根尾川鮎釣り大会 7月19日、20日

 今年最後の大会は「第1回根尾川鮎釣り大会」です。前日に大会参戦は久しぶりの鮎心会 細尾さんと下見をしました。朝はAブロック予定の長瀬です。上流の瀬頭から左岸に廻って瀬をチェック。土曜は全体に良く掛かっていました。ここの見立ては@左岸チャラA上流の瀬左岸側中間B横山おとりさん休憩小屋前 次にCブロック予定の木知原駅前ですが、右岸の乗り入れが良く分らずパスしてBブロック予定の谷汲山大橋へ。ここは長瀬よりやや掛かりが遅い感じでした。ここなら@右岸分流の開き周辺チャラA左岸護岸の切れ目前 釣果はAで16匹、Bで14匹でした。Cブロックが当ったらぶっつけです。鮎は1618cm程度が多いですが、居着きは2023cmの大型が掛かってきます。チャラには天然遡上が掛かるサイズになって沢山います。初期の群れ鮎と違い、縄張り形成された鮎なのでこれを中心に攻めるのが良いかなと考えました。夜は川から10分の細尾さん宅にお邪魔し、斉藤名人にも作戦会議?に参加してもらい燃料補給も十分すぎるほど行って就寝。


 さて当日は朝5時に起こされると燃料補給過剰で頭がガンガンします。途中コンビニで「うこんの力」を飲んで会場入り。ドキドキの予選ブロック抽選は
A-19 各ブロック45名前後のようです。細尾さんとO原さんはともにCブロック。ACは車で移動です。Aではやな料理店の下でおとり配布、同時スタートです。ほとんどの選手が上流へ向かいます。deibuも上流ポイントへ向けて全速力の徒歩。第@希望、瀬から開く左岸チャラを狙える場所を確保。本筋脇に立って左岸を向いて釣ります。おとり配布同時スタートですが、息絶え絶えで暫く休憩。予定よりやや早い7時半頃スタートしました。ボーダーは込み10と予測。逆光で石色が見えません。昨日より若干水位は下がっています。開始20分で1匹目、替えて途端に根掛かりさせて暫く沈黙。9時前にやっと2匹目。また根掛かりで左岸へ移動。日を背にすると石色が良く分ります。ピカピカのところへ持って行くとギューンと1発の追いで掛かってきます。ピンポイントを狙って2匹目。3匹目は底バレ。あと4匹。段々と雑になってきてなかなか掛かりません。最初の位置に戻って今度は右岸を向いて本筋を狙います。作戦ではチャラで7匹までは取れると考えていたので、それから本筋狙いにしようと思っていましたが、他の選手の動きや掛かり具合からすると89匹辺りがボーダーの気配。あと2匹なんとか欲しい。で、勝負にでました。残り1時間を切っています。大石頭で糸を立てると1発で掛かります。良いおとりが取れてこれは頂き!と泳がすとまたも根掛かり!折角のポイントを潰しました。少し移動し必死で泳がせると10時半に待望の当たり!ギューンと走ってバレ。その後当たり無く10時40分に仕舞いました。検量では10匹以上の声も聞こえたのでこれは駄目かと思ったらなんとボーダー7匹!ですが同数6名で2名勝ち上がりです。抽選は割り箸にマジックが塗ってあれば当たりです。番号順に引くと1人目ハズレ、2人目ハズレ、これで5割の確率にUP!3番目に引くと当たり!運良く決勝参加です。残念ながら細尾さんは沈没、O原さんもCブロックで、同数くじ引きで敗退。


