めを少し巻いたので次回はこれを試してみます。 さて釣り人はだんだん増えて9時頃には橋下流だけで50人以上!最も多い時は60人以上いました。 自分の立ち位置も段々と狭くなり10時頃には上下竿1本を切るほどに。こうなると鋭角に竿を構えて上下に動くこの釣り方は一気に不利になります。仕方なく11時には車の場所へ移動開始。戻りながらも探りますが人が歩きまわる所はさすがに渋い。人が多いとやや深い所や波立ちの下で掛かっているようでした。午前は28匹。
午後は上流瀬開きから開始。当たりが遠い。1時間半で午前中の場所に移動。空いていないのでしばし見学。やりたい瀬落ちの開きにやっと入ると連発。数匹掛かると止まるパターンが多い。反応はあるのに掛けられないのです。天然遡上の鮎は、1発目は激しく追いますが、見破られると見向きもされません。これを打破するにはおとりを動かして出会いを求める、又はおとりを頻繁に変えるようにする。人の間を移動しながら拾っていきますが結局最終までケラレに悩まされました。午後は20匹。合計48匹で良く掛りましたが、ちょっともやもやが残りました。釣れば釣るほど課題が増えてしまう。しかし面白い!
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