 決勝は漁協前に移動し12時前におとり配布順くじ引きです。各ブロック10名で計30名。
Aブロックからのくじ引きで前のお二人がなんと1番、2番、そしてdeibuは30番!0が余分じゃ!前回のバリバス決勝と同じ。今回は正真正銘の最後尾。決勝アリアの漁協前はトロ、瀬、トロ、瀬と単調な構成で、狙いはなんと言っても最初の瀬です。しかし一般の釣り人も多く、あと30人も入るといい所はありません。左岸チャラを見ると石はピカピカで跳ねる鮎も見えました。ここに決定。おとり缶が漬けてあるような所です。後ろでは細尾さんとO原さんが強力応援団となってくれています。くるぶしから深いところでもすねほどで石があちこち頭を出していて難しいところです。ほどなく1匹目、続いて2匹目出し掛かり!しかし竿下で上手に泳がないと掛かりません。最初の一泳ぎが肝心でこれを逃すと高水温ですぐにおとりが弱り根掛かりと悪循環に陥ります。メインの瀬では結構竿が曲がっています。鮎は沢山居るので集中して次を狙います。が、えらい勢いでやってきた車からおとり缶を出してきて近くでガチャガチャ。用意が出来たらそのチャラを突破してメインの瀬にまっしぐら!意外に腹は立ちませんでしたがペースは乱れてしまいました。その方、予選に出ていたような?まだ時間は十分有るし同じ場所で頑張ります。しかし2時間だと思っていた決勝は1時間半の勘違い。喧しいですがO原さんと細尾さんの応援のおかげも有り6匹釣ることが出来、込み8匹で決勝を終えました。トップは12匹が2名、次が109匹と続き、8匹が4名、シード権の付く5位の座を懸けてじゃんけん!はい負けました。上位は実力者ばかり。毎日攻め続けられている瀬を皆さん上手く釣っていました。ソリッドを最大限活用し瀬の中で泳がせています。掛けてからの取り込みも非常に早く正確でスムーズです。自分が同じポイントに入れていても同じだけ釣れていないと思います。瀬釣りの重要性を改めて痛感しました。しかし自分が入ったチャラでも10匹程度なら十分釣れるキャパシティのあるポイントでした。まだまだ覚えることは多いです。

 さて表彰式&抽選会ですが、第1回大会ということもあってか賞品も多数、炎天下の中、長時間待った甲斐があって手作りの高級タモをゲット!実り多い大会でした。今回はHP見てますよ!と結構声を掛けてもらいました。ありがとうございます。また気軽にメールくださいね!


今回の反省

  @前日の下見に固執し過ぎて当日の変化に対応するのが遅れた

   Aチャラでのおとりコントロールの未熟さを知った。おとり交換後の一泳ぎ目は特に集中すること

  Bチャラでは高水温でおとりの弱りが早く鼻を引かない釣りの難しさを感じた

C時間を間違えるような初歩的ミスは絶対無くすこと

Dくじ運が悪くても諦めず川全体を良く見ること

Eやはり基本であり王道の瀬釣りを練習すること

次回以降の釣りでは瀬釣りを練習したいと思います。

 
最初の立ち位置 チャラと言っても深いところはひざ下程度あります。上流向いて泳げばほぼ100%掛かります。 左岸側に移動して石色を確認しながらピンポイントで縄張り鮎を
狙いました。前の選手は本筋を狙っています。
勝負に出た場所。下見のときに入れ掛かった場所ですが、大会時は人が通ったりしてイマイチでした。上手に泳いでいるように演出しないと掛かりません。引いていても頭の上にオバセを取って一瞬でも泳がせられると良いですが、これが難しい。 上流側の瀬を望む。瀬では掛ける人、掛けない人が居ました。
技量の差が出ます。
下流側を望む。左岸寄りには沢山の天然鮎が居ました。
普段でも狙い目ですよ。
予選は希望のAブロックをゲット!しかし決勝では30人中30番!
決勝のおとり配布を待ちます。前には29人のツワモノが! 決勝で戦った場所。印辺りに遡上鮎が沢山います。優勝選手は@、同数2位の選手はA、3位の選手はB辺りを終始攻めていました。
特に@、Bは自分が入っていても同じだけ掛けれないと思います。
抽選会は多数の賞品で盛り上がりました。賞品にはお米30kgも! 手作りタモ。「万久」さんは有名な工房だそうです。
網も1〜1.5mmの高級品です。叔父にプレゼント!
一番盛り上がった37型テレビのじゃんけん大会!勝ったのは?ん?ひょっとしてCOMさんでは